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成長するヒマラヤ山脈

 好きな飲み物は、ヨーグルトです。
 こんばんはライネです。

 今月もあと一週間ですね。
 なんだかスーパーではカボチャの装飾が多いです。
 ハロウィンという、冥界と繋がる日と収穫祭を合わせたお祭りらしいです。

 あちらの世界でも収穫祭はあったのですが、
 さすがに冥界と繋がる日が一緒になることはなかったですね。
 強いて言えば日本のお盆のように、御先祖様が帰ってくる日というか、
 御先祖様に感謝するような日はありました。

 私は突然行方不明になったものと扱われているのかも知れないと思うと、
 少し心配している両親に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。
 帰りたいという訳でも、帰りたくないという訳でもないのですが、
 とりあえず一言近況報告をしたいなとは思います。


 さて、気分を変えて今日のテーマもプレートテクトニクスについてです。
 前々回まで、広がる境界の話をしていたのですが、少し考えて見てください。

 たとえば、本でいっぱいになっている本棚という限りある場所で、
 無理やり本と本の間を広げてみると、どうなるでしょうか。
 ものすごい力を掛ければ本棚が壊れてしまいますよね。

 先生の書庫もこんな感じでして、限界まで本が入っているので、
 木製の棚が広がってしまって、ちょっとさわると1段まるごと落ちてしまいます。


 このように無理やり新しい本を入れた状況がまさに広がる境界です。
 ですが、さすがに地球は壊れません。
 そのかわり、本と本がものすごい力で圧縮されてしまったり、
 本が棚の中にめり込んでしまったりするのです。

本棚

 その中でも今日は、本と本が圧縮されてしまった事例をお話ししましょう。
 こちらは、大陸と大陸がぶつかるケースです。
 
大陸の衝突

 ぶつかったら止まればいいと思うのですが、なんと止まりません。
 それこそぶつかった大陸を突き破る勢いで、永遠にぶつかり続けるのです。

 その結果、どうなるかというと、大陸の端と端が押しつぶされて、山脈がつくられます。
 しかもこの山脈はどんどんと高くなっていくそうです。
 こちらの世界で一番高いヒマラヤ山脈などはこうやってつくられたと書かれていました。

ヒマラヤ山脈

 このような山脈を「褶曲山脈」と呼ぶそうです。
 私が勉強した日本語には無かったので、褶曲という言葉を調べてみると、
 「平らな地層が横から押されてしわを作り、山や谷ができること」とありました。
 なるほど、地層ごとぐにゃっとまがって山がつくられるのですね。

 わかりやすく言えば、本を左右から強く押すと、ぐねぐねっとまがる様子のことです。
 明日はこの続きで、本が本棚の中にめり込んでしまうケースをお話します。

海が終わるところ?

 こんばんは、ライネです。

 さて、今日は昨日の続きで、海底と大陸が衝突した時の話です。


 科博日記7日目でも書いた通り、海底と大陸では海底のほうが密度が高いそうです。
 両方がマントルの上に浮いていると考えた場合、二つが衝突すると、
 必ず海底は大陸の下に潜り込もうとします。

海底の沈み込み

 潜り込むとは言っても、素直にするっと行くわけではなく、
 大陸にぶつかってから潜り込むそうなので、
 少しだけ大陸の端っこを巻き込んでいくらしいのです。

海底の沈み込み2

 この時にできる、へこみを「海溝」と呼んでいるそうです。
 また、ついでに海溝の周辺には、大陸の端っこを巻き込んだ結果、
 「弧状列島(島弧)」や「縁海」などの地形をつくることもあるとのことです。

海溝周辺

 ちなみに、色々と調べたのですが、そのあと海底(だったもの)は、
 大陸の下にずっといるのではなく、マントルの奥の方に沈み込んでしまうそうです。

 要するに、海嶺でマントルから湧き出した海底は、
 大陸とぶつかって再び地球内部に帰っていくということです。

海底の一生

 正直なところ、この辺から先の事はどんな本を読んでも、あやふやに書かれています。
 詳しいことはあまり解っていないというのが現状のようです。

 一応、今の所、わりと納得できる考え方としては、
 大陸の下に潜り込むだけじゃなく、海底がマントルの奥に沈み込んでしまう理由は、
 「まるでテーブルの端っこに置いた紙が、ひらりと落ちるように重力によって沈んでいく」
 というものだそうです。
 
 調べれば調べるほど、良く解らなくなってきてしまうのですが、
 「海底の沈み込みの理由は、海嶺で生まれたての海底はまだ温かく、
 それが時間をかけて移動して大陸にぶつかるころに、冷えきって重くなるから沈む」
 と言われているようです。

 
 ここからは、私個人の感覚というか、まったくの想像ですが、
 海底が暖かいとか冷えているというのは、沈み込む直接の原因では無い気がします。
 海底は大陸にぶつかって、沈むきっかけを得た。
 海嶺からの距離が遠いほど、冷えて密度が高いので、重力にしたがって良く沈む。
 こんな感じになっているのではないでしょうか?


