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労働指向型工業とは


 どうもこんばんはライネでございます。

 ここ数日、流行りに乗った記事を書いていましたが、
 そろそろ元に戻って工業立地の話をします。


 輸送費に注目しつつ、原料指向型、市場指向型、臨海指向型工業を見てきました。
 ただしこれらは輸送費だけでなく、都市の持っている情報や税金など様々な要素が、
 絡み合っていたわけです。

 今日は輸送費と人件費、つまりお給料との関係によって立地する、
 「労働力指向型工業(ろうどうりょくしこうがたこうぎょう)」を見てみましょう。


 まず、お給料ですが、日本では最低賃金というのが都道府県ごとに設定されているようです。
 これは毎年10月に見直されていて、今月も都道府県ごとに日付は異なりますが、
 今年も変化しているので、詳しくは厚生労働省さんのウェブサイトで調べてみてください。

 日本国内における最低賃金は、鳥取、高知、長崎、熊本、大分、宮崎、沖縄の時給677円で、
 最も高い最低賃金は東京都の時給888円となっています。
 全国平均を計算すると726円ですが、人口数を考慮した加重平均は780円となっています。


 ちなみにこの最低賃金というのは「実際に会社が支払っている賃金」ではなく、
 「会社が支払わなくてはいけない賃金」なのだそうです。

 つまり、東京ではどんな仕事でも最低、時給888円を支払わなくては人を雇ってはいけない
 と言うことになります。



 では、沖縄と東京で工場を建てて、人を募集したとしましょう。
 沖縄では677円で人が雇えますし、東京では888円で雇えます。

 もし、100人で1日に10時間仕事をするという場合、
 沖縄では最低677,000円、東京では最低888,000円かかります。
 これだけで、なんと20万円以上の差が出ます。

労働指向型工業

 仮に、作った製品を東京で販売するとしても、沖縄から東京までの輸送費が20万円以下ならば、
 確実に沖縄で作った方が安上がりになります。
 こういう人手のかかる工業が労働指向型工業というわけです。
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