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とある8月のインデックス(13年)

 どうもこんばんはライネです。
 本日付で「Geographico!」は一周年を迎えました!!

 積もる話はまた後でするとしまして、さくっと今月のまとめをしてしまいましょう。


 ケッペンの気候区分
  ・ケッペンの気候区分の見分け方
    ケッペンの気候区分の見分け方ということで、
    できるだけ解りやすく説明したつもりです。

    とはいえ何度かやってみると、こんな手順を毎回踏まなくても、
    さくさくと雨温図を読み解くことができるので、
    丸暗記する必要はないと思います。

    大事な数字としてはこの辺ですね。

     ・最高気温「10」、「0」、「22」
     ・最低気温「18」、「-3」
     ・「夏<冬3倍」、「冬<夏10倍」
     ・最小降水量「60mm」
        

乾燥帯
  ・乾燥帯の土壌 
    砂漠の土壌というと、砂がたくさんあるイメージを持っている人が
    多いようですが、正確には少し違います。
    詳しい話は4月29日の「砂が無くても砂漠は砂漠」をご参照ください。

    そもそも土壌と砂はそもそも違うものなので、
    この辺は後でもう少し詳しく説明したいですね。

    
  ・砂漠でおこる塩害
    砂漠という環境になってしまうと、
    雨が少なく、植物が少なく、土が減少なくなってしまいます。

    じゃあ何とかしようと水をまいてしまうと、
    今度は地中の塩が地表に出てきて、さらに植物が育たなくなるわけです。
    もしかすると砂漠化をどうにかするには、
    水ではなく土をまいたほうが良いのかもしれません。


温帯
  ・縦と横の温暖冬季少雨気候 
    温帯の中でも一番影の薄い子こと、温暖冬季少雨気候のおはなし。
    でも、世界の中で温暖冬季少雨気候だけを切り取ると、
    縦に伸びる温暖冬季少雨気候と、横に伸びる温暖冬季少雨気候がありました。


  ・新潟に地中海性気候が!
    気候に詳しい人にとっては衝撃的なタイトルだそうです。
    入門書レベルの気候区分方法では、新潟県は地中海性気候になります。

    入門書ではここまで書かれることはないようですが、
    実は「地中海性気候とは夏の降水量が30mm未満の月があること」
    という裏ルールが存在していました。
    

  ・オリーブ気候とエリカ気候
    世界地図に気候区を書き込んでいくと、
    ユーラシア大陸の中央部に登場する地中海性気候が、
    とても奇妙に見えます。

    というのも、他の地中海性気候は海に沿って生じているのに、
    ここだけかなり内陸部にあるのです。

    詳しく調べれば、本来ならば砂漠になる降水量なのにもかかわらず、
    山地などの影響で気温が低いため、乾燥限界が小さいということが解ります。


  ・温暖湿潤気候と西岸海洋性気候
    通常aタイプやbタイプというのは入門書レベルでは扱われませんが、
    ここだけは特徴的な違いが生じるため、どんな本にも書いてあります。

    一部例外を除いて、大陸東部の比較的中緯度でみられる温暖湿潤気候、
    そして大陸西部の比較的高緯度で見られる西岸海洋性気候。

    北海道よりも北にあるのに暖かいという不思議な気候は、
    気候を勉強する上で、とても大切な要素がたくさん詰まっています。
    この辺が理解できるかどうかが、気候への興味が分かれるところでしょう。
       
 
亜寒帯
  ・亜寒帯のaからd
    亜寒帯という気候は、分類される都合上、絶対に13℃以上の年較差を持ちます。
    この13℃の年較差というのは高緯度地域にならなければ、
    見ることができず、また巨大な大陸も必要になります。

    そのため、このはなしの図にあるように、
    南半球には条件にあてはまる場所が全くない訳です。
    

  ・北半球で一番寒い場所
    高緯度に行けばいくほど寒いというのは確かに正しいのですが、
    もうひとつ重ねて言うならば、陸地があるというのはとても大切です。

