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スポーツ漫画についてのお話

FC2トラックバックテーマ  第1519回「漫画は読みますか?」


 こんばんは、ライネです。
 今日はお久しぶりのゆるゆる回と行きたいと思います。

 ゆるゆる回とは言いますが、ある意味では漫画だってネットゲームだって文化の一端だと思います。
 前にこのブログの目指すものを紹介したのですが、「地球観察」が目的なので、
 もちろん文化に関しても色々と紹介できればいいなと考えております。

 ただ、文化というものはとても捉えにくいものです。
 国語辞典曰く、
 

その人間集団の構成員に共通の価値観を反映した、物心両面に話立つ活動の様式(の総体)。
 また、それによって創りだされたもの。(ただし生物的本能に基づくものは除外する)


 とありますので、広くとらえてしまえば、日常生活の過ごし方そのものが、
 ある意味では文化なのではないでしょうか。

 そう考えると、本当に際限なく広がってしまうので、ひとまず私が体験したことを中心に、
 ゆるゆるとまとめていきたいと考えています。


 ところが先生の考え方では、漫画やアニメは文化と言えるほど立派なものではないらしく、
 漫画趣味をあまり人前では公表していないようです。
 たしかに、文学や絵画に比べれば歴史的にも浅く、広く一般に認められた文化ではないかもしれません。
 だからあまり近しくない相手と共通の話題にするには適していないという判断は正しいのでしょう。

 けれどもそれが積み重なれば、いつかは歴史に残る文化になるのではないでしょうか。
 断片的な知識しかなくて申し訳ないのですが、こちらの世界でも大昔に描かれた壁画や、文書の類は
 その時代の人が感じたものが形になったものとして、重要視されています。

 漫画やアニメだって、人が感じたことを表現しているに他なりません。
 確かにその中には低俗なものもあるかもしれませんが、全てが全て意味のない、文化足りえないもの
 というわけではないことくらい、こちらの世界で暮らして1年に満たない私だって知っています。
 そう考えれば、文化の一翼を担うという意味でも、低俗な物だと切り捨ててしまうには、
 もったいない物だと私は思うのです。

 どんなものでも、まず知ろう。
 そして、そのあとで(あくまでも自分の中だけで)判断しよう。
 それが良い物なのか、悪い物なのか。
 口にするのは勝手だけれど、それを聞いただけの人が知った気になって判断するのは止めよう。



 という訳で、私は漫画やアニメも立派な文化だと思っています!



 さて、前置きはさておいて、私の判断から面白かった漫画・アニメをいくつか挙げたいと思います。
 さすがに幅広いジャンルの中から選ぶのは大変なので、今回はスポーツというジャンルで行きましょう。

 ガンバ!  Fly high
 原作:森末慎二 作画:菊田洋之(小学館・少年サンデーコミックス)

あらすじ
 体操でオリンピックの金メダルを目指す少年・藤巻駿の成長物語。
 物語序盤・中学1年生時点は逆上がりすらできなかった駿が、練習を重ねることで徐々に才能を開花させ、最後には国際大会で華々しい活躍をする。
 また、彼が所属する平成学園体操部の部員や、合宿や遠征先で出会った仲間と共に、時には励まし合い、時にはライバルとしてお互いに成長していく。

 感動あり、笑いあり、涙あり、そしてラブコメ要素ありと王道を行くスポーツ漫画である。
 また森末自身の経験が生かされ、競技選手の心理描写に加え、体操の丁寧な解説がなされているほか、作画段階で自らがモデルとなり演技の姿勢や成功例・失敗例などの参考写真を提供して競技描写に役立てている。

 Wikipediaより ガンバ!  Fly high


 オリンピックに触発されて、先生の書庫から引っ張り出してきたシリーズ、その1。
 個人総合で金メダルを取った内村航平さんがインタビューの中で、競技の「視点」が解るという
 話をしていて、リアル藤巻じゃないかと思ったのですが、内村さんも読んでいたのですね。

 原作の森末慎二さんも金メダリストなので、「金メダリストによる金メダリストを生んだ漫画」
 と言うこともできます。
 もっと評価されるべき作品であることに間違いはないでしょう。

 体操競技をしたこともない私が、登場人物と同じように失敗するかもしれないという
 不安を抱えながら読みました。
 こればっかりは現実世界でない以上、作者の構成によるものなので
 簡単に全部成功という結果にすることもできれば、意地悪く失敗させることもできるわけで、
 巧みにその成否をバランスよく展開することで、上手い具合にハラハラさせられます。
 そしてその反面、読んでいて魂が震える瞬間、ゾクッとする展開(結果)も待っています。

 金メダリストを生んだとかどうとか、そういうことは関係なく、是非読んでほしい作品です。
 ちなみに先輩たちがみんなかっこいいのですが、私は真田先輩のファンです。


 YAWARA!!
 原作:浦沢直樹(小学館・ビックコミック)

あらすじ
 柔道家の祖父の元で稽古に明け暮れていた少女・猪熊 柔が、祖父に反発しながらも天性の才能を発揮し世界へ雄飛してゆく姿を描いた柔道漫画。
 祖父の口癖が「金メダル」と「国民栄誉賞」で、柔にその2つを受賞させるべく奮闘している。
 しかし当の柔は賞に興味がなく、むしろ柔道をやめたがっていた。
 しかし色々な人物との出会いにより、だんだん柔道に真剣になってゆく。

 Wikipediaより YAWARA!


 オリンピックに触発されて、先生の書庫から引っ張り出してきたシリーズ、その2。

 浦沢直樹さんの作品はほとんど読んだと思うのですが、マスターキートンと20世紀少年を読んで、
 モンスターを読んだ後に、これを読んだので、ああこの人は漫画の天才なんだなと思いました。

 ちなみに現時点で、他に同じ印象を持ったのは荒川弘さんだけです。
 正直なところ、こちらの世界の格闘技に関しては結構いろいろと興味を持っているのですが、
 柔道は地味な印象を持っていました。
 けれども、漫画の中とはいえ、ここまで面白そうに魅せてくれるのは、作者の腕によるところが
 大きい気がします。

 私のいた世界の常識では、魔法使いでない限り、身体が大きい人のほうが格闘技は有利なのです。
 物理的にそうなのはこちらの世界でも否定しきれないポイントだと思います。
 ところが、身体の小さな女の子が、天性の感覚とたゆまぬ努力で身に付けた動きで、
 世界中の強い選手を相手に勝ち続ける姿には、心が揺さぶられました。

 否定的な見方をすれば、強すぎる彼女で上記のハラハラ効果を出すために、
 この作品は「やらないやらない詐欺」だらけです。
 それでも、終盤にかけて収束する人物関係は見事としか言いようがなく、
 それは作者、そして滋悟郎おじいちゃんの絶妙な演出があってこそでしょう。

 見どころは、フランスの柔道指導者をはじめ、柔道関係者が当たり前のように読んでいる、
 「柔の道は一日にしてならずじゃ」という書籍です。
 これが実に憎い演出をしていて、是非私も読んでみたくなりました。

 あと、松田さんは浦沢作品のなかでもトップクラスに好きなキャラクターです。
 押しが弱いところが若干きになるものの、どことなく先生に似ている気がします。
 マルソーさんも好きです。


 SLAM DUNK
 原作:井上雄彦(集英社・ジャンプコミックス)

あらすじ
 中学3年間で50人もの女性にフラれた高校1年の不良少年・桜木花道は背の高さと身体能力からバスケットボール部の主将の妹、赤木晴子にバスケット部への入部を薦められる。
 彼女に一目惚れした「初心者」花道は彼女目当てに入部するも、練習・試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚めていき、才能を開花させながら、全国制覇を目指していく。