 実は私のいた世界は、まだわからないことにぶつかった場合、
 人によって程度は異なるのですが、大抵は「神様がそうやってるんだからしょうがないじゃない」
 という逃げ道が用意されていました。

 特に何でも知っているというプライドのある立場にいる人ほど、
 わからないことを「わからない」と言うのはいけないことのように考えてしまうようです。

 でも、私の師匠にあたる人は、
 「わからないけれど、とりあえず神様のせいじゃなくて、それは無知な自分の責任」
 と、講義中にも関わらず、頭を下げて謝ってくれたものです。

 人に何かを伝える仕事をするうえで、私も無責任に自分の理論を言うのはやめます。
 なので…


 いろいろ調べたのですが、よく解りませんでした!!
 ごめんなさい!!

日常がすれちがう瞬間

 日常とは、なんなのだろう。
 こと私に関して言えば、この1年間は日常が大きく様変わりした。

 夜明けとともに皆起きだし、畑仕事を手伝う。
 太陽が高くなる頃に学校に行き、世界について語り合い、研究する。
 家に帰り、近所の子供に基礎的な読み書きや世界について教える。
 日が暮れると、読書などゆっくりと自分の時間を過ごしてから眠る。

 それが今は、大体5時ごろに起きてまったり家事をこなす。
 お昼前には全て終わり、ゲームをしたり、読書をしたり、テレビを見たり、昼寝をしたり、
 世界について調べたりして、先生が帰ってくると、一日のことをいろいろ話しあう。
 普通なら夜の8時くらいでもう眠いけれど、昼寝をすることで、大体11時くらいまでは大丈夫。
 その間にブログを書いたり、ゲームの続きをしたりする。

 きっと「日常」は、その人にとっての「日常」なのだと思う。
 どんなに変に見えるような日常でも、その人が日常だと思えば、日常なのだ。
 そして、皆少しづつ異なる日常を送っているのだろう。
 人づきあいというものは、ほんの一瞬だけ、他人と「日常」を共有することなのだろう。

 こんばんは、ライネです。
 結論をまとめると、みおちゃんのツッコミが好きだということです。
 「日常」最新刊を読みましたが、いつも通りでした。
 
 正しくはいつも通りの「日常」でした。
 日常の面白いところは、いろいろな人の日常が実は同時進行していて、
 コマの外側では、漫画の流れで言えば先の内容や後の内容が起きているということ。
 そして、ほんの少しだけその内容が他の人の日常の中でも見ることができるということですね。


 解りやすいところを最新8巻の内容で言うと、
 ・日常の126(コミックスでは5ページ目)の1コマ目
  ⇒黒板に中之条君と安中さんの名前が並んでいます。

 ・日常の133(コミックスでは82ページ目)の最後のコマ
  ⇒「このふたりが付き合っているという噂が流れるのは、また別の話である」

 ・日常の137(コミックスでは97ページから)
  ⇒「別の話」そのもの。

  
 こういう細かいところが面白いです。
  

 では、今日の内容に行きましょう。
 昨日は、海と大陸が衝突するところと説明しましたが、正確には、海と海が衝突しても、
 あれと同じものが生じるようです。

 というわけで、プレートテクトニクスで説明できるいろいろな地形を簡単にまとめると、

広がる境界(発散型境界)
  ・大陸で見られる場合 …地溝(アフリカ大地溝帯など)
  ・海底で見られる場合 …海嶺(大西洋中海嶺など)
 ※大陸で見られるものも最終的には海底になってしまうので、この二つは本質的には同じもの。


狭まる境界(収束型境界)
  ・大陸同士の収束 …褶曲山脈(ヒマラヤ山脈など)
  ・海底同士の収束 …海溝(日本海溝など)、弧状列島(日本列島など)、縁海(日本海など)
 ※大陸同士は収束し続ける、海底同士はより密度の高いほうが下に潜り込む。
 ※大陸と海底の収束は海底同士の収束と同じ。
 

