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科博日記・追記~元素の不思議展~

 我々は、斯くの如くして先の命題を、そうせよと初めの折に請われし侭に、証明せり。
 Quod Erat Demonstrandum.


 昨日の時点では映画を見に行こうと思っていました。
 でも、朝から空模様が怪しくて、天気予報も午後から雨と言っていました。
 という訳で、本日の引きこもりが決定したわけです。

 別に雨が降っていても映画館にいくのは問題ないのですが、
 私がもといた場所では、なんだかんだで忙しい国定休日の他には、特に決まった休日がなく、
 自分の仕事に合わせて好き好きに休みをつくるものなのです。
 そうなってくると自給自足が強かったので、雨が降ったら休みというのが一般でした。

 この居候生活もこれと言って何をしなければいけないという訳でもないので、
 大してあちらの世界と変わりはないのですが、長く親しんだサイクルに慣れてしまって、
 身体が休暇モードに入ってしまうわけでございます。
 以上。


 ところが、出かけに先生が冒頭の一言を発しまして、開店時間に合わせて書店に行きました。
 私(と先生)にとって、今日は加藤元浩デイなのです。

 こちらの世界の事を色々と調べようと思ってから、たくさん本を読みましたが、
 ふりがなのある漫画は日本語を勉強したての私にとって非常に役に立つ知識元です。

 特に加藤先生の漫画は、数学、物理学、経済学、考古学・生物学を含む博物学などなど、
 非常に広い範囲において興味深い物事を、簡単に説明して下さるのでお気に入りです。
 個人的にはロケットマンが素晴らしかったですね。

 というわけで、先生(こちらは私の先生ですが)の代わりに、漫画を買ってくるという仕事を、
 ええ、本当に大変な仕事を任されてあげることにしました。
 今回は、引き分けかCMBの優勢勝ちですかね。
 次回の加藤元浩デイまでには、詳しく解説したいと思いますので、少々お待ちください。


 さて、今日は科博日記の追記です。
 地球館の話は昨日で終わったのですが、そのあとに見た元素の不思議展のお話。
 
 先に報告しなくてはいけないのは、図解雑学の「元素」は読んでいたので、
 真新しい発見はそれほどありませんでした。
 ということを頭に置いて面白かった所だけ紹介します。
 

ふしぎなげんそのうた
 特別展会場に入る前から聞こえてくるこの不思議に耳触りの良い曲の名前です。
 たぶん発売元と思われるエイベックスさんがYouTubeにあげているので、
 検索すればすぐに聞けると思います。

 たくさんの物を覚える時には、詩にするといいですね。
 Q.E.D.でも英語での円周率の求め方として、

 「量子力学なんかの難しい講義のあとには酒なんか飲みたいね」
 How I need a drink, alcoholic of course,
 after the heavy lectures involving quantum mechanics.

 なんてのが紹介されていました。
 文字の数が3.14159265358979になってます。
  


研究上の興味だけで、用途はない
 入り口からずっと、元素そのものや、その元素を含んだものが展示されていくのですが、
 後半になると実物はなく、パネルに元素の名前と、そう書かれています。

 ちなみにこの、かわいそうな子たちの手前にある展示には、
 用途はあるものの、あっさりとパネルだけというものがいくつかありました。


 前者は、目に見える程たくさん存在しない、存在しても一瞬で消えてしまうもの。
 ようするに展示したくても、そもそも形がわかるほどの集まりがないとか、そういうものです。

 その存在を見せようと思ったら、科博の特別展会場にディスプレイを置いて、 
 それを山手線一周分くらいの巨大な装置につないで、一般人には良く解らない数値が出てきて、
 「ほら、これが有るという証拠です」と言うしかないわけで、
 お金と労力に合わない非現実的な展示になってしまいます。


 そして後者は、前者にも良く似たものであると同時に、
 そもそも触れることのできる距離にあるだけで、人体に悪影響を及ぼしかねなかったり、
 法律的に一般公開できないくらい重要というか、盗まれたら相当な大問題になるものです。

 それでも、ごくわずかにウランが含まれるという、ウランガラスが展示されていました。
 不思議な緑色をしていてとても綺麗だったのですが、
 残念ながら、上記の理由から今ではもうほとんど作られていないそうです。

 ただ、ごくわずかに含まれているだけと言っても、ウランはウランなので、
 ごくごくわずかに人体にも悪影響があるわけです。
 ちょっと欲しいとは思ったのですが、これを長い間集めたり、使ったりしていれば、
 普通の人よりちょっとだけ身体に悪いらしいですね。  
 たぶん交通事故で死ぬとか天寿を全うできない確率とどっこいくらいだと思いますが。



ウンウン~
 先ほどの、「研究上の興味だけで、用途はない」子たちの名前には、
 ウンウン~というものが結構あります。

 実はこれが正式な名前ではなく、開発コードなんですよね。
 しっかりとそれが存在することがみんなに認められると、
 見つけた人が好きに名前をつけられるそうです。

 開発コードの名前は、元素の番号を決まった呼び方で読んでいるだけで、
 日本語で呼び換えてしまえば、「118番目の元素」とかそんな意味でしかありません。

 ちなみに数字の決まりは、、0(ニル)、1(ウン)、2(ビ)、3(トリ)、4(クアド)、
 5(ペント)、6(ヘキス)、7(セプト)、8(オクト)、9(エン)です。

 ということで118番は、ウンウンオクトと呼ばれます。
 正確には最後に「イウム」という言葉も付けるのでウンウンオクチウムとなります。
  ※カタカナでは「オクト+イウム」なのですが、アルファベットでは「oct+ium」なので。



安定の島
 せっかく来たのだから隅々まで見ようという意地汚い根性で、かなり細かいところまで見ました。
 特別展が終わった後の廊下もあまり油断できなくて、関係あるちょっとしたパネルが、
 ひっそりあって、そこで見つけたのが「安定の島」というなにやら興味のそそる言葉でした。

 詳しく調べてみると、まだ見つかっていないけれど理論上あるはずの元素だそうです。
 具体的には、理論上126番あたりが怪しいらしいですが、
 先ほども言ったように、ウンウン系(110番台)は天然には存在しないうえに、
 この手の番号が大きい元素は無理やりつくりだしたところで、
 一瞬でなくなってしまうような物なのですが、
 この、安定の島にあると思われる子たちは、もっと長い間安定して存在できるそうです。

 詳しい説明はとても、残った紙幅で説明できそうもないので、省略しますが、
 元素の中にある陽子と中性子の数が、2、8、20、28、50、82、126…と、
 ある決まった数字(魔法数)の場合、丈夫な、壊れにくい元素になるそうです。
 身近なものとしては、ヘリウムや酸素、カルシウム、ニッケル、スズ、鉛などがそれです。

 たしかに、番号の大きい物になるほど、あまり一般的ではない気がしますが、
 そのなかで82番の鉛だけちょっと、周りから浮いているくらい見かけますよね。

 ただ、あくまでも理論上の話であって、まだ見つかってもいないので、
 本当にあるかどうかもわかりませんが…。
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現在この世界のことを勉強中。
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合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
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