    年較差の話をした時にも少し出てきましたが、
    基本的に陸と海とでは温度の変化の度合いが違います。
    そのため、冬になれば陸地というのは海よりも冷たくなるのです。

    北極と南極はどちらが寒いのかというと、
    少なくともこの地球上においては、陸地のある南極の方がずっと寒いでしょう。
    北半球で一番寒いのは北海道よりも少し北に行った場所あたりです。


寒帯
  ・赤道直下の寒帯
    寒帯というのは地球上で最も寒い気候帯ですが、
    その気候帯を地球上で最も暖かいハズの赤道直下で見ることができます。

    このはなしの図中にもありますが、南アメリカ大陸の山の上です。
    理論上で言えば、5000mの山があればどこでも氷雪気候になっておかしくありませんが、
    「気候」と呼べるほど広い範囲にわたって5000m級の山が連なるところは無く、
    結果的に、それよりも少し暖かいツンドラ気候が世界の高山地域に分布しています。


高山気候   
  ・高山気候について
    ケッペンの気候区分ではないのですが、色々な本で紹介されていたので、
    ついでに触れてみた高山気候です。

    定義と呼べるほど明確な基準がないために、
    「山のせいで寒い場所」というかなりアバウトな説明になってしまいました。


 雨温図 
  ・エクセルを使った雨温図の作り方
    雨温図の説明に行く前に、せっかくなので作り方も説明しようということで、
    かなり細かく説明したつもりです。

    エクセルは使えば使う程、可能性が広がるソフトだと思います。
    携帯ゲーム機は欲しいと思いませんが、
    携帯エクセルがあれば、何時間でも遊んでいられると思います。


  ・赤道直下に西岸海洋性気候?
    一年中、月の平均気温が25℃~30℃という場所が熱帯雨林ですが、
    そのまま、標高だけを上げていくとどうなるのかというはなし。

    結論から言えば、十分な降水量が確保されているならば、
    西岸海洋性気候やツンドラ気候になるわけです。

    例えば温暖湿潤気候は夏の気温が22℃以上なくてはならず、これが一年中続くと、
    温帯の最寒月平均気温18℃~-3℃にあてはまらないためだめ。

    亜寒帯湿潤気候も夏の気温が10℃以上というのを1年続けると、
    冬の気温が-3℃未満にあてはまらないのでありえないというわけです。

    ちなみに可能性としては氷雪気候はありえない話ではありませんが、
    現在の地球上では見ることができません。
    ただし、ごく限られた地域だけでならあると思います。


  ・東京の夏は熱帯雨林気候である
    あまり嬉しくはありませんが、この記事を書いた頃から数日間、
    日本では歴史的な高温を記録していました。
    タイトルの如く、日本の夏は熱帯雨林なみに暑い訳ですが、
    実は数日間という短い期間だけで見れば、日本の方が暑いと思います。


  ・雨温図から乾燥帯を判断する
    「乾燥帯は雰囲気で把握するべし」という無理やりな先生の教えに対して、
    とりあえず、どういう場合が乾燥帯になるのだろうかと調べたはなし。

    まず、1年の平均気温が-14℃の世界では、
    たとえ雨が1mmも振らなくても乾燥帯にはなりません。
    実際のところは1年の平均気温がマイナスになるあたりで、
    ほとんどありえないと思って良いようです。

    一般的な年平均気温が15℃~20℃くらいの地域の場合、
    おおよそ年降水量が500mmあるかどうかというのが目安です。
    

  ・地中海性気候の雨温図
    地中海性気候はケッペンの気候区分を12個に分けた場合、
    非常に珍しく、雨温図で見れば一発で解るようになります。

    ここでは北半球と南半球の代表的な地中海性気候の雨温図を
    載せてありますので、これをよく見て焼きつけておくといいでしょう。


  ・サバナ気候と温暖冬季少雨気候の雨温図
    これまでも何度も登場したサバナ気候と温暖冬季少雨気候の類似点を
    雨温図から見たのがこの回です。

    とりあけ良く似た雨温図を選んだつもりでもないのですが、
    本当によく似ています。

    こういう微妙に良く似た雨温図も、「熱帯は最も寒い月の平均気温が18℃」
    という事さえ覚えておけばすぐに判断することができます。


  ・亜寒帯の雨温図について
    一般に亜寒帯は、全ての気候帯の中で最も年較差が大きいと言われます。
    とはいえ、年較差は最低13℃なので、
    場合によっては見分けがつきにくいものもあるでしょう。
    雨温図をぱっと見ただけで解る人はこういう大体の特徴が頭に入っているようです。
    