 ということになります。
 めでたしめでたし…


 と、思ったらもうひとつ境界がありました。
 それが「ずれる境界」であります。

 「広がる境界」と「狭まる境界」は、この前の本棚理論で説明ができますが、
 この「ずれる境界」は、ちょっとややこしいものです。
 ということで、図にしてみましょう。

ずれる境界

 こんな感じですね。
 「ずれる」というのは、境界面が逆方向に進みあっているということだそうです。
 ここで見られるような裂け目を横ずれ断層と呼ぶのだとか。
 
 図からも解る通り、これは広がる境界とセットで見ることができます。
 なので、広がる境界がたくさん見られる大西洋中央海嶺を中心とした場所でたくさん見られます。

横ずれ断層

 この図の横向きの縞々は全部、横ずれ断層だそうです。
 以上で、プレートテクトニクスで説明することのできるいろいろな地形についての話は終了です。

 また明日。

地球の内側について

 先生の休日に合わせていると、気が付けばゴロゴロして日が暮れていきます。
 けれどもこの雨なので、いいよね!
 こんにちはライネです。

 プレートテクトニクスによって作られる色々な地形については終わりです。
 ということで、今日はプレートテクトニクス理論についてもうちょっと詳しくまとめます。

 まずはプレートテクトニクスってそもそも何?
 という基本的なお話。
 
 この言葉を分解すると「プレート」の「テクトニクス」になります。
 テクトニクスという言葉を調べると、

 地質学において、地球や地球以外の惑星の主に岩石圏の動きのこと
  Wikipedia 「テクトニクス

 とのことでした。

 ところがこの意味をそのまま採用してしまうと、少しめんどくさいことになるので、
 異世界人ならではの解釈として「惑星内部の動き」のことをテクトニクスと呼んだ方が、
 都合がよさそうです。
 

 何故都合が悪いのかというと、「主に岩石圏の」という部分がひっかかるのです。
 まあ、そのへんに関しては後でまとめてお話しましょう。


 次にプレートとは何かという前に、地球の内部構造について簡単に紹介します。
 ちなみに、いろいろな本を読んでいて、特に入門書に共通して書かれていたのが、
 地球は大きなゆで卵であるという説明です。
 確かに外側から、「殻、白身、黄身」と並んでいるのは良く似てますね。
 
内部構造

 まず、私たちが生活しているのは地球の一番外側にある、「地殻」という部分です。
 この地殻に、これまで説明してきた大陸や海底が含まれます。 

 そしてプレートテクトニクスでもおなじみの「マントル」がその内側にあります。
 このマントルは言ってみればものすごく高温の石の塊です。
 物としてはほとんど地殻と同じものだと考えられているようです。
 一応は固体なのですが、どういうわけかゆっくりと動いているそうです。

 最後に一番中心部にあるのが「核」です。
 こちらは鉄の塊だそうで、中心部分は太陽のような熱を持っているとされています。
 ちなみに、核は固体の内核のまわりに、液体の外核があるそうです。

 普通に考えると、より熱そうな内核のほうが液体になっている気がしますが、
 考え方としては逆で、普通は全部液体だけれど、内側に行くほど強烈な圧力によって、
 むしろ個体になってしまうそうです
 
 核まで行ってしまうと、ほとんど私の生活には関係ないかなと思ったのですが、
 この液体の金属が動いていることで電気が発生し、地磁気が発生するそうです。
 そう思うと、ものすごく関係してますね。


 また、地殻とマントルの上の方を合わせて「岩石圏(リソスフェア)」と呼ぶそうです。
 ところがこの岩石圏にはヒビが入っています。
 まるで本当にゆで卵のようにいくつもの欠片に分かれているようです。
 この欠片のことを「プレート」と呼んでいるのです。

800px-Plates_tect2_ja_svg.jpg

 さて、前述の不都合な部分、お分かり頂けたでしょうか?
 「岩石圏」が「プレート」の集合体なので、そのままだと、
 プレートテクトニクスは、「プレートの、プレートの動き方」になってしまうのです。

 本当はこのためだけに意味を変えたわけではありません。
 実は「プルームテクトニクス」と呼ばれる、マントルの動き方を説明する考え方があります。

 マントル上層部もプレートの一部なので、部分的には合っているのですが、ここはさっぱり、
 テクトニクス = 「(地球内部の特定の場所の)動き方」
 ということにしたほうが、わかりやすいですよね。

