仮想大陸の温帯で湿潤な気候
どうもこんばんはライネです。
仮想大陸の気候区分も難しいところは説明してしまいました。
残るのはわりと単純なところなので、さくさく行きたいと思います。
まずは、温帯の中で残っている温暖湿潤気候と西岸海洋性気候を見ていきましょう。
この2つの気候区の違いは年較差の大きさにあります。
温帯なので1年のうち最も寒い月の平均気温が-3℃から18℃の間というのは、
両方の気候区に共通する条件です。
そして温暖湿潤気候は最も暖かい月の平均気温が22℃以上、
西岸海洋性気候は22℃未満という条件でわかれます。
また、最も暖かい月の最高気温は10℃以上でなければ寒帯になってしまいます。
よって、気温だけで見たとき、西岸海洋性気候の最低条件は、
冬は-2.9℃、夏は10.1℃というものでも成立するわけです。
一方、温暖湿潤気候の場合は、冬が-2.9℃でも、夏は22℃にならなければいけないので、
最低条件同士の場合は、年較差に10℃以上の開きが生じます。
一番近似する場合でもやっぱり西岸海洋性気候は夏の気温に限界があるので、
温暖湿潤気候よりも全体的に見て寒くなければいけません。
というわけで単純に考えれば、温暖湿潤気候よりも高緯度側に西岸海洋性気候が発生する
はずなのです。

ところが、実際に考えてみると、夏だけが涼しくなるなんて都合のいい話はありません。
夏が涼しくなれば必然的に冬もより涼しくなるはずなのです。
ということで、温暖湿潤気候の高緯度側には亜寒帯が来ることになります。
西岸海洋性気候は緯度以外の条件、つまり海流や風などによって、
「緯度的には本来寒いはずなのに、温かい」ということが必要になるわけです。
高緯度地域において、暖流が流れるのは大陸の西岸です。
またこの地域ならば、海からの暖かい空気を偏西風が内陸部まで運びます。
従って、温暖湿潤気候と西岸海洋性気候は、こんな感じになるはずなのです。

特に西岸海洋性気候は海からの影響が強いため、内陸部に行くほど見られにくくなります。
また、夏は暑く冬は寒いというのはまさしく大陸内陸部の気候ですが、
この気温が偏西風によって東に運ばれ、さらに海からの水分を得ることで、
温暖湿潤気候となるわけです。
仮想大陸の気候区分も難しいところは説明してしまいました。
残るのはわりと単純なところなので、さくさく行きたいと思います。
まずは、温帯の中で残っている温暖湿潤気候と西岸海洋性気候を見ていきましょう。
この2つの気候区の違いは年較差の大きさにあります。
温帯なので1年のうち最も寒い月の平均気温が-3℃から18℃の間というのは、
両方の気候区に共通する条件です。
そして温暖湿潤気候は最も暖かい月の平均気温が22℃以上、
西岸海洋性気候は22℃未満という条件でわかれます。
また、最も暖かい月の最高気温は10℃以上でなければ寒帯になってしまいます。
よって、気温だけで見たとき、西岸海洋性気候の最低条件は、
冬は-2.9℃、夏は10.1℃というものでも成立するわけです。
一方、温暖湿潤気候の場合は、冬が-2.9℃でも、夏は22℃にならなければいけないので、
最低条件同士の場合は、年較差に10℃以上の開きが生じます。
一番近似する場合でもやっぱり西岸海洋性気候は夏の気温に限界があるので、
温暖湿潤気候よりも全体的に見て寒くなければいけません。
というわけで単純に考えれば、温暖湿潤気候よりも高緯度側に西岸海洋性気候が発生する
はずなのです。

ところが、実際に考えてみると、夏だけが涼しくなるなんて都合のいい話はありません。
夏が涼しくなれば必然的に冬もより涼しくなるはずなのです。
ということで、温暖湿潤気候の高緯度側には亜寒帯が来ることになります。
西岸海洋性気候は緯度以外の条件、つまり海流や風などによって、
「緯度的には本来寒いはずなのに、温かい」ということが必要になるわけです。
高緯度地域において、暖流が流れるのは大陸の西岸です。
またこの地域ならば、海からの暖かい空気を偏西風が内陸部まで運びます。
従って、温暖湿潤気候と西岸海洋性気候は、こんな感じになるはずなのです。

特に西岸海洋性気候は海からの影響が強いため、内陸部に行くほど見られにくくなります。
また、夏は暑く冬は寒いというのはまさしく大陸内陸部の気候ですが、
この気温が偏西風によって東に運ばれ、さらに海からの水分を得ることで、
温暖湿潤気候となるわけです。
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