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ケッペンの気候区分の見分け方

 どうもこんばんはライネです。
 旅行がったので話が途切れてしまいましたが、気候の話に戻ろうと思います。

 雨温図の説明が途中だったのですが、詳しく説明する前に、
 12気候区の見分け方を整理しておきましょう。
 今まで色々なところで説明をしてきたので、今回はまとめになります。



 気候区を見分ける手順その①
  「北半球か南半球かを判断する」

 これは見たらすぐわかるものなので、すぱぱっとやってしまいましょう。
 1月・12月の気温と7月~9月の気温を比べて、
 1月・12月の方が暖かければ南半球、7月~9月の方が暖かければ北半球です。


 気候区を見分ける手順その②
  「いつ乾燥するのかを判断する」 
 
 こちらは詳しくは「夏の乾燥と冬の乾燥のちがい」を参照してください。
 夏と冬というのはポイントですね。
 北半球で生活していると、夏というのは7月~9月のことだと勘違いしている人もいると
 思いますが、1年のうちで温かい時期が夏で、寒い時期が冬です。
 なので、手順①で南半球だった場合は7月~9月は冬と言うことになります。 

 乾燥する時期の判断をするときには、目安を付けるのが大事です。
 ああ、夏に乾燥してそうだなーと思ったら、次の図の「夏季乾燥」チェックを、
 冬に乾燥してそうだなーと思ったら、「冬季乾燥」チェックをしてみてください。
 このチェックにあてはまらない、もしくは乾燥している時期が無いならば、
 「どちらでもない」タイプです。

乾季チェッカー


 気候区を見分ける手順その③
  「乾燥帯かどうかを判断する」

 遠回りに思うかもしれませんが、必ず一度、乾燥帯かどうかをチェックしなければいけません。
 このチェックの方法がややこしいのですが、まずは次の計算をして「乾燥限界」を割り出します。

 ・夏に乾燥するタイプの場合 …  年平均気温 × 20
 ・冬に乾燥するタイプの場合 … (年平均気温 + 14) × 20 
 ・どちらでもないタイプの場合… (年平均気温 + 7) × 20

 乾燥限界というのは、「その地域の気温において、降らなければならない雨の量」だと思ってください。
 この数値よりも年降水量が少ない場合は、乾燥帯と言うことになります。
 乾燥帯であることが解った場合は手順④へ、その他の気候帯だった場合は手順⑤へ移動してください。


 気候区を見分ける手順④
  「砂漠気候かステップ気候かを判断する」

 手順③で算出した「乾燥限界」を半分にしてください。
 これで「降らなければならない雨の量」が半分になりましたが、
 それでもなお年降水量が少なければ「砂漠気候」、
 さすがに乾燥限界の半分以上は雨が降るというのなら「ステップ気候」です。


 気候区を見分ける手順⑤
  「寒帯かどうかを判断する」

 さて、次は寒帯かどうかのチェックです。
 正直なところ乾燥帯のチェックができれば後は簡単なので、もう心配することはありません。

 どうやって判断するかというと、今度は「最も暖かい月の平均気温」をご覧ください。
 この気温が「10℃以上」あれば寒帯ではありませんので手順⑦へ、
 「最も暖かい月の平均気温が10℃未満」だったら寒帯なので手順⑥へ移動してください。


 気候区を見分ける手順⑥
  「ツンドラ気候か氷雪気候かを判断する」

 再び「最も暖かい月の平均気温」をご覧ください。
 この気温が「0℃以上」あれば「ツンドラ気候」、0℃未満だったら「氷雪気候」です。

 ツンドラ気候というのは「最も暖かい月の平均気温が0~10℃」の気候区で、
 氷雪気候というのは「最も暖かい月の平均気温が0℃に満たない」気候区なんですね。


 気候区を見分ける手順⑦
  「熱帯か温帯か亜寒帯かを判断する」

 今度は「最も寒い月の平均気温」をご覧ください。
 この気温が「18℃以上」ならば熱帯なので手順⑧へ、
 「18℃未満、-3℃以上」ならば温帯なので手順⑨へ、
 「-3℃未満」ならば亜寒帯なので手順⑪へ移動してください。


 気候区を見分ける手順⑧
  「熱帯雨林気候かサバナ気候かを判断する」

 ここは本来ならば少しめんどくさい基準です。
 詳しくは「熱帯の気候区の見分け方」をご覧ください。
 ただ、今回は12気候区だけなので、難しい話は関係ありません。

 「最も雨の降らない月の降水量が60mm」以上ならば「熱帯雨林気候」で、
 60mm未満ならば「サバナ気候」と言うことになります。


 気候区を見分ける手順⑨
  「地中海性気候か温暖冬季少雨気候かそれ以外かを判断する」

 ここで、久しぶりの手順②が登場します。
 手順②において、夏乾燥型ならば「地中海性気候」で、
 冬乾燥型ならば「温暖冬季少雨気候」です。
 どちらでもない場合は手順⑩へ移動してください。


 気候区を見分ける手順⑩
  「温暖湿潤気候か西岸海洋性気候かを判断する」

 今度は再び「最も暖かい月の平均気温」をご覧ください。
 これが22℃以上なら「温暖湿潤気候」で、22℃未満なら「西岸海洋性気候」です。


 気候区を見分ける手順⑪
  「亜寒帯湿潤気候か亜寒帯冬季少雨気候かを判断する」
 
 ここでも手順②が登場します。
 手順②において冬乾燥型ならば「亜寒帯冬季少雨気候」で、
 どちらでもない場合が「亜寒帯湿潤気候」です。


 というわけで12気候区の判断基準をまとめました。
 これを一発で全て覚えるのは大変なので、次回から雨温図を見ながら少し練習していきましょう。
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素晴らしいです!

こんにちは!
テスト前で地理の雨温図が全く分からず、焦って検索したところこの記事を見つけました!
なんと素晴らしい!こんな私でもわかるなんて〜!感激です
今まではどこどこは何気候、のように覚えていましたが、こんな風に覚えて行けば、今回のテストは行けるような気がします!
ありがとうございます(^^

テスト勉強用の方法

気候区分は本当に複雑でしたねー
どこが何気候なのか覚えようとするなら、遠回りに思うかもしれませんが色塗りは意外と効果があると思います。
何も書かれていない世界地図に、気候区分の図を見ながら写していたら、2,3回くらいで頭に入りました。

雨温図の方は、いくつか実際の雨温図を見ながらこのページのやり方で、本当にその気候なのか調べたていたら、そのうち見なければいけない要点みたいなものが解ってきて、あとはスムーズに判断できるようになりました。
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先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
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