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海岸平野で見られる地形と土地利用

 どうもこんばんはライネです。
 さて、一週間ばかり道を逆走してしまいましたが、海の地形の話に戻りましょう。

 海の地形、正確には海と陸の狭間の地形は大きく分けると2種類。
 「離水海岸」と「沈水海岸」です。

 まずは離水海岸の地形から説明していきましょう。


 解りやすい地形としては、平野から続く遠くまで浅い海ですね。
 ここの海水面が下がっていくことで、それまで浅いとはいえ海底だった場所が、
 地上に現れたところを「海岸平野」と呼んでいるそうです。

海岸平野

 千葉県の九十九里浜なんかが有名です。

九十九里浜

 この地域をよく見てみますと、街が海に対して平行に並んでいることがわかります。
 これはいったいどういうことなのでしょうか?

並んだ街



 調べてみるとどうやらこの集落は周辺より少しだけ高いところにあるようです。
 で、この様な場所を「浜堤(ひんてい)」と呼ぶそうです。

 ついでに写真では茶色い畑に見える所ですが、地形図上では水田でした。
 つまり、高いところは集落、低いところは水田という、
 氾濫原での自然堤防と後背湿地の関係に似た土地利用がされているようなのです。


 断面図を描くとこんな感じでしょうか。

浜堤と集落



 問題は浜堤はどうやって作られたのでしょうか?
 これを考えるには、海岸平野が作られた過程をもう少し詳しく理解する必要があるようです。

 最初の図ではいきなり海が下がっていますが、
 実際はそれほど急に海が下がったとは考えにくいです。
 きっとじっくりと長い時間をかけて下がっていったのでしょう。



 どうやらその時に、波の影響で砂が集まった場所ができたようなのです。
 特にその頂上部分が海面より高くなった場所は、「沿岸州(えんがんす)」と呼ばれています。

沿岸州


 さらに、沿岸州よって海から切り離された海だった部分は、
 まさに三日月湖(河跡湖)のような状況になります。
 元々は海水があったのでしょうが、干上がったのか、雨水によってだんだんと淡水化したのか、
 ちょっと低い湿地になったわけです。

 ちなみに、何らかの原因で海から切り離されてしまった、
 もしくは切り離されそうになっている海を「ラグーン」と呼んでいるそうです。


 これがさらに海が下がっていったことによって、沿岸州は浜堤に、ラグーンはその間の水田地帯に
 なったのだと考えられます。
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