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石炭の産出量と貿易量

 どうもこんばんはライネです。

 今日は石炭の産出量・貿易量について見てみましょう。

石炭の産出・貿易

 中国の産出量が突出していますね。
 さらに中国は日本に次ぐ輸入国でもあるので、石炭を大量に使っていることが解ります。
 産出量2位のインドも輸入国です。

 このふたつの国は、人口が多いことや、これからの経済成長が見込める国などの
 共通点があるというのも、なかなか面白い結果だと思います。
 
 どうやらこれには、石炭の値段が関連していて、
 石炭は値段に対するエネルギー量で言えば、かなり良い資源なのだそうです。
 ということで、多くのエネルギーを使う国では石炭の使用量も増えるという結果になります。
   


 産出量3位のアメリカは、貿易には登場しませんが、実は埋蔵量で言えばぶっちぎりの1位のようです。
 世界の石炭の約1/4はアメリカに眠っているらしく、2位の中国とは2倍近い差をつけています。
 貿易に登場しないと言うことは、かなり多くの量を自分で使っているというわけで、
 アメリカもやはりエネルギーをたくさん消費する国だと言うことが解ります。

 
 ちなみに石炭の埋蔵量というのは、約4000億トンあるそうです。
 世界で1年間に産出される量が約55億トン程度なので、
 70年から100年程度は現在のまま掘りつづけても無くならないというわけです。

 けれども昨日も説明した通り、使い切ってしまえば新しく作ることが難しい資源なので、
 今のうちに考えはじめなければ手遅れになるかもしれません。



 そして産出量4位のオーストラリア。
 この国が世界に流通する石炭の1/3を賄っているというからすごい話です。

 産出量上位3カ国は基本的に自分で使うために産出していたわけですが、
 オーストラリアは産出した石炭のほとんどを輸出しています。

 その輸出先のうち約50%は日本ですので、私が使っている電力などは、
 オーストラリアからやってきた石炭などで作られているのかもしれません。 

日本書紀と石炭

 どうもこんばんはライネです。
 とうとう本格的な夏がやってきてしまったようです・・・。
 
 四季の変化はとても面白いとは思いますが、夏も冬も極端すぎて、
 季節の変わり目は身体がだるくなります。


 さて、石炭の話に戻りましょう。
 一般財団法人 石炭エネルギーセンターさんのサイトを見ますと、
 石炭そのものは、どうやら石器時代から使われてきたと考えられているようです。

 どちらにしてもほぼ確実に2,000~3,000年前くらいには、使われていたことは確かで、
 日本では「正史」、つまり正しい歴史を記した最も古い文献である「日本書紀」というものの中に
 「石炭(燃える土)を天皇に献上しましたと」いう記述があるそうです。


 ※以下、少し脱線。
 正史として扱われないけれど、より古い歴史書として「古事記(こじき)」というものがあります。
 日本書紀は最初から国(実際には天皇)が命令して作らせた、いわば国定の歴史書なのに対し、
 古事記は一般人(とはいえ立派な立場のある人)が作ったものを、国(天皇)に献上したものです。

 ただし、古事記の中には「ちゃんとした歴史書があればいいのになあ」的な事を
 天皇が言ったからつくったんだけどね。という一文があるらしいので、
 正史かどうかの線引きは難しいところのようです。



 日本書紀が作られたのが西暦720年で、この文章自体は西暦590年頃と言われますので、
 相当古くから石炭そのものについては使われていたのでしょう。



 けれども、石炭が大規模に使われるようになったのは、
 だいたい18世紀頃、いまから300年くらい前なのだそうです。

 このころはまさしく産業革命の起きていた時代でありまして、それまで以上に機械の必要性が増しました。
 機械の材料は鉄なので、鉄を作る「製鉄業」が発達したわけです。


 で、石炭が使われるようになるまでは、エネルギーに木炭を使っていたらしいのですが、
 どんどんと成長する製鉄業に対して木炭の原材料である木材そのものが足りなくなってしまったそうです。
 そこで、木材に変わる新たなエネルギーとして登場したのが石炭というわけです。

鉄鉱石から鉄を取り出す方法

 どうもこんばんはライネです。

 今日は鉄の作り方について見ていきましょう。
 鉄の原材料となるものは「鉄鉱石」というものです。

 鉄鉱石と一言に言っても色々な種類があるのですが、
 おおよそ共通する部分は、「酸化鉄」という酸素を含んだ鉄であるということです。


 酸化鉄については、大分前の話になりますが、地球のでき方を調べたときに一度登場しました。

 ざっくりと言えば、地球において鉄は今も昔も非常に多く存在している物質です。
 けれども大昔の地球には酸素が空気中にほとんどなく、酸素を吐き出すバクテリアの登場によって、
 酸素が空気中や海水中に増えていったわけです。
 この酸素と鉄がまじりあったものが酸化鉄というわけです。

