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ヨーロッパがひとつに② EC?


 どうもこんばんはライネです。
 EU(ヨーロッパ連合)ができるまでの歴史を追いかけております。

 昨日は戦争をしないためにヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC)が誕生しました。
 そして、その6年後1957年には「ヨーロッパ経済共同体(EEC)」と、
 「ヨーロッパ原子力共同体(EURATOM)」が誕生します。


 まずヨーロッパ経済共同体(EEC)とは、
 みんなで協力して経済発展していくための「関税同盟」を目指したようです。

 関税とはまた別の機会で詳しく説明しようと思いますが、
 要するに他の国からやってきた商品にかける税金です。


 例えば他の国から安い商品がどんどん入ってくると、
 多くの一般国民からすれば嬉しいかもしれませんが、
 同じ商品を作っている人からしてみれば、商売あがったりです。

 ですので、税金をかけて、国内の商売をまもっているわけですが、
 これを取っ払おうと言うものだと思ってください。

 
 

 そしてヨーロッパ原子力共同体(EURATOM)とは、
 これからのエネルギーである原子力の利用や研究を一緒にやろうというものです。
 ある意味、「IAEA(国際原子力機関)」のヨーロッパ地域限定版とでも言いましょうか。


 とはいえ、これら3つの組織ができたときに加盟した国は全部同じでした。



 だったらひとつの組織を作っちゃえばいいんじゃないのと思います。
 実際、これらをまとめて「ヨーロッパ共同体(EC)」というものができた。
 と、色々な本に書かれているのですが、どうにも少し違う所があるようです。


 「3つまとめてヨーロッパ共同体」と聞くと、完全に合体したものに思えてしまうのですが、
 実際の所、現在でもヨーロッパ原子力共同体は、加盟国こそEUと一緒ですし、
 EUによって運営されているのですが、別の組織なのだそうです。


 これには人間の「我がまま」が関係しているようです。
 例えば、全体的に見れば上手くいくことが多いといっても、
 「今日から隣の人の家とくっ付けて、何もかも一緒に生活しましょう」
 と、言われたら素直にできるでしょうか?
 どうしても「ここは譲れない」というところもあると思います。

 ヨーロッパがひとつになれば経済的にも良くなるし、戦争も起こらなくなるといっても、
 「原子力ってなんか怖くない?」という人が少なからずいるわけです。


 そういう人がたくさんいると、せっかくひとつにまとまろうとしても、
 やっぱり反対ということになりかねないので、
 「EUが直営ではあるけれど、EURATOMは別物」という扱いになっているようなのです。


 これは当初のヨーロッパ経済共同体も同じで、
 実際に3つの組織がまるっとひとつの「ヨーロッパ共同体」になったのではなく、
 3つの組織をまとめて、とりあえず「ヨーロッパ諸共同体」と呼んでいる。
 というのが正しいようです。
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合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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