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ハーバー・ボッシュ法とは


 どうもこんばんはライネです。
 さて、今日は漫画の話をしつつ、窒素の利用について見て行こうと思います。
 参考文献は「ドリフターズ」と「もやしもん」です。

 ドリフターズは完全フィクションで、魔法もアリな世界観ではありますが、
 その中で織田信長は死体と排泄物を集めて火薬の原料としました。

 この件について、もやしもんの中でも排泄物は爆弾の原料になるという話がありますが、
 どうやらその中でポイントになるのが窒素の様です。


 実は想像するとなかなか苦しい絵ではありますが、
 排泄物や枯草などを合わせて発酵させたものから「硝酸カリウム」というものが作れるそうです。
 これに硫黄や炭を混ぜると、火薬になるというから困ったものです。
 実験したくても、いろいろな意味でかなり辛そうです。

 硝酸カリウムというものは排泄物の中に含まれている窒素から作られているわけなのですが、
 このように窒素は現在も火薬など、爆発物の材料として使われて居るのだそうです。


 ところが、排泄物であっても、私たちの身体であっても、その窒素の大本は、
 昨日も説明したように菌類が空気中の窒素を取り込めるようにしてくれないと、
 どうすることもできないわけです。

 それじゃあ、今でも火薬は死体や排泄物から作られているのかというとそうでもなく、
 今から100年ちょっと前、「フリッツ・ハーバー」さんと「カール・ボッシュ」さんが編み出した
 「ハーバー・ボッシュ法」、空気中の窒素をアンモニアに変えることができるのだそうです。


 ざっくりいうと、空気中の水素と窒素を、高温・高圧の釜に入れると、
 液体と気体のちょうど中間くらいのあいまいな状態になるのだそうです。
 この状態になると、普段は反応しない窒素も水素と交わり、アンモニアになるのだとか。

 本来は、空気中の窒素を取り込んだ菌から植物、動物と移動し、
 その動物の排泄物や死体から取り出せるアンモニアがこんな方法で取れるとは・・・
 う〇こ製造法と言ってはあまりに失礼ではありますが、それに近いものかもしれません。


 けれどもこの方法が登場したことによって、自然のままでは窒素が取り込めないような植物でも、
 肥料として窒素を与えることができるようになり、農業はかなり発達していったようです。

 ただし、同時に戦争で使われる火薬もこの方法で大量に作れるようになったことで、
 良いことと悪いことを同時に簡単にしてしまったというのは悩みの種だったことと思います。
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