 Wikipediaより SLAM DUNK

 
 この作品に関して、私があれこれ言う必要はないと思います。
 なので、私がしびれた安西先生の言葉集でも挙げようかと思います。

 ですが、「あきらめたら そこで試合終了だよ」に関しては神の領域なので、
 へその曲がった私は数に入れませんでした。


 3位
 「三井くんはかつては混乱を」
 「ほっほっ のちに知性ととっておきの飛び道具を」

 とっておきの飛び道具!
 とっておきの飛び道具って!!
 あの状況で安西先生ユーモアありすぎです。
 そして身もだえするほどかっこいいです。

 そういえば気づいていましたか?
 このブログの左上にたまーに出てくるのですが、
 「おう、私はライネ。あきらめ悪い女」
 これは三井さんのお言葉です。

 本当は、「〇〇は〇〇 ××は×× そして私は 私は誰だ?」
 「私は誰なんだよ!? 言ってみろ!!」
 「私の名前を言ってみろ!!」
 この辺をしつこく言って、名前を言われて、

 「おう 私はライネ あきらめの悪い女」

 という、先生の家でのコミュニケーション方法です。
 三井先輩もかっこいいですなー



 2位
 「道楽か そーかもしれんね」

 私も昔はほとんど趣味で、近所の子供を集めて授業っぽい物をしていたことがあるので、
 これがとても良く解ります。

 物わかりのいい子ばかりではないのですが、中にはスポンジのように知識を吸収して、
 私も驚くような新しい考えを見つける子がいるのです。
 確かにそういう反応を味わえると、ああこれは道楽だなと思います。
 
 私も先生から日本語や、日常生活に関するいろいろなことを教えてもらったので、
 そうありたいと思っているのですが、先生も道楽だと思ってくれていると幸いです。



 1位
 「おい 見てるか谷沢 お前を超える逸材がここにいるのだ!!」
 「それも 2人も同時にだ」

 スポーツ漫画というものに限らず、第三者視点による評価を読者に伝えることで、
 登場人物のすごさをわかりやすくするという技法は随所に見受けられます。

 場合によってはそれがひどくチープなものに見えてしまうことがあるのですが、
 これは、安西先生の震える姿、そして先生の過去の経験なども加味して、
 私にとってこの漫画で一番印象に残ったシーンとなりました。


 番外
 「オレたちゃ別に仲良しじゃねえし お前らには腹が立ってばかりだ」
 「だが」
 「このチームは 最高だ」

 私はどうしても登場人物に感情移入しすぎる傾向にあるのかもしれませんが、
 この時も赤木キャプテンと一緒に泣いていました。


 いい台詞の多い漫画はそれだけで素晴らしいですね。
 この作品のより素晴らしいところは、この漫画が現実のバスケットボールの世界にも
 大きく影響を与えたということです。
 冒頭でも言った通り、漫画も人に感動を与える手段であるということは他の創作作品と同じです。
 むしろ漫画だからこそ、人の心にソフトに入ってくるという面も大きいと思います。
 そして、それが現実の世界に良い影響を与えるのならば、もっともっと広く受け止められるべきだと思います。

 重ねて言いますが、漫画という文化は少なくとも私からは、かけがえのないものだと思いますよ。 


 俺たちのフィールド
 原作:村枝賢一(小学館・少年サンデーコミックス)

あらすじ
 サッカー好きの少年・高杉和也は、日本リーグのスター選手である父・貫一と、いつか国立競技場で一緒にプレーすることを夢見ながら、幼馴染の森口愛子や転校生の騎場拓馬と共に、少年クラブでサッカーに打ち込んでいた。
 だが貫一が交通事故によって、帰らぬ人となると和也は父を失った失意からサッカーを止めてしまう。
 しかし高校2年になったある日、和也の前に一人の男が現れた事で再びサッカーを対峙する事となる。

 Wikipediaより 俺たちのフィールド

 
 サッカー漫画に関しては、私達が住んでいる場所の都合上、知っておこうと思いまして、
 たくさん読みましたが、その中でも一番面白かったのがこれです。

 サッカー漫画といえば、古典的・世界的名作であるキャプテン翼があります。
 キャプテン翼がどれだけのサッカー選手に影響を与えたかは計り知れないものがある
 ということは私も知っていますが、どうしてもそれよりも俺フィーのほうが面白いのです。

 これから読んでみようと思う人は、注意してほしいのですが
 この作品は他のスポーツ漫画ではありえないくらい負けます。
 そして、(結果的にはいい人が多いのですが)基本的に敵だらけの環境です。
 あまり主人公にとって都合の良いことは起こらない漫画なのです。
 でも、そこがいいのです。
 作者の村枝さんが、サッカーに対して真摯な描き方をしているのも魅力的です。

