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都市と村落の人口問題


 どうもこんばんはライネです。

 はてさて、色々な都市を見てきましたが、
 都市の中には色々な問題があるのだそうです。
 今日からはこのあたりを見ていきたいと思います。


 都市の問題はいろいろあるけれども、基本的に共通するのは
 人が多すぎるという問題のようです。

 都市には会社が沢山あって、そこで働く人が他の地域から集まってきます。
 人が多ければお店や病院、学校などなど便利なものが増えていくので、
 それを求めてさらに人が集まってくるというわけです。


 都市はこのように人を集める性格が強くて、
 反対に村落は会社や学校などが少ないわけです。
 ですので、どんなにそこが好きでも、
 生活するためには都市に行かなければいけない。
 そういう人もいるわけですね。


 結果的に、都市には人が集まる力が働いて、
 村落には人が出ていく力が働いてしまうので、
 都市の過密化、村落の過疎化が起こってしまうというわけです。

 どうやら日本の場合は、これをどうにかしようと、
 昔から、地方にももっと人が働ける場所、人が集まる場所をつくろうと
 あの手この手を使っているのだそうです。
 まあ、あまりうまくいっているわけでもなさそうですが。



 このあたりは、「全国総合開発計画」というものに詳しく書かれているので、
 明日はこのあたりをよく調べてみましょう。

 

全国総合開発計画ってなんですか


 どうもこんばんはライネです。

 今日は都市の過密化と村落の過疎化をなんとかするため、
 日本で行われた「全国総合開発計画」についてみてみようと思います。

 実は名前と方向性を少し変えつつ、これまでに5つの計画が行われているそうです。
 このあたりを整理しつつ、ざっくりみてみましょう。


 一番最初の全国総合開発計画、通称「全総」が行われはじめたのは、
 昭和37年(1962年)の話でした。

 いまから50年以上前の話ですが、このころすでに大都市に人口が集中していたようです。
 日本の経済もだんだんと良くなっていくなかで、
 少し前に説明した「東海道メガロポリス」もしくは、「太平洋ベルト」という地域以外にも、
 工場をバンバン作ろうとしたのが一番最初の全総でした。


太平洋ベルト


 そして、昭和44年(1969年)に次の「新全国総合開発計画」が始まります。
 このころは、日本の経済が急成長していた時期だったようです。

 すでに、日本初の高速道路が63年に、東海道新幹線が64年に完成していて、
 さらにこれを全国に広めようとしたのが新全総と言うわけです。
 ただし、その後の1973年に石油の値段が急上昇したことで、
 なかなか思うようにいかなくなってしまいました。



 そして、さくっと切り上げ昭和52年(1977年)に、「第三次全国総合開発計画」がはじまります。
 石油に頼りっぱなしは良くないよねということで、
 工業中心の国からサービス業を発展させていこうとか、
 自然に囲まれた暮らしをしようとか、なかなか未来志向な計画だったようです。

 ついでに、オイルショックの影響で経済成長が止まってしまったこともあり、
 都市の発展が少し止まって、地方にも目が行くようになった時代でもあるようです。

 ただ、結局これも中途半端に終わってしまいます。




 そして、昭和62年(1987年)に「第四次全国総合開発計画」が始まります。
 この計画では「多極分散型国土」ようするに、地方にも「極」となる物を作ろうとか、
 世界との結びつきを大事にしようとか、初期のインターネット回線もこの時代のようです。

 なお、このころバブルの時代で、土地の値段が急上昇していて、
 恐ろしく景気のいい時代だったこともあって、
 地方に極をつくれと言われたからにはと、日本中にゴルフ場やらスキー場やら遊園地などの
 遊び場とかリゾート地がバンバンできたのだそうです。

 その後の不景気でこれらがバンバンつぶれていくわけですが・・・。 
  
 


 んで、現在最新のが、本当ならば第五次全国総合開発計画になっているところなのですが、
 「21世紀の国土のグランドデザイン」という名前です。

 この計画では既にある太平洋ベルト地帯の他に3つ、
 あわせて4つの軸を作って、その軸の中で力を合わせていこうというもののようです。

五全総

いろいろな地価


 どうもこんばんはライネです。

 今日はもう少し具体的な都市問題についてみていこうと思います。
 都市に人が集まりすぎると、色々な問題が起こるようです。


 まずは土地の値段が上がるようです。
 便利な場所でみんながそこに住みたい、会社を作りたいと思えば、
 値段が上がるのも当然ですが、
 一時期の東京の土地の値段は恐ろしく高かったのだそうです。



 まず、土地の値段、つまり「地価(ちか)」について見ていきましょう。
 実際のところ、欲しい人がお金を出せば値段なんていくらでも上がるのですが、
 日本には「公示地価(こうじちか)」という、いわば基準となる土地の値段が
 発表されているのだそうです。

 ただこれは全国すべてではなく、都市のうち2万か所くらいだそうです。
 これは1月1日の基準で決められるらしいのですが、
 今年の最高値は銀座の中心地で、1㎡あたり4000万円を超えるようです。

公示価格最高



 そのほかにも「基準地標準地価」というものもあるそうです。
 こちらは7月1日の基準で出すもので、都市だけでなく林地なども対象になるようです。
 なお、都道府県が知事が選んだ土地の値段の評価なので、
 度道府県地価ともよばれるようです。



 さらに、国税庁が決める「相続税路線価」というものもあります。
 ざっくり「この道路のこの辺りはいくら」というような値段の決め方がされているそうです。
 都市の道路はほとんど値段が付いているのですが、
 税金の基準となるので、若干安めに設定されているようです。

 似たようなものに、固定資産税路線価というものもあります。
 どれもこれもインターネットで調べられるものなので、
 試しに調べてみるといいかもしれません。

千代田区の人口は町レベル


 どうもこんばんはライネです。


 都市問題についてみていますが、
 いわゆるバブル時代の東京の土地の値段は、
 山手線の内側の土地でアメリカ全土が買えるほどだったのだそうです。

 今も、東京都内の土地の値段は高いので、
 例えば高層ビルやマンションのように、同じ土地を上下に使うなど、
 出来る限りの有効活用をしているようです。



 また、環境の方はどうだったかと言うと、
 人がたくさん集まったことで、自動車が増えて交通渋滞や排気ガスが問題となり、
 都心に住むデメリットの方が大きくなったようです。

 世界中の大都市でも似たような問題が見られて、
 都心で働く人の数は多いけれど、都心に住む人の数は少ないというケースが多いようです。

 たしかに、東京の都心部である千代田区のホームページに載っている統計では、
 平成22年10月1日(国勢調査)時点で、働く人は82万人もいるのに、
 住んでいる人は5万人より少し少ないくらいなのだそうです。
 (2016年現在の人口も同じくらい)


 5万人より少ない人口というのは、「市」になるための条件を満たせていないので、
 人口だけで見れば、町レベルということになってしまいます。

 なお、同じくらいの人口の町は、仙台や広島といった大都市の郊外にある町レベルです。
 千代田区を町としてみると、かなり人口の多い町にはなるようです。
  

都心のドーナツ


 どうもこんばんはライネです。


 千代田区のように都心部では、働きに来る人は多いけれど、
 そこに住んでいる人は少ないという現象がみられるようです。

 なお、そこに住んでいる人を「夜間人口(やかんじんこう)」と言って、
 夜間人口に働きに来る人を足して、働きに行く人を引いた数を、
 「昼間人口(ちゅうかんじんこう)」と呼ぶのだそうです。



 けれども、夜間人口が少ないということは、
 例えばそこにある小学校なんかに通う子供の数が少なくなったり、
 お祭りや清掃活動なんかの町内会の活動に参加する人が少なくなって、
 都心なのに人不足という問題もおこっているようです。


 その反対に少し都心から離れた場所の方が土地の値段も安く、
 住みやすいため、通勤時間はかかるものの郊外に住む人が増えているそうです。

ドーナツ化


 こんな感じで都心部で人が少なく、郊外に人が多く住むようになる現象を
 「ドーナツ化現象」とよんでいるそうです。
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Author:ライネ
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現在この世界のことを勉強中。
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