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武力を必要としない戦争と金で買える友達

 この試合は、私が住んでいるところから自転車で1時間くらいのところでやっていたわけで、
 少し不思議なご縁を感じますね。


 私は、俺たちのフィールドを読んで、少し昔の日本サッカーを知っている程度なのですが、
 私なんかよりも相当サッカーに詳しい先生が言うには、
 「出られるのが当たり前だなんて思うほど、まだまだ歴史は深くない」のが、
 日本のサッカーなのだそうです。


 今日は気温の年較差の話がひと段落ついたので、サッカーにまつわる話を少し調べてみました。
 まず、ワールドカップとは何かという話ですが、これは世界最大のスポーツイベントなのだそうです。

 去年行われていたロンドンオリンピックの参加国は204の国と地域でしたが、
 今日、参加が決まったワールドカップであるブラジル大会には、
 直接参加できる国と地域は32ではあるものの、
 ブラジル本大会参加のために必要な予選大会に参加したのは208の国と地域なのだそうです。
  ※ブータン、グアム、モーリタニア、モーリシャスは棄権でブルネイは資格停止。

 ちなみに世界のほぼすべての国が協力して世界平和を考える「国際連合」という組織に加盟している国は
 193カ国で、ワールドカップを開催する「FIFA」に加盟するのは209の国と地域というから、
 この世界でサッカーが持つ力は相当大きいことが伺えます。


 先生が言うには、サッカーはある意味では「武力を必要としない戦争」なのだそうです。
 実際に言えば戦争というのは、対立する意見を持つ国同士における最後の最後の、
 もうどうしようもない手段なわけで、サッカーの試合でそれが解決することはありえないし、
 あってはならないわけですが、国の活力やら経済力やら、そういったものを見せつけるという側面
 ということにおいては言い得て妙な例えだと思います。

 簡単に言ってしまえば、「俺の国はこんだけすごいんだぜ」というものを平和的に威張りあえる
 またとない機会なのかもしれません。


 ワールドカップの歴史は1930年から4年に1度行われ、今度のブラジル大会が20回目の大会だそうです。
 そのうち、日本が出場した(する)のはブラジル大会を含めてまだ5回。
 たしかに先生の言うとおり、サッカーに関して日本はまだまだ新参者なのかもしれません。

 なお、日本代表は1954年に初めて予選大会に出場してから、
 現在まで予選大会も含めて14回参加しています。
 うち一回は開催国枠で参加しているので、予選に通過したのは13回中の4回ということになります。

 ただし、この4回(開催国枠での出場も含めれば5回)は連続出場なので、
 昔に比べれば格段に強くなっているという評判も耳にします。
 


 さて、ワールドカップ(予選)に関する番組を見ていますと、いくつかの特徴的な言葉が登場します。
 その最たるものが「ドーハの悲劇」と「ジョホールバルの歓喜」です。

 このふたつの言葉に関しては恐らく今、インターネットで調べるよりも、
 俺たちのフィールドを読んだ方が、理解しやすいと思います。

 ドーハの悲劇というのはブラジル大会から数えて6大会前のアメリカ大会予選でのお話です。
 20年も前の話なので、もちろん私は知る由もないのですが、
 はじめて日本にワールドカップ行きのチャンスがやってきたのがこの時だったそうです。

 イラクと行われたこの試合は2-1で勝っているまま、ほぼ試合終了直前。
 引き分ければワールドカップ初出場という最後の最後で同点にされてしまい、
 ワールドカップに出場出来なかったことを言います。


 そして、それから4年後のフランス大会予選。
 その最終戦、相手は今回もイランで2-2のまま延長戦へ。
 勝てばワールドカップ初出場というところで、なんとか勝ったのがジョホールバルの歓喜というわけです。

 なお、俺たちのフィールドでは、ジョホールバルのあるマレーシアではなく、
 サウジアラビアで試合が行われていますが、なんでジョホールバルで試合が行われたのかについては、
 Wikipediaを参照してください。


 そしてひとつ、このジョホールバルの歓喜には、大切なエピソードがあります。
 実はこの時すでに、次のワールドカップが日本(と韓国)で行われることと、
 日本は開催国枠での出場が決まっていたわけです。

 ということは、もし自分の力でフランス大会に出場していなかったら、
 初めての参加が、まさかの開催国枠という事になっていたわけです。


 なんて例えればよいでしょうかね。
 俺たちのフィールドでは、「初出場を金で買った国と言われ続ける」というような文言でしたが、
 遊び相手のいない子が、そのへんの子にうちで遊ばないかといって、
 場所を提供して混ぜてもらう感じですかね。
 その後彼らと友達になれたとしても、ずっと言われ続けそうですね。
 とにもかくにもそういった事態を回避したのがジョホールバルの歓喜だったわけです。


 こういった状況にあった国が、それから20年間(といっても5大会ですが)連続で、
 ワールドカップに出場できているわけです。
 昔を知る人からすれば先生の言葉通りで、まだまだ新参者かもしれませんが、
 私を含め日本サッカーとの付き合いがそれほど長くない人からすると、
 出れて当たり前な気がしてきてもおかしくないのかもしれません。

 こういう歴史があることを知れば、出れることが当たり前なんて思わずに、
 ひとまずは今日の良き日をお祝い出来ると思います。

 ただし、出場しただけで喜んでもいられないのも事実です。
 出場するのが当たり前だと思う人ほど、この後本大会でなにを残せるのかというところにも期待しましょう。
 

 このブログは勝手にサッカー日本代表を応援しています。
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