    ちなみに、意図的に非常に良く似た他の気候区の雨温図を作ってみましたが、
    これは私が数値を適当にいじって作ったものなので、該当する地域はありません。


  ・寒帯の雨温図
    寒帯の雨温図というものは本当に一目見ただけで解ってしまいます。
    一番暖かい月の気温を見るだけです。
    
    これが10℃未満、0℃未満だだったら、
    ほとんど無条件にツンドラ気候や氷雪気候だと思って差しさわりないでしょう。
    降水量が少ないので砂漠気候などと勘違いしてしまうかもしれませんが、
    一般に砂漠気候はここまで寒くならないので、降水量は無視してもいいと思います。


  ・雨温図の応用問題①
    同じ気候区だけど別の場所の雨温図を見比べてみようというはなし。
    ここまで来るとケッペンの気候区分はあまり重要ではなく、
    むしろ気候要素の話をどれだけ覚えているかが重要になります。


  ・雨温図の応用②~世界の気候区・白地図セット~
    雨温図を見てどの気候区かが解っても、それだけでは問題がとけないこともあります。
    完璧に把握するのは無理だとしても、世界のどのへんがどんな気候かなのかということは
    だいたいおさえておくと良いでしょう。

    この回に乗せた白地図はクリックで拡大できるようにしてありますので、
    ご自由にご利用ください。


 ハイサーグラフ 
  ・ハイサーグラフって何だろう
    雨温図は初めて見た人でも何を言わんとしているのかが大体解ると思いますが、
    ハイサーグラフは中々わかりにくいものがあると思います。

    なので複雑に考えないで、気候区を図形で表現していると思うとよいそうです。
    全ての気候区のハイサーグラフを見てその辺はなんとなく察してください。

    また、どの点が何月かというものが書かれることも多いのですが、
    実際のところそんなことが解ったとしても、あまり意味はないようです。
    せいぜい、どちらの半球のハイサーグラフかが解る程度ですね。

    なぜなら、ハイサーグラフの一番下の点が冬で、一番上の点が夏ということは、
    月が書いて無くてもわかるからです。
    そういう意味では、雨温図よりも半球の季節の違いを把握しないでいいのは楽ですね。


  ・エクセルを使ったハイサーグラフの作り方
    雨温図も紹介したのだからハイサーグラフも紹介しないといけないな
    という使命感に追われて頑張ってみたはなし。

    とはいえ、基本的には今回のまとめには載せていないものの、
    X軸とY軸をエクセルではどうとらえるのかということさえ理解していれば、
    ボタンひとつで簡単に作れてしまいます。

    しいて言えば1月を2回入力するというのが私独自の発想です。


  ・ハイサーグラフで気候区を見てみよう
    これが先ほど言った全ての気候区のハイサーグラフ一覧です。

    真横に伸びるのが熱帯で、特に伸びが長いのがサバナ気候。
    図の左上にかたよるのが乾燥帯で、一部分だけ右に伸びるのがステップ気候。
    比較的大きな円を描くのが温帯で、左に傾く地中海性気候、
    すごく右に傾く温暖冬季少雨気候と、ちょっとだけ右に傾く温暖湿潤気候、
    縦方向に伸びているが円の小さな西岸海洋性気候。
    縦方向にとても長く伸びる亜寒帯のうち、とりわけシャープな亜寒帯冬季少雨気候。
    図の左下にかたよる寒帯のうちより下にある氷雪気候。

    と、いった感じですかね。




 という訳で、1年が経過しました。
 せっかくなので、今日は2回更新します。
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現在この世界のことを勉強中。
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記事の真偽は自己責任でお願いします。

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