FC2ブログ

ヴァルナとジャーティ


 どうもこんばんはライネです。
 さて、今日はヒンドゥー教(バラモン教)の身分制度についての話の続きです。


 生まれたときから身分が決まっていると説明しましたが、
 このような身分制度を「ヴァルナ」と言うそうです。

 その身分で一生を懸命に過ごし、自分の役割を全うすれば、
 来世でひとつ上の身分に生まれ変われる、もしくは輪廻から脱出できるというわけです。
 そして身分ごとの仕事がはっきり区別されていったようです。

 基本的にはヴァルナの最高位である「バラモン」はヒンドゥー教の司祭。
 2番目の「クシャトリア」は王族、そして軍人。
 3番目の「ヴァイシャ」は商業などを行う一般人。
 そして一番下の「シュードラ」は主に農業、工業などの大変な仕事を行うとなったようです。


 また、これらの仕事はさらに細分化されて、「ジャーティ」と呼ばれる集団も作ったそうです。
 これはざっくり言ってしまえば、「家業が加盟しているグループ」ようなもので、
 例えば、家業が床屋な家が加盟している床屋ジャーティというようなものがあって、
 この家に生まれたら床屋ジャーティに加えられ、将来的には床屋になる。
 というようなものなのだそうです。

 一応、完全に職業が決まっているかというとそういう訳でもなく、
 床屋ジャーティに入っていても、他の仕事についても良いようなのですが、
 家業を継ぐのが基本という考え方は分からなくもありません。


 ちなみに、現在インドには2000~3000のジャーティがあるらしいのですが、
 今となってはジャーティの存在しない仕事も増えたそうです。

 例えば、プログラムを組んだりする仕事は昔にはなかったわけです。
 こういう仕事は能力さえあればどんなジャーティからでもなれるので、
 インドのIT関係はかなり有能な人材がそろっていると聞きました。


 なお、ヴァルナとジャーティをひとまとめにして「カースト制度」と呼んでいるそうです。
 ただしこれは、現地の呼び名ではなく、後に外から見て付けられた名前なのでご注意ください。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

つぶやき
のべ閲覧者
姉妹サイトへ
Geographico+

地理の問題集ブログ。
難易度は大学入試くらい?
(諸般の都合で開店休業中)



Geographic@!
もうひとつのGeographico!
楽しく学べる地理小説?
地理の質問募集中

名前:
メール:
件名:
本文:

ラグナロクオンライン
海外いろは
海外赴任・留学・出張の総合情報サイト - JCMの「海外いろは」 海外赴任の総合情報サイトです。海外赴任時の出発までの準備、現地での生活、子供の教育、そして日本への帰国に至るまでの情報を掲載しています。また、海外留学・海外出張に関する情報も掲載しています。
管理用
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カレンダー
08 | 2020/09 | 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
ページワープ機能

Designed by 石津 花

最新コメント
最新トラックバック