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ウンウントリウム(Uut)からウンウンオクチウム(Uuo)まで

 どうもこんばんはライネです。
 長かった元素の紹介も今日で終わりです。

 細々としたまとめはもう少し続く予定ですが、
 ひとまず、全118元素を全て押さえることになります。
 では現在発見されている(と、言われている)7周目の典型元素を見て行きましょう。

周期表α


 そして出端をくじくように登場するのがウンウントリウムです。
 以前、元素の不思議展を見に行った時の記事でもまとめましたが、
 この、ウンウンから始まる元素たちはいわば、
 「何らかの都合で世界的な認定がまだ行われていない」元素です。

未命名の元素

 そういう元素には、原子番号にちなんでこのようなルールで名前が付けられるわけです。
 ちなみに最後には「ium(イウム)」がつながりますので、ウンウントリウムの場合は、
 「ウン(1)、ウン(1)、トリ(3)、イウム」という分け方ができるわけです。
  ※Un/Un/Tri/iumでiが2個つながらないように一個取れています。

 現在発見されている最大の元素は118番ですので、
 よっぽど急速に新元素発見技術が早まり、さらに物理的に新元素がどこまでも作れない限り、
 おそらく人の文明があるうちに、頭がビで始まる新元素はできないと思います。

 なお、ウンウントリウムはロシア・アメリカ合同チームによって、
 一度発見されたらしいのですが、この時には名前を付ける程の認定がされておらず、
 その後、日本の研究チームが作りだしています。
 日本の研究チームはさらにおととしにもウンウントリウムを作り、再現性アリということで、
 初めて日本が見つけた元素として名前を付ける権利があるのではと言われているようです。


 ちなみに、時間とお金をこれでもかと使えるならば、技術的にはもっと作れるようですが、
 このくらいの新元素を作るには、だいたい億単位のお金がかかるのだそうです。
 しかも作れても目に見えない原子が1個できて、すぐに消えてしまいます。
 ものすごく高価な見えない花火と言った具合でしょうか。
 化学の進歩のためとはいえ、作ったところで基本的にもらえる物は名誉だけなので、
 どこからお金を引っ張ってくるかという極めて現実的な問題があるようです。

 とはいえその名誉は今の所解っている範囲では、全宇宙の歴史的にも118個しかありません。
 もしあなたが、気前よくぽーんっと、100億円くらい捨てられるような大富豪だったら、
 アメリカかドイツかロシアか日本の研究所に寄付して、
 ウンウンエンニウムの名付け親になってみるのはいかがでしょうか。
 たぶん死後数千年くらいは化学の教科書に名前が載ると思いますよ。
 ついでに、私にアドバイス料として1万円くらい頂けると幸いです。
  ※新元素の命名基準に存命中の人は付けない基本方針があるので、
   戒名的な扱いになるでしょうし、パトロンの名前が付くのかは知りませんが・・・



 続いて、フレロビウムです。
 この元素はウンウントリウムより後の元素ですがすでに名前がついています。
 とはいえ、名前が付けられたのは2012年のことなので、つい最近ですね。
 もしかすると本によってはまだ、
 114番元素、つまりウンウンクアジウムという名前で呼ばれているかもしれません。



 115番元素は再び、未認定のウンウンペンチウムです。
 ウンウントリウム(113番)を発見したロシア・アメリカ合同チームによって見つけられたと
 言われています。
 と、いうよりウンウンペンチウム(115番)を作ったら、
 放射線を出してウンウントリウム(113番)になったので、
 ウンウントリウム(113番)はおまけのようなものなのかもしれません。
 おまけだったら日本に名前付けさせてもらえませんかね…



 116番元素にはリバモリウムという名前が付けられています。
 こちらも114番フレロビウムと同じように2012年に認定されたものなので、
 それまではウンウンヘキシウムと呼ばれていました。
 なお、これが認定されている最後の元素です。
 
 もうお気づきかもしれませんが、現時点でウランよりも重たい元素は
 シーボーグさんのいた「アメリカのカリフォルニア大学バークレー校」
 現在は「ローレンス・バークレー国立研究所」、ドイツの「重イオン研究所(GSI)」、
 そして、ロシアの「ドブナ原子核共同研究所」の3つの研究所でしか作られていません。
  ※今後、ここに日本の「理化学研究所」が混ざるかもしれませんが。



 117番元素はウンウンセプチウムです。
 この元素は2009年に作られたとされている、認定されれば最も新しい元素です。
 なので、本によってはそもそも「未発見」とされているかもしれません。

 なお、周期表を見ればわかりますが、これはハロゲンになります。
 ハロゲンはフッ素(Fluorine・フローリン)、塩素(Chlorine・クローリン)、
 臭素(Bromine・ブローミン)、ヨウ素(Iodine・アイオダイン)、アスタチン(Astatine)
 と、最後が「ine」で終わるというパターンで名前が付けられています。
 ただ、順番的にはこの元素は半金属になるはずなので、名前が付けられるとすると、
 「~ium(イウム)」になるのではないかと言われています。



 やってきました最後の元素118番、ウンウンオクチウムです。
 最後の元素ですが、発見は2002年とウンウントリウム(113番)よりも早いそうです。
 まだ認定されていないもの、この元素は今の所最後の希ガスでもあります。
 都合の良いことに、9周目の元素はまだ1つも認定どころか見つかっていないと言う訳です。



 119番目ウンウンエンニウム以降は見つかってはいないものの、
 見つけようという試みは各所で行われています。
 119番でも似たような事例はおこりますが、121番元素が見つかってしまうと、
 ちょっと面倒なことになります。
 周期表に初めて「ウンビウニロイド族(仮)」、つまりgブロック元素が登場するのです。
 今は、長さの都合上、ランタノイドとアクチノイドが独立していますが、これはfブロック元素ですので、
 それよりもまたさらに独立した元素が登場することになるわけです。
 そもそも、作る計画すらあるのか解りませんが・・・
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合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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