プルームテクトニクス

 科博に行った日に、先生の友達さんから地理に関する漫画を教わったのですが、
 今日、ブックオフで見かけたのでつい買ってきてしまいました。
 
 実は漫画に限らず、本を買うときには、少々難しい問題があるのです。
 先生のものすごい蔵書を考えると、もうすでに持っている可能性があるのです。

 今回も先生に連絡しようかとも思ったのですが、
 友達さんからこの情報を聞いた時に「タイトルは知ってるけれど、持っていない」
 とか言ってた気がしたので、思い切って購入した次第です。
 
 
 購入したのは「高杉さん家のおべんとう」(柳原望 メディアファクトリー発行)。
 地理もそうなのですが、なんというか共感できすぎて恥ずかしくなりました。
 たぶんこれは、私と久留里ちゃんの状況がとても良く似ているからだと思います。
 
 私は初日からずぶずぶと情報収集というか、コミュニケーションを図ったので、
 その辺はあまり似ていないのですが、興味があること(私は地球ですが、彼女は料理)
 に関して集中して調べつくすという所はとても良く似ていると思いました。
 
 タイトルからも解るようにこの漫画のテーマは料理ですが、サブテーマは地理学と同居物です。
 とはいえ、このブログのように地理を前面に押し出しているのではなく、
 少なくとも私が買った2巻の時点ではエッセンス程度ですね。

 私としては漫画に対して、ものすごく自由で手が付けやすくて、教養も得られる(ものも多い)
 という感覚をもっているので、地球(地理)に関する本も結構多いのではと思っていたのですが、
 探してみると意外と少ないようです。

 農業とか工業みたいにひとつの分野に絞ればたくさんあるらしいのですが、
 全体で地球(地理)を描いた作品はなさそうです。残念。
 まあ、地理というジャンルそのものが物凄く「まと」が広いので、ひとつにまとめるのが、
 ものすごく難しいのが原因だとおもいます。

 ついでに言うと、先生が言うには地理は最近あんまり重要視されていないらしいです。
 これも「まと」が広すぎるのが原因じゃないかと思います。
 私のように、この世界について何も知らない人間からすればすごく新鮮なのですが、
 広すぎてあまり新鮮味を感じにくいジャンルなのかもしれませんね。

 というわけで、あまり新鮮ではないけれど地理がテーマのGeographico!
 今日もはじまります。
 こんばんは、ライネです。


 今日は前回ちょこっと登場した「プルームテクトニクス」についてです。
 「プルーム」とはマントルの流れのことを指す言葉だそうです。
 
内部構造

 この図を見てもわかるように、マントルは地球の内側3000kmほどの範囲にあります。
 マントルはゆっくりと動いているらしいのですが、詳しい動き方については、
 まだまだ良く解っていないことも多いそうです。

 なので、私にもわかる部分を簡単に説明したいと思います。
 といってももうすでに、過去の記事の中に登場してしまっているのですが、
 マントルの動きは「上向きの流れ」と「下向きの流れ」のふたつがあるそうです。
 
 ホットプルーム

 「上向きの流れ」(ホットプルーム)
 こちらは物凄く熱い核によって暖められたマントルが、上昇しているということです。
 まるで、お鍋に水を入れて煮立たせた感じに近いですね。
 そのまま上昇して地表に達してしまった場合、激しい火山ができてしまうのですが、
 この上昇はどうやら、ある一定の深さ(大体670kmくらい)で一時停止してしまうそうです。


海底の沈み込み

 「下向きの流れ」(コールドプルーム)
 これは、誤解を恐れずに言えば、元海底だったものです。
 もう少し正確に言えば、元海底のすぐしたにあったマントルと言えるかもしれません。
 他のマントルに比べて、長く核から一番遠い部分にあったため、温度が低いらしく、
 大陸や他の海底にぶつかることで、「海溝」からずるずると地球の奥深くに下降していきます。
 じつはこちらも、そのまま核近くまで下降してしまうことはなく、ある一定の深さ(670kmくらい)
 で、一時停止するそうです。


 さて、まずはどうして一時停止するのかという問題ですが、
 簡単に言えば、内核が固体で外核が液体であることに似た現象がおこるからだそうです。
 詳しい話はまた明日。
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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