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関税のかけ過ぎはよくない


 どうもこんばんはライネです。

 昨日は関税について調べたわけですが、
 正直なところ、自分の国の経済を守るためには、
 徹底的に関税を掛けた方が都合がいいわけです。

 例えば、どんなものでも他の国から入ってくる商品が、
 国産品の数倍の値段になるように関税をかけておけば、
 国民が買う商品のほとんどが国産品になって、がっぽり儲かります。

ブロック経済

 ところがこれをやられると、商品を輸出する国は困ってしまいます。
 
 相手が物凄い関税をかけて自分の国の産業を守るなら、
 こっちも関税をたっぷりとって、相手の国から商品が入ってこないようにしてやる!

ブロック経済2

 と言う具合に、関税をかけすぎると国と国の関係がプッツリ切れてしまうわけです。
 実は、第二次世界大戦の原因のひとつはここにあったと言われています。

 アメリカから始まった世界恐慌が世界中に広がったあと、
 植民地を持っている国は、植民地と自分の国の間でのみ貿易するようにして、
 その他の国との間にはガッツリ関税をかけて、産業を守ろうとしました。
 これを「ブロック経済」と呼んでいるようです。


 他にも第二次世界大戦の原因はあったわけですが、
 そのひとつがブロック経済による大国の対立にあったと言われているようです。

 そして戦後「関税をかけすぎることは戦争につながる恐れがある」ということで、
 戦争が起こらない世界をつくるために、関税をできるだけ無くして、
 世界中で自由な貿易ができるようにしていこう動きがありました。


 それが「関税および貿易に関する一般協定」、通称「GATT(ガット)」という条約です。
 
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GATTからWTOへ


 どうもこんばんはライネです。

 貿易の事をしらべていたら、「GATT(ガット)」という組織が出て来ました。
 今日はそんなGATTのお話しです。


 国連の専門機関を調べていた時にに「IMF」、「IBRD」という組織が
 あったのを覚えているでしょうか?

 詳しくは「国連のその他の機関 ②」をご覧ください。

 これらの組織は世界の国々のお金のことを考えている組織で、
 IMFは国の経済がちゃんと回っているかチェックしており、
 IBEDおよび世界銀行はお金を貸してあげる組織でした。


 最近、ギリシャの話題の中でIMFの名前も聞くようになったので、
 馴染みのある人もいるかもしれません。



 さて、世界のお金について考えるIMF、IBRDが生まれたとき、
 もうひとつの国際組織「国際貿易機関(ITO)」も誕生するはずだったそうです。

 ところが、貿易に関する国際組織であるITOは話がまとまらずに作られることはありませんでした。
 そのかわりに、貿易に関する取り決めであるGATTが国際組織のようなものとして、
 使われるようになったのだそうです。


 GATTは、どうやら常に見張っている専門の組織というより、
 数年に1度、みんなで集まって貿易について話し合いをする場という意味合いが強かったようです。
 この話し合いを「ラウンド」と呼んでいて、
 色々な都市でラウンドを開いて、関税について話し合いが行われました。


 そんな中、ウルグアイで行われたラウンド(ウルグアイ・ラウンド)の中で、
 より広く貿易について見張る専門的な組織が必要だということになり、
 「世界貿易機関(WTO)」が誕生したというわけです。
 

FTAとEPA


 どうもこんばんはライネです。


 さて、世界の貿易について見ているわけですが、
 関税をかけたり、貿易量を制限して自分の国の産業をまもることを
 「保護貿易(ほごぼうえき)」と呼ぶそうです。


 これまで見てきた「GATT(関税および貿易に関する一般協定)」や、
 そこから誕生した「WTO(世界貿易機関)」では、
 基本的に保護貿易のやり過ぎはいけないことと考えているようです。
 むしろそう言った壁を取っ払った「自由貿易」を行う事を薦めています。

 そして、国を越えて自由に貿易できるようなルールを「自由貿易協定」と呼んでいます。


 今日は、そんな自由貿易協定(Free Trade Agreement)について見ていきましょう。
 FTAとは、関税を取り払って自由な貿易ができるような取り決めです。

 ちなみにEUは既に関税を取り払っているどころか、
 国境も取り払っているようなもので、人が自由に移動できるし、
 通貨まで同じものを使っているので、やっていることはFTAより数段上の自由があります。
 
 実はASEANでもFTAが既に行われていて、
 これを「ASEAN自由貿易協定」、AFTAと呼んでいます。



 さらにFTAでは関税などを無くす、もしくは小さくすることを目的としているのですが、
 より自由な貿易を目指して、色々な分野で協力したり商売が自由にできるようにすることを、
 「経済連携協定(Economic Partnership Agreement)」と呼ぶようです。

 EPAはFTAよりも一段上の自由な貿易だと考えて良さそうです。
 ちなみに日本もEPAを色々な国と結んでいるそうです。


 日本とEPAを結んでいる国はこちら
日本のEPA


 ASEAN、スイス、インド、ペルー、オーストラリア、モンゴル、メキシコ、チリ

ソ連の誕生


 どうもこんばんはライネです。

 先生(と、私)の旅行にしては珍しく、
 1ヶ月以上前から旅行先が決まっているのですが、今年も夏に大阪に行く予定です。

 ただ、目的地は決まっているものの、行き方が決まってないというのが怖いところ。
 個人的には新幹線にまた乗りたいのですが、
 深夜バスか青春18きっぷの可能性もあるようです。


 さて、貿易のことはまだまだ調べたりないのですが、関税の仕組みについては大体わかりました。
 ということで、今日からはEU、ASEAN以外での国を越えたまとまりについて見ていきましょう。

 まずはロシアを中心とした国のまとまりです。
 その前にロシアという国の歴史をざっくりあっさり調べてみます。


 この世界で一番大きな国のロシアですが、
 どうやら20年ちょっと前にはもっともっと大きな国だったそうです。

旧ソ連

 この範囲がブログでも何度か登場している「ソビエト」と呼ばれる国でした。
 ソビエトの誕生については、まずは「国際連合ができるまで②」を一度ご覧ください。
 

 この記事でも触れられていますが、第一次世界大戦が始まった頃までは、
 まだソビエトが誕生していません。

 けれども、ソビエト誕生につながる流れはもうすでにあったようです。
 というのも当時のロシアでは、いわゆる王様が国民を支配する状況にあったらしいのですが、
 生活の苦しい国民は、この状況をどうにかしてくれと不満がありました。

 そんな中で日本との戦争に負けると、段々と王様の力が弱まりはじめます。
 さらに追い打ちをかけるように第一次世界大戦がはじまったわけです。


 戦争が始まるまでは間違いなくロシアという王国(ロシア帝国)はあったのですが、
 戦争の間に、一般人や軍人が「このまま王様に従ってて大丈夫なのか?」
 という具合にだんだんと反対する意見が多くなり、王様を辞めさせるまでに至ります。


 ちなみに、真面目な話をしているところでアレですが、
 この時の王様の娘だった「アナスタシア」さんがドリフターズにも登場しています。
 辞めさせられた王様ともども、再び王様にならないように家族全員殺されてