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本所、領家は荘園集落


 どうもこんばんはライネです。



 最近はずっと歴史のことを追いかけていましたが、やっと昨日集落の話に戻れました。
 とはいえ、再び歴史を追いかけないといけないのですが・・・


 ずいぶん回り道をしてしまったので、大雑把にまとめておきましょう。

 一度日本全国の土地を国が管理することになったものの、
 食料不足や税の回収が満足にできなかったことで「墾田永年私財法」のように、
 自分で荒れ地などを切り開いて農地にした土地は自分で管理していいことになります。

 ところが藤原一族が中央の権力を握ると、地方の政治は放っておかれ、
 本来地方の政治を行う「国司」の主な仕事は、税を回収して、
 その一部を自分のものにすることになってしまいました。


 国司は力のある農民たちに、地元の土地を管理させるのですが、
 農民は自分の管理する土地に名前を付けて「名田」とします。

 さらに成長して自分で土地を開発するような人々も出てくるのですが、
 それでも放っておくと、国司自分の土地から税を取られてることを嫌って、
 税金回収員となった「受領(国司)」が強く言えない貴族に土地を譲り、
 その代わりに自分を現場監督として使ってもらうようになったというわけです。



 このような土地を「寄進地系荘園(きしんちけいしょうえん)」というそうです。
 土地をもらった貴族は「領家」と呼ばれたわけですが、
 さらに上位の貴族などに土地を渡す場合もあったようです。
 


 こんな感じで、一番上の所有者のことを「本家」と呼ばれました。
 たいていの場合は、天皇と結びついた貴族や、摂政・関白になるような貴族、
 そして力のあるお寺なんかが本家になったようです。

 本家によって管理された土地などは「本所(ほんじょ)」と呼ばれ、
 やっぱりそういう地名が残っています。
 
 本所


 昨日の領家も含めて、本所もまた荘園集落の地名ですね。
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