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コリオリの力

 どうもこんばんはライネです。

 まだ1年半も経っていないというのに、ずいぶん昔の事の気がするのですが、
 こちらに来た当初、まだ日本語も解らなかった頃、
 キャッチボールに誘われたことがあります。 

 先生は年に数度、主に涼しい時期になると、キャッチボールをしたくなるそうで、
 ルールも良く解らないまま付き合わされました。

 最初はただボールを投げ合うという遊びの意味が良く解らなかったのですが、
 あれは言葉を使わないコミュニケーションだと理解しました。



 さて、昨日は地動説の話をしたのですが、
 その結論は「私たちは地球が動いていることを実感できない」というものでした。
 これを踏まえて、こんな様子を想像してみてください。

コリオリ1

 まずは大きな円盤状の舞台を用意します。
 その中央と円の端に人が立って、キャッチボールをしてみます。

 そのままなら普通のキャッチボールですが、
 キャッチボールをしたまま舞台を動かしてみましょう。

コリオリ2

 すると、このようにキャッチボールがうまくできなくなるはずです。
 実際のキャッチボールは変な方に投げても、うまく動いて取ることもできるわけですが、
 今回は最初の立ち位置からは動かないと仮定しています。


 この様子を見て、舞台の外から見ている私たちは、
 舞台が動いたからキャッチボールが上手くいかなかったと知ることができます。

 ところが、キャッチボールをしている本人は違う事を考えています。
 もちろん舞台の大きさや、その周囲の景色が動くことで、実際には気付けると思うのですが、
 この舞台が地球と同じ性質を持っていたとすると、
 キャッチボールをしている人たちは、自分たちが動いたことに気付けないわけです。
 よって、ボールの方が急カーブしたと考えるわけです。

コリオリ3



 実はこれ、地球上のいたるところで同様の現象が見られます。
 要するに私たちは地球が動いているということを実感できないために、
 その他のものが、動いていると錯覚してしまうのです。

 これを「転向力(てんこうりょく)」もしくは「コリオリの力」と呼んでいます。
 地球の回転方向は先ほどの舞台と同じように東周りなので、
 北半球では、進行方向に対して右に曲がっているように見えます。

 一方南半球の場合は、先ほどの舞台の裏側に立っている状況です。

コリオリ4

 よって、ボールの動きそのものは一緒なのですが、
 進行方向に対して左に曲がっているように見えるわけです。
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先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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