 これによって、石炭が古期造山帯の周囲に見られるように、
 鉄鉱石も酸素が空気中や海水中に増えた頃、つまり先カンブリア時代に陸地となった地域、
 具体的に言えば安定陸塊で多く採掘されるというわけです。
 


 この鉄鉱石から酸素を抜き出して鉄をつくるわけですが、
 細かい部分はさておき、その方法は「高炉(こうろ)」もしくは「溶鉱炉(ようこうろ)」
 と呼ばれるところに入れて、高温で熱されます。
 
 
 この時に、一緒に「コークス」つまり酸素の無い状態で焼いた石炭も一緒に入れることで、
 鉄鉱石の中にある酸素がコークスの中の炭素の方に浮気するそうです。
 この酸素の浮気のことを「還元(かんげん)」と言うそうです。
 
 そうして不純物が取り除かれた鉄はドロドロに解けるそうです。
 この段階の鉄を「銑鉄(せんてつ)」というそうです。

石油って何だろう


 どうもこんばんはライネです。

 今日は午後から雨が降りそうな天気の中、先生のお友達のトカゲさんの車で、
 再び、飯能さわらびの湯まで行ってきました。
 途中から大雨が降りだしましたが、そんな中で温泉に入るのもまた一興でした。


 さて、今日は石炭の次にエネルギーの主役となった石油のお話しです。
 以前、新期造山帯と石油の関係を説明した時にも少しだけ触れたのですが、
 石油は現在でも何からできているのか、イマイチ解っていない資源なのだそうです。

 ただ、昔の生物の死体などから変化してきたのではないかというのが、一番有力な説明なのだそうです。
 そしてその説を信じるとして、石油や石炭のように、古い時代に生きていた生物の体などが
 変形(化石化)したものからなる資源を、「化石燃料(かせきねんりょう)」と呼んでいます。


 石油という言葉は、少し扱いが難しく、
 地面から取ったままの物から少し不純物を取り除いたものを「原油(げんゆ)」と言います。
 また、原油を一度蒸発させたものを冷やしていく過程で、様々な名前に変わるようです。

 どうやら、原油に手を入れて作られた様々な名前で呼ばれるものの総称を石油と呼ぶようです。
 ちなみに、様々な名前というのは、灯油や重油、ガソリン、アスファルト、
 そして天然ガスも広い意味では石油なのだそうです。


 明日はこれらの違いについてもう少し詳しく見て行きましょう。

原油から重油を取り出す方法


 どうもこんばんはライネです。
 今日は様々な形をとる石油について見ていきましょう。


 まず、昨日も説明した通り、取れたてほやほやの状況から、ざっくり不純物を取り除いたものを
 「原油(げんゆ)」といいます。
 これを様々な形に変えるわけですが、この工程は非常に複雑なので、
 海水で例えてみましょう。


 実際には海水にもまたいろいろ混ざっているので、ここでは単純な塩水として考えます。
 塩水、つまり水の中に塩が混ざったものを、水と塩に分けるにはどうすればよいでしょうか?


 答えは単純で、塩水を熱すればいいわけです。
 塩と水は気体になる温度が違っていて、水は約100度、塩は1413度と大きな違いがあります。
 なので、塩水を温めると、水だけが蒸発して水蒸気になります。

蒸留
 もし、塩だけが欲しいならば、フタを外してしまえば水だけが出ていくので、
 形としてはフライパンでも、ヤカンでもなんでも良くなります。

 けれども、分離した水も欲しいならば、図のようにしっかり密封しておいて、
 水蒸気を別の器にうつせば完成です。


 基本的にはこれによく似た手段で原油をいろいろな形に変えているそうです。
 原油からいろいろな姿となる石油を取り出す方法を「製油」、もしくは「石油精製」
 また塩水も含めて、蒸発させて元のものから様々なものを取り除くことを「蒸留(じょうりゅう)」
 と、呼んでいるそうです。


 具体的に取れるものですが、まずは「重油(じゅうゆ)」というものがあります。
 これは普通に原油を蒸留した場合、一番最後に残る物で、塩水で言えば塩側になります。
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
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合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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