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フェーン現象とは何か

 どうもこんばんはライネです。
 今日はここのところ他の話題があってできなかった「フェーン現象」について説明します。

 まず「フェーン現象」によって発生することを簡単に押さえておくと、
 「風が山を越えることで、風下側が風上側よりも高温乾燥になる」ということです。
 図にするとこんな感じですね。

フェーン現象1


 どうしてこのようなことが起こるのかというのが色々と難しいのですが、
 ざっくり言えば、「気温の逓減率」が影響しているようです。
 気温の逓減率については、5月15日の「気温の逓減率と高山病」を参照してください。
  

 見るのが面倒な人のために簡単に触っておくとすれば、
 「山の上などの空気の圧力(気圧)の低い所では、空気の分子が物凄く元気に動くようになるので、
 エネルギーを使い果たして気温が下がる」と理解していただければよいと思います。

 で、この高度による気温の下がり具合は、常に一定ではなくて、「湿度が高いほど鈍る」ようです。
 これがフェーン現象の一番の要点ですね。

 つまり、海風が山にぶつかることで、風が強制的に上昇気流となります。
 海風なので十分な湿度があり、風上側の気温の逓減率は小さいわけです。

フェーン現象2


 さて、今度は湿度について復習しましょう。
 6月19日の「湿度って何だろう?」で、「空気は気温が高いほどたくさんの水を含む」とあります。


 これは考え方を変えれば、気温が下がればあまり多くの水を持てないということですね。
 では高い気温の時にたくさんの水を含んだ空気が、気温が下がったらどうなるのでしょうか?

 持てなくなった水を捨てるしかなくなりますよね。
 これが「雨」というわけです。


 フェーン現象の話に戻りますと、風上側では上昇気流によって気温が下がり、雨を降らせます。
 そして、今度は風下側に吹き降りてくるわけですが、雨はもう降らせきってしまったため、
 この下降気流は乾燥しています。

 また、乾燥した空気の逓減率(下降気流なので、気温は上昇しますが)は、大きくなります。
 湿った空気の逓減率を100mで0.5度、乾燥した空気の逓減率を100mで1度とすると、
 2000mの山を風が超える時はどうなるかというと、こんな感じになります。

フェーン現象3


 たしかに、風が山を越えると、気温が上がって乾燥していますね。
 これをフェーン現象という訳です。
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合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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