 そして、やはりこの漫画にも熱い登場人物と熱い台詞が多いです。
 登場人物の心境をここまで表現できるのかと、感情移入しながら読ませていただきました。
 紙幅に限りがあるので、本当は省略しようと思いましたが、やっぱり紹介させていただきます。
 では、私の好きな登場人物とその台詞をどうぞ。
 
  
 5位 アブドゥル・アルサハリ
 「いや 短いくらいだ。」
 「ヤツらをズタズタにして、屈服させるほどの力を身に付けるには、みっちり4年はかかるさ!!」

 「ヨォォーシ、見せてみろ!!」
 「キサマがアジアで見せつけた あの世界に いや、ダミアン・ロペスに 世界一強い男に通用するのかを!!」
 

 4位 騎場 拓馬
 「そうあの時 そうあの日からや」
 「あの日から俺は 何百回、何千回ともうあきるほど、あいつにパスを出しつづけてきたんや」
 「ホラァ! 見てみい あいつは、必ず そこにおる」

 「俺の足がなんぼ削られてもな、削られた何分の一 何十分の一かが チャンスになって、和也を活かす」
 「和也を あのバケモンを生かしてやっとんのは俺や!」
 「もう十何年も前からな。 この足についたキズは、俺だけの勲章や」
 「折りたかったら、なんぼでも折にこい!!」 
 

 3位 ダミアン・ロペス
 「俺もだ この4年間待ち続けたぜ。 だからそうあわてるな!!」
 「ジックリと楽しもうぜ。」

 「カズヤ その目 ふざけるな いや それでこそ かな」
 「楽しかったぜ 長い 長い 間な ケリを つける!!」

 
 2位 末次 浩一郎
 「俺はまだまだ上に行く。 上に、上に」
 「あんたのダンナにもらったこの生命は、もっともっとスゲェ力をもっているんだ。」

 「信じる!!」
  ― 森口と一緒にいるのは 高杉の オフクロだ ―
 「テメエがどうであれ、俺には信じるだけの理由もある」

 
 1位 高杉 和也
 「ムチャクチャ惚れちまった女が あそこで俺を見てるんだ」 


 
 GIANT KILLING
 原案:綱本将也 作画:ツジトモ(講談社・モーニング)

あらすじ
 低迷を続けるETU(East Tokyo United)に、一人の男が監督として迎えられた。
 男の名は達海猛。
 かつてのETUのスター選手であり、引退後はイングランド5部のアマチュアクラブの監督として、FAカップでベスト32に導き、プレミアリーグのクラブをギリギリまで追い詰めた人物である。
 そんな彼に、古巣のクラブが白羽の矢を立てた訳だが、チーム内は開幕前から騒動ばかり、果たしてこの起用は吉と出るか凶と出るか。

 Wikipediaより GIANT KILLING

 
 サッカー漫画ではあるものの、かなり異色な、サッカー監督(とクラブチーム)の漫画です。
 サッカー競技漫画としては俺フィー、サッカー漫画全体としては今、ジャイキリが熱いです。

 どこが熱いかというと、このETUというチームが相当弱いのです。
 相当弱いという所に、先生は非常に共感しているようですが、
 この非常に弱いチームと、ジャイアントキリング(大物食い)という要素は非常に熱くなる展開です。

 この作品はサッカーというスポーツを深く知ることのできる漫画としても優秀です。
 選手だけではなく、運営側やスポンサー、サポーターまで個人を取り上げつつ、
 ひとつのチーム全体を見ることのできる読み応えのある漫画だと思います。

 そしてやっぱりジャイアントキリングですね。
 如何に戦略を立ててチームを勝たせるか、以下に戦術を組むか、達海監督という面白いキャラクターが
 なおさら引き立つのがこの漫画のポイントです。


 ちなみに、この漫画のヒロインは誰が何と言おうと世良くんです。


 長くなりました。
 正直、いつもの記事よりも力が入ってしまって、時間もかかっております。
 毎度のことながら、面白い漫画などありましたら、お気軽にご連絡ください。
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Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
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合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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