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タイムマシン発見しました

 8月中ほとんど家から出なかった理由は暑かったということもありますが、
 この家が、数か月は外出しなくても大丈夫なくらい魅力的だということも、
 大きな原因のひとつです。


 なんといっても、ものすごく本が多いです。
 先生の仕事がら、幅広い知識が必要ということで、
 人体、脳など生体に関するもの、フェルマーの最終定理など数論に関するもの、
 時空のしくみや宇宙の成り立ちなど物理に関するもの。

 このほかに、古典、深海魚、元素、鉱物、気象、心理学、航空、鉄道、経済、
 格闘技、神話、歴史などなど、入門書レベルとはいえ、
 確かに幅広い分野の知識を勉強できるのです。

 中には色の辞典なんていう不思議な本までありました。


 あとは、漫画も沢山あります。
 先生が言うには、そういうところからも知識を貪欲に吸収したそうです。

 正直、私も似た所があるので、非常に興味深く、
 この夏は引きこもっていたものの、なかなか充実しておりました。

 そんな8月が終わって、先生はにわかに忙しくなったそうです。
 先生に監修してもらっている都合上、もしかすると更新頻度が下がってしまうかも
 しれませんが、こつこつ書き溜めておこうと思います。



 さて、前回は1日の時間の長さを説明しました。
 そして、前には時差の基本的な仕組みも説明しました。

 この辺を簡単にまとめますと、次の内容になります。

 ・1日は24時間ある。

 ・地球は球体(上から見れば円)なので、350度ある。

 ・360÷24=15 なので、経度が15度ずれると、1時間の時差が生じる。

 ・経度0度はイギリスの旧グリニッジ天文台を通る経線である。
   ⇒これを本初子午線と呼ぶ。

 ・本初子午線は時差の基準となる0度の標準時子午線でもある。

 ・太陽が一番高くなる時間を昼の12時としている。

 ・本当は東西方向に一歩でも動くと、時刻は変わるのだが、複雑すぎるため、
  各国は15の倍数となる最寄の経線を数本、利用して、その経線の時間を
  標準時(現地時間)としている。



 かなり、盛り沢山な情報ですがこんな感じでしょうか。
 詳しくは過去の記事で解説していますので、お手数ですがそちらをご覧ください。


 実は、時差に関して大部分は既に説明しているのですが、
 先に現在位置を知る方法を解説したかったので、大事なところを端折って説明しています。
 日付変更線のお話です。


 ロンドンを通る経度0度の経線、つまり標準時子午線が時差の基本ということは、
 上記の囲みの中にも書いてありますが、実はこの反対側の経度180度付近には、
 日付変更線と呼ばれる不思議なラインが存在しています。
経度

 この図は、経度0度と180度の関係が分かりやすい良い図だと我ながら思います。
 で、感覚的に日付変更線について分かりやすいのは次。

日付変更線
 
 図の中央にある黒い線が、噂の日付変更線です。
 ご覧のとおり、この線、そもそも真っ直ぐじゃありません。
 
 まぁ、この線を超えると強制的に日付が変わるので、
 そんな線が国内にあったら、人との待ち合わせが大変なことになるので、
 多少のズレは大目に見ましょう。

 でも真ん中にあるトンカチみたいなでっぱりは、気になります。
 調べてみたところ…

 カロリン島(ミレニアム島)
 カロリン島あるいはカロリン環礁(ミレニアム島として知られている)は、ライン諸島最東端の島。
 キリバスに属し、同国最東端の島でもある。
 
 カロリン島は日付変更線に一番近いため世界で一番速く一日を迎えるとともに新年を一番速く迎える島である。
 キリバスはミレニアムや新世紀の年越し(カウントダウン)を目当てとした観光需要をターゲットにして
 1995年1月1日に日付変更線を移動した。後に島の名称もカロリン島からミレニアム島に変更している。

カロリン島


 とのことです。
 なるほど、そういうのもあるのか… ※
  ※先生がたまに言う台詞。元ネタは孤独のグルメ。

 これはちょっと、理論的では無いですね。
 こちらの世界独特のものです。
 ただ、日付変更線そのものはどこにあっても大して変わらないものなので、良しとしましょう。



 さて、この日付変更線を西経から東経に、図で緑色の矢印のように移動すると、
 強制的に1日進むことになります。
 同様に東経から西経に、青い矢印のように移動すると1日戻ります。


 と、言うのも、東に行けばいくほど、太陽が一足早く昇る地域になるため、
 本初子午線を基準にすると時刻は進みます。

 同様に西に行けば行くほど、太陽がまだ昇ってこない地域になるため、
 本初子午線を基準にすると時刻は戻ります。

 例えば仮に、次の図Aの線を本初子午線として、時刻を昼の12時とすると、
 同時間の、Bの線ではもう夕方の6時、Cの線ではまだ朝の6時ということに
 なったりするわけです。

時差

 このような各地で示す標準時(現地時間)の差を時差と呼びます。
 けれども、東に行けば東に行くほど、示す時刻は進み、
 西に行けば西に行くほど、示す時刻が戻るということは、


 東向きに地球を5周もしたら、5日前になってしまいます。
 これは不思議。

 というか、錯覚ですね。
 こういうことが起こらないように日付変更線というものを設定して、
 何十周しても過去や未来に戻らないようにしているわけです。
 ※実際に時間が変化しているわけではありませんが…。


 大事な事を言うのを忘れてましたね。
 あくまでも時間は同じです。
 1時間分、西に行ったからといって、1時間後の世界を見ているわけではありません。
 ご注意ください。


 んで、2つの図を重ね合わせるとこのような図になります。
 もっとわかりやすく、XとYの点をご覧ください。
日付変更線と時差

 仮にXの地点の時刻を9月3日午後3時とすると、Yの時刻は9月2日午後2時になります。
 日付変更線があるので、強制的に1日ずれているのですが、
 時差そのものは本来なら1時間ということが分かります。

 まあ、感覚的には日付変更線を通ってしまうのですが、
 実はこれ、日付変更線を通らずに、23時間分、XからYに西方向に移動したと考えても同じですね。


 どちらにしても、X・Yの両地点で見ている太陽は同じものです。
 でも、世界的なつながりをもって生活するようになったこちらの世界では必要な決め事なのです。
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現在この世界のことを勉強中。
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合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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