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雨温図の応用問題①

 どうもこんばんはライネです。
 雨温図について色々とみてきましたが、今日は応用編です。

 先生がその道の人なので、過去に出題された色々な問題がこの家にはありまして、
 私もそれとなく見せてもらうのですが、こんな問題がよく出題されるようです。


 Q.次の2つの雨温図はそれぞれ、地図中のA・Bのどちらかの地点のものである。
   Aの地点の雨温図として正しいものはどちらか答えなさい。

東京


上海


東京と上海


 さて、このような問題を解いていく場合、どう考えればいいのでしょうか?
 ひとつひとつ噛み砕いていきましょう。


 まず雨温図を見てみましょう。
 この問題のいやらしいところは、なんと気候区が同じなのです。
 上の雨温図も下の雨温図も、温暖湿潤気候です。

 もし違う気候区の雨温図ならば、全ての気候区がどこにあるのかを覚えれば対応できますが、
 今回はそういった方法が使えません。

 ただ、実際は、全ての気候区がどこにあるのかを覚えることより、
 今回の問題はそれほど難しい物ではありません。



 この手の問題の場合、2つの雨温図の違いをよく見る必要があります。
 上の雨温図と下の雨温図を見比べると解ることと言えば、


 ①上の雨温図のほうが下の雨温図よりも冬がやや暖かい。
 ②上の雨温図と下の雨温図の夏の暑さはほとんど同じだが、下のほうが暑い時期が長い。
 ③上の雨温図の方が下の雨温図よりも雨が多い。


 こんなことを読み取ることが出来ます。
 実はこれだけでも、色々と解ることがあるのです。

 ①によって、上の方が冬が暖かいので「より南側にある」のではないかと推測できます。
 ただし、それだと②で下の方が暑い時期が長いので矛盾します。
 ③を見ると上の方が雨が多いということから、上は雨が多くて冬が暖かい、
 つまり、より「海に近い地域」であることが解ってくるわけです。


 そして地図を見ますと、なんとどちらも海に近い・・・。
 でも、Aはより大陸に近く、Bは完全に周囲を海に囲まれています。
 このことから、より海に近いのはBと考えていいでしょう。

 というわけで、上の雨温図がBで、下の雨温図がAだということがわかるわけですね。


 ちなみに地図を見て、Aが上海で、Bが東京だという事がわかり、
 なおかつどちらも温暖湿潤気候であるということを知っていても、
 この問題を解くにはこのように、雨温図の特徴から推理するという技が必要になってくるようです。
 そういえば地理の問題はこんな感じで、「推理力」が必要となる問題が多い気がします。
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合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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