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シェンゲン協定とイギリス


 どうもこんばんはライネです。

 1993年のマーストリヒト条約によって誕生したEUですが、
 1999年には「アムステルダム条約」が結ばれます。

 マーストリヒト条約で手の届かなかった部分を補う条約なのですが、
 まず、わかりやすいところでは国を越えた警察の協力ができるようになったようです。

 そして何と言っても大きいのはシェンゲン協定がEUに取り込まれ、
 今後EUに入る国は、同時にシェンゲン協定にも加わる事が求められるようになりました。


 つまり、現在ではEU加盟国とシェンゲン協定適応国はほとんど同じになっているわけです。
 EUの中で移動する際には、パスポートのチェックなどの必要がなく、
 自由に国境を越えられるようになりました。


 けれども厳密に言うと、現在でもEU加盟国とシェンゲン協定適応国は完全に同じではありません。
 このあたりを詳しく調べてみましょう。

 まず、イギリスとアイルランドはEUに入っているものの、シェンゲン協定は結んでいません。
 というのも、イギリスとアイルランドは島国で、お互いの国以外に陸上の国境がありません。
 つまりイギリスやアイルランドに入国するのは、ルートがかなり限られているわけです。

入国チェックポイント

イギリスの玄関


 橋でヨーロッパの他の国とくっ付いているわけではないですし、
 基本的には空港と海港、そしてユーロトンネルという鉄道専用のトンネルを使わない限り、
 入国することができないわけです。

 このように、入国する人をチェックする場所が限られていることから、
 他のヨーロッパの国に比べて元々チェックするのが簡単だったので、
 シェンゲン協定に加わる必要性があまりなかったわけです。

イギリスとシェンゲン協定


 どうやらアイルランドはシェンゲン協定を結んでもいいと考えているようですが、
 アイルランドはイギリスとの間で国境を自由に通れるようなルールを作っているようです。
 そのため、アイルランドがシェンゲン協定を結んでしまうと、
 シェンゲン協定を結んでいないイギリスにも入り放題になってしまうので、
 どちらの国もシェンゲン協定には入っていないそうです。
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