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扇状地の土地利用②

 こんばんはライネです。
 今日も引き続き扇状地についての説明です。

 とはいえ、基本的な話は昨日でしつくしてしまいましたので、
 今日は補足的な内容になります。


 まずは、扇状地の呼び方なのですが、
 上流部から、「扇頂」「扇央」「扇端」という呼ばれ方をしているそうです。

扇状地の名前



 それぞれの基本的な土地利用に関しては昨日の説明をご覧頂くとして、
 補足していきましょう。


 まずは扇頂ですが、ここではまだ川が地下に潜る(伏流する)前なので、
 比較的簡単に水を手に入れることができます。
 ということで、昨日の説明では扇端で見られると言いましたが、
 ここにも街がつくられることはあります。

 このような場所に作られる街を「谷口集落」と呼んでいるそうです。
 水が手に入るならば水田なども多そうですが、
 考えてみると、水を溜めるには平坦な土地の方が向いているのではないでしょうか?

 ただ、昔の日本ではお米はお金と同じような価値を持っていたそうなので、
 多少の無理をしてでも作っていそうですが。



 続いて扇央です。
 こちらは、土地が平坦ではない上に水が手に入りにくいのでやっぱり、
 果樹園や畑としての利用が多いのでしょう。

 ただし、「黒部川扇状地」のように水が手に入りやすい扇状地というものもあるそうで、
 そういった場所では稲作が行われているようです。


 ちなみに今でこそ、異世界人の目から見ると驚きを通り越して、あきれる程、
 それこそ魔法のような工業技術を持っている日本ですが、
 明治時代から昭和中期頃にかけて、日本の工業の中核を担っていたのは「糸」作りだったそうです。

 専門的な言い方をすれば「養蚕業」といわれるものです。
 ようするに、糸を吐き出す芋虫、正確にはカイコと呼ばれる蛾の幼虫を育てて、
 成虫になるために繭玉を作った段階で煮てカイコそのものは殺してしまい、糸を回収するわけです。


 で、このカイコという芋虫はこの養蚕業のために完全に家畜化された昆虫でして、
 そのエサとなる「桑の葉」を取るため桑畑が必要となります。
 現在の日本では、この養蚕というものが下火になっているのであまり桑畑も見られませんが、
 昔は扇状地の扇央と言えば桑畑が多かったそうなのです。



 最後に扇端です。
 ここではもう水が手に入りやすいので、昨日の説明通り街が作られやすい場所になります。
 ちなみに、一度地下に潜ったて再び外に出てくる水を「湧水」と呼ぶそうです。
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合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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