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二圃式農業とは

 どうもこんばんはライネです。
 さて、今日は商業的農業の歴史をたどってみましょう。

 昨日説明したとおり、商業的農業に分類される農業は4つあるわけですが、
 実はこれらの農業は全てひとつの農業から発展していったものなのだそうです。

 この辺は諸説あるようですが、
 自給的農業と商業的農業が今日のように、明確な境界線が無くなっているならば、
 自給的農業はそれぞれの環境にあわせて、自然発生的に誕生したものが、
 長い時間をかけて最適化したもので、
 商業的農業は、そのひとつの農業から広がっていったものと考えることもできるわけです。


 その、商業的農業の一番最初にあったものとは何かと言いますと、
 古代・地中海沿岸地域で行われていた「二圃式農業」と呼ばれる農業です。

 「圃」という字は「圃場」つまり、畑や水田など農地を示す言葉なので、
 農地を2つに分けると言うような意味だと思ってください。


 農地を2つに分けて、1年目に片方を耕し、2年目にもう片方を耕すというやり方を
 繰り返すのが特徴です。

 アジアを中心とした稲作農業地域では気にする必要が無いのですが、
 畑作を行う場合、何年も同じ場所で同じ農作物を作ると、だんだんと収穫量が減ってしまうのです。

 これにはいろいろな原因があるのですが、例えば害虫がその農地周辺に卵を産んで、
 それが翌年の被害につながったり、土の中の栄養素がだんだんとバランスを崩したり、
 水を張る稲作では、水が上手い具合にこの辺の問題を解決してくれるらしいのですが、
 畑作の場合は、この問題をどうにかする必要があるのです。

 ちなみにこれを「連作障害」と呼んでいます。
 連作障害への対策として、農地を2つに分けて片方を1年間使わないという選択をしたわけですね。


 また、地中海沿岸で行われたというのもポイントです。
 夏の地中海は暑い上に雨も少なく、農業を行うにはあまり適した環境ではありません。

 農業を行うのは冬のほうが良いのです。
 そして少し寒くても栽培できる小麦が作られることが多かったそうです。

二圃式農業

 なお、小麦は少し乾燥していた方が良い植物ではありますが、
 あまりに乾燥していても作れないため、冬の地中海性気候地域は丁度いいくらいの降水量があるようです。
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先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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