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2月のまとめ~歴史編~(16年)


 どうもこんばんはライネです。

 今月のまとめの日ですが、今月はほとんど番外編の歴史の話が中心だったので、
 メインは歴史を追いかけてみようと思います。



 
平安時代・摂関政治の時代

 大化の改新以降、日本の政治は天皇を中心とする貴族たち、
 いわゆる朝廷で行われていました。

 ところが平安時代になると、天皇に代わって政治を行う人々がちらほら出てきます。
 それが摂政・関白です。
摂政と関白
 本来の役職は天皇の補佐役なのですが、
 天皇が幼いうちには補佐というより代行役で、
 この役割を藤原一族が独占します。


藤原氏の世界
 これにはこのころの家族システムがポイントになっていて、
 基本的に子供はお母さんの家で育てるため、お母さんの家の一番偉い人、
 子供からすればお祖父さんの言うことには逆らえなかったようです。

 天皇もこれと同じで、自分の娘を現在の天皇と結婚させて、
 自分の孫を天皇にすることで、天皇に言うことを聞かせられたわけです。


藤原氏の世界と古典
 ちなみに、日本の古典の中でもとても有名な「源氏物語」ですが、
 これを書いた紫式部さんは、藤原道長の長女である彰子さんの家庭教師でした。


枕草子・すさまじきもの
 さらに、彰子さんの夫である一条天皇にはもう一人定子という奥さんがいて、
 そちらの家庭教師は「枕草子」を書いた清少納言さんでした。

 そして、枕草子の中に「すさまじきもの」という話があるのですが、
 その中では「国司」という職に就けなかった人は悲惨だという内容が書かれています。

 というのも藤原一族があまりに強く、
 天皇も貴族もとても地方の政治を見ることができなくなってしまい、
 国司という地方の政治を任される役職に就けば、税金の横領し放題だったようです。
 そのお金で賄賂を贈れば完璧ですね。


五郎丸は名田百姓村
本所、領家は荘園集落
 なお、国司に選ばれても地方に行かず、京都でのほほんと暮らしている人が多く、
 そういう人たちはその地方の有力者に実際の仕事は任せていました。
 有力者は自分が管理する土地に自分の名前をつけたようです。

 また、いくら自分で管理しても何にも役に立たない国司に税金を渡す必要があるので、
 国司になるような貴族よりも、もっと偉い貴族に土地を寄付して、
 税金対策をするケースも見られました。
 

平安時代・院政~武士の時代へ

摂関政治から院政へ
 藤原氏の時代は意外とすぐに終わってしまいます。
 と言うのも、自分の孫が男の子ならいいのですが、
 男の子が生まれなければ天皇になれず、お祖父ちゃんパワーが通用しないのです。

 その隙に、やっぱり天皇が政治をするべきだという流れになったのもつかの間。
 天皇が天皇を自分の子供に譲って、子供の代わりに元天皇が政治を行うという
 院政の時代が訪れるわけです。


平と源
苗字と氏、ついでに姓
 さて、中央が摂関政治や院政を行っている間、
 土地を守る軍事力の必要性から武士が誕生します。

 武士はだんだんとチームを組んで大きくなるのですが、
 その中心に居るのはただの有力者ではなく、
 血筋のすごい人が選ばれたようです。

 具体的には先祖をたどれば天皇なんだけれど、子供がたくさんいたので一般貴族になった人
 なんかがそれで、とりわけ「平」、「源」の名前が付いた人たちでした。


崇徳天皇と後白河天皇」  
保元の乱での人物関係
 そんななかで、天皇の後継者を巡った兄弟げんか「保元の乱」が勃発します。
 しかも、武士一族の後継者問題なんかも絡んでの戦争です。
  ※正確には国内の問題なので内戦


政治力より軍事力
 兄弟げんかから戦争になったことで、日本の歴史が大きく変化しました。
 次の天皇を決めるのは、強い武士を味方にした方という事実ができてしまったのです。

 武士からすれば、自分の言うことを聞く天皇の味方をすればいいわけですので、
 このあたりから天皇と武士の力関係が逆転を始めます。
 

ただ春の夜の夢のごとし
平家の落人と隠田百姓村
 そして最強の軍事力を持った「平」一族の時代が訪れるのですが、
 最初の武士の世の中は長続きしませんでした。
 あまりに独裁色が強く、反対派が力を合わせて反抗したのです。
 そして平一族を倒した「源」一族の時代がはじまります。



