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豪族屋敷村の由来


 どうもこんばんはライネです。
 久しぶりの集落編その2です。

 
 と言うわけで今日は「豪族屋敷村(ごうぞくやしきむら)」についてみてみましょう。

 豪族とは、飛鳥時代より前から日本各地にいた有力者のことだそうです。
 ところが大化の改新によって政治も土地も天皇が行うことになりました。

 豪族と呼ばれた人たちは、貴族として政治に参加する人もいれば、
 そのまま地方に残って、中央から派遣された国司の下で地元を管理したりしたようです。


 純粋な意味で言う豪族は、こういう大昔からの由緒正しい土地の人のことなのですが、
 その後、農民出身の有力者や武士も同じような感じで地方を管理するようになるので、
 大雑把に言ってしまえば、地方ごとのボスだと思っておけば良さそうです。

 そんな豪族たちの家と、その周辺の集落が「豪族屋敷村」というわけです。
 特徴はやっぱり防衛能力にありました。


 ですので独特な地名が残るケースが多いようです。
 ・館(やかた/たて/たち)
  「豪族や武士などの家」の周辺という意味。

 ・寄居(よりい)
   人(武士)が寄り集まった場所という意味。

 ・堀之内/堀ノ内(ほりのうち)
   環濠の内側という意味。

 ・根小屋/根古屋(ねごや)
   戦いのときに砦として適した山の根元にある(集落)という意味。
   九州に多い「麓(ふもと/ろく)」などの地名もこのパターン。
   ※下の図参照。

 ・要害(ようがい)
   地形がけわしく守りに有利な土地のことという意味。

 ・土居(どい)
   防御のために土をつみあげた壁という意味。

 ・箕輪(みのわ)
   農具の「箕」のような形の地形をした場所という意味。
 

 箕輪については最初、どういうことかわからなかった地名ですが、
 まずは「箕(み)」という農具をご覧ください。

1280px-Mi,_Japanese_winnow

 そして、このような形の土地というのがこういうことです。
minowa.jpg


 いまならドームのような形とでも言った方が分かりやすいかもしれません。
 根小屋や麓という地名もそうだったのですが、
 こういう山には、何かあったときのための城というか砦が作られていて、
 農民や通常状態の豪族・武士はその根元で生活していたということに由来するようです。


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