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蛇行する偏西風

 どうもこんばんはライネです。
 昨日の話で十分かと思ったのですが、今日も偏西風について詳しくみてみましょう。


 まずは昨日の話にでてきたジェット気流なのですが、
 これは地表から離れる程、早くなるという風でした。

 どれくらい早くなるかと調べると、JALさんいわく、
 1998年4~6月の時刻表によれば、ニューヨークから成田へ行く場合は13時間40分、
 成田からニューヨークへ行く場合は12時間20分なのだそうです。
 
 JAL航空豆知識「行きと帰りではなぜ飛行時間が違うのか?

 図にするとこんな感じですね。

ジェット気流と飛行機

 要するに西から東へ向かう偏西風のジェット気流によって、
 飛行機の速度に1時間20分の差を生じさせてしまう程ということです。
 偏西風が吹いている地域では、地球の裏側まで行くときは東回りの方が早くなるわけですね。


 偏西風が吹いているのは、Wikipediaによれば30度から60度の範囲と言われていますが、
 これは南半球と北半球では風の吹き方もかなり違う様です。

 地表が全て均質であるなら、北半球も南半球も季節の変化はあるとしても、
 同じ風が吹くでしょうが、現在の地球は北半球に陸地が多く、
 南半球のとくに高緯度側は陸地が少ない訳です。

世界地図

 というわけで、高緯度に行くほど風の吹きかたには違いが出てきます。
 これは気温の年較差でも説明したのですが、海と陸では温まりやすさも冷めやすさも違います。

 寒いところのほうが高気圧が発生しやすく、風はこの高気圧へと向かって吹くので、
 ある意味、北半球では「季節風」と呼ばれる「季節の変化によって風向きを変える風」のほうが、
 影響がつよいようです。

 具体的にどう違うかというと、北半球では特に陸地の多い所を吹く偏西風が蛇行します。
 簡単にまとめるとこんな感じになります。

冬の季節風
 北半球の冬の偏西風の吹き方(オレンジ)
 ピンク=気温の比較的高い海上部、水色=気温の比較的低い陸上部。


 ちなみに、この影響を強く受ける北半球の極東風は全く見られないというわけではありませんが、
 かなり影の薄いものになっているようです。
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