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完璧な地図

 どの地図も一長一短で、この世に完璧な地図などない。

 本当にこの結論でよいのでしょうか。
 考えようによっては3つあるとおもいます。


 地球儀
 3次元を2次元に変換するから色々な欠点が生ずるわけで、だったらそのままでいいじゃない。
 という、完璧な地図。

 要するに模型などと同じ考え方です。
 こちらの世界の技術力ならば、細部まで精巧な地球の模型を作ることができるでしょう。
 先生の家にも結構大きな地球儀があるのですが、地球儀にはさらなる利点があります。
 ぐるぐる楽しい!!

 実は地球儀というものは、こちらに来て初めて目にしたものでした。
 あちらの世界でも、世界が球体であることや、地球の大きさに関しては大体解っていたので、
 作れないことは無かったと思います。

 ただ、計算上の地球の大きさに照らし合わせると、既知の世界があまりにも小さいため、
 おそらく模型を作るという発想にまで至らなかったのでしょう。
 仮に地球をつくっても、球面の1/5程しか描かれていない地図はあまり役に立ちそうがありません。


 そんな地球儀ですが、いくつか欠点もあります。
 完璧な地図なので、それは「地球を正しく描写できない」という類の問題ではありません。
 ある意味ではそれ以上の欠点かもしれませんが…。

 ①詳しく描こうとすると巨大になる。
  先生の家にある地球儀は結構大きいもので、直径が先生(成人男性)の肩幅くらいあります。
  これ以上大きいとドアを通れなくなる大きさです。
  それでも、この家はこの辺かなと指さしただけで、関東全域が覆われてしまいます。

  興味があったので調べてみたのですが、最大級サイズの地球儀でも、直径5m程だそうです。
  それでも、埼玉の半分くらいが東京を示す点に隠れてしまいます。
  もっと詳しく見ようと思うと、恐らく直径100mくらいの巨大な地球儀が必要になるでしょう。


 ②持ち運びが大変。
  すでに、先生の家にある地球儀は持ち運べるギリギリのサイズだと思います。
  たとえもっと小さい地球儀でも、鞄に入れたら相当邪魔ですね。
  あと外出先でそんな小さな地球儀を見なくてはいけないという状況が分かりません。


 ③特定地域のみを描くことができない。
  絶対無理という訳ではありませんが、全体を描く気がなくても、球の一部になってしまいます。
  丸みが気にならないくらいまで拡大すれば、狭い範囲を描くことも出来ます。
  そうすれば折りたたんで鞄にしまうこともできます。
  でも、それは地球儀ではないですね。


 ④同時に全世界を見渡すことができない。
  ぐるぐるする必要があるのは、自分の目が太陽になったからです。
  自分に見えていない地球の裏側は、いわば夜です。
  地球全体が同時に太陽に照らされることは絶対にないので、
  地球儀でも同様に同時に世界全体を見渡すことはできません。


 狭い範囲を描く地図
 世界地図のように、地球全体を同時に描こうとすると、どうしても無理が生じてしまいます。
 だったら、狭い範囲を描いてしまえばいいわけです。

 私たちの普段の生活では、あまり地球を球体だと考えていません。
 それくらいの範囲で描く地図は、よっぽどのことがない限り、
 正角距方位積(角度も距離も方位も面積も、ついでに形も正しい)図になります。
 というより、私たちが認識できる程の誤差がない地図ができるのです。

 これは私も愛用していますが、便利ですね。
 持ち運びもしやすいですし、色々な種類があります。
 こんなに詳細で使い勝手の良い地図が、なんと誰でも本屋さんで買うことができます。
 
 私の世界では、世界地図は結構簡単に見ることができたのですが、
 ここまで詳細で、正確な地図はありませんでした。
 たぶん作ろうと思えば作れるし、あるところにはあると思うのですが、
 そんな情報が敵に知られたら、どこが弱いかすぐにわかってしまいます。
 とりあえず私なら、発電所を攻めますね。

 これは平和な世界でしかできないことだとおもいます。
 ところがそんな地図でも、それを何百枚も集めて地球全体を見ようとするといろいろと欠点が出てきます。 

 ①1枚1枚のほんの小さな誤差が積み重なって、大きな誤差になる。
  どんなにきれいに張り合わせても、日本全体が完成する頃には、どこかにゆがみが生じます。


 ②詳しい地図程、張り合わせたら巨大になる。
  たとえば、縮尺が1万分の1の地図があったとしましょう。
  これを張り合わせて世界地図を作った場合、地球の1万分の1サイズになります。

  地球の表面積が509,949,000平方キロメートルですので、
  1万分の1サイズにすると、大体2.26㎞四方になります。
  ちょっと見てみたい気もしますが、相当な大きさですね。


 コンピューター上で見る地図
 これはなかなかのものですよ。
 コンピューターが使える状況に限られますが、欠点らしい欠点がありません。
 強いて言えば、やっぱり3次元の地球を2次元でとらえることに無理があるということくらいです。
 やろうと思えば、これまでの地図のすべての利点だけを抽出するようなものも作れます。
 
 たとえば、正距方位図法は中心からしか、使えない地図でしたが、
 中心を動かせば、即座に画像が変わる地図なんていうものも作れます。
 ボタンを押せば、正積図や正角図などに切り替えることもできるでしょう。

 コンピューター上でちょっと操作すれば距離や面積を図ることもできるかもしれません。
 とりあえず有名なのは、私も使っている、どんな大きさにもかえることができる地球儀ですね。
  ⇒googleEARTH 

 これは、さらに道路を実際に走った様子まで見ることができるという優れものです。
 これまでの1枚の紙地図では不可能だった、様々なことが簡単にできるという点では、
 最強の地図かもしれません。

 紙の地図は描くための理論が完成して、形になってしまった時点で、
 ほとんど進化しなくなってしまいますが、コンピューターを使った地図ならば、
 ソフトとハードが進化するごとに、もっともっと便利な地図ができるかもしれません。

 たとえば、iPadのような持ち運びしやすいコンピューターなんかとは相性も抜群ですし、
 誰もが持っている携帯電話の性能が向上するごとに、どんどん進化していきます。
 技術の発達したこの世界でしか使えないわけですが、これほど完璧に近い地図は他にないでしょう。
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現在この世界のことを勉強中。
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合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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