鎌倉時代~室町時代
  
1192、1185、鎌倉幕府はいつできたの?
鎌倉幕府と天皇
 幕府というのは武士のトップが行う政治組織で、
 天皇から征夷大将軍という武士のトップに任命された人が、
 天皇を代行する形で日本全国の政治を行う時代になりました。

 武士が大きな権力を持つことに不満を覚えた天皇が、
 反乱を企てたこともあるのですが、あっさり返り討ちにあい、
 二度と反乱を起こせないように、天皇とはいえ島流しにして、
 京都には反乱を起こさないかどうか監視する部署まで作られました。


鎌倉幕府と武士
鎌倉幕府のおわり
 一方鎌倉幕府の政治システムは、地方の武士と個別に契約を結んで、
 武士によってトラブル解決と税金回収を行うようになりました。

 一般武士(御家人)からすれば土地をもらえるし、
 幕府からすれば地方を管理してくれるというウィンウィンな関係です。

 ところが、外国が攻めてきたことで、国内を守ることはできたのですが、
 褒美を与えることができず、ウィンウィンな関係は崩れ、
 鎌倉幕府に不満を持つ人たちによって倒されてしまいました。


鎌倉時代の天皇・その2
南北朝時代へ
 さて、鎌倉幕府が無くなったことで、一時的に天皇中心の政治に戻るのですが、
 すでに武士が権力を持つことが当たり前になった世の中で、
 武士のことを無視した政治をおこなったことで、
 あっという間に反乱がおこります。

 とはいえ、「武士が政治をすること」は天皇から与えられた権利なので、
 天皇と真向に反対するわけにもいきません。
 そこで、もともとあった天皇家のお家騒動をうまく使って、
 もうひとつの天皇家を作り出してしまったわけです。

 
室町時代の南北朝時代
室町幕府の支配

 2つの天皇、2つの朝廷があったうち、武士による政治を認めた北朝から
 足利一族に征夷大将軍という武士のトップの称号と政治の権力を与えられ、
 室町幕府が成立します。

 室町幕府の三代目将軍によって南北朝問題は解決したのですが、
 鎌倉幕府が全国の市区町村(地頭)と個別に契約して支配したような状況だったのに対し、
 室町幕府は全国の市区町村を支配する都道府県(守護)と契約して支配したような状況でした。


足利尊氏から足利義政まで
戦国時代へ
 そして室町幕府は8代目将軍の時代に起こった後継者問題から
 全国の都道府県支配者(守護大名)が2つに分かれての大戦争に発展します。

 その結果、室町幕府そのものは、力をほとんど失い、
 全国各地で力のある人が身分や土地を奪い合う戦国時代へ突入してしまいました。


戦国時代~江戸時代
信長と秀吉
 戦国時代の中で、織田信長は全国統一あと一歩のところで死んでしまい、
 その後を継いだ豊臣秀吉によって、全国の有力者を家来にすることに成功します。

 ちなみに、信長の時代までは室町幕府は一応あったらしいのですが、
 それでももうほとんど権力はありませんでした。

 
江戸時代のはじまり
江戸時代が平和だったわけ
 豊臣秀吉の残念だったところは、後継者の問題でした。
 後継者そのものはいたのですが、政治を行う有力者が一枚岩ではなく、
 秀吉の死後、巨大な力を持った徳川家康を押さえておく力がなかったわけです。

 徳川家康がすべてをひっくり返して天下を取るのではと恐れた
 秀吉の家臣勢力との間で関ケ原の戦いがおこり、あっという間に徳川家康の時代になりました。

 しっかりとその問題点を把握していた徳川家康は
 江戸幕府の要職は信頼できる身内で固め、後継者も確立して、
 全国の有力者から反乱できる経済力を封印するなど、頑丈な幕府を作ったため、
 その後300年近い間、平和な江戸時代が訪れます。



 と言う感じで、平安時代から江戸時代までを見てまいりました。
 あくまでも、日本の歴史の流れを追いかけることに注目しているので、
 登場人物や事件などは極力説明を省いています。

 来月も、もう少しだけ歴史の話が続くと思いますが、
 次の参考書は「仁~JIN~」でしょうか・・・。
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Author:ライネ
ライネと申します。
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現在この世界のことを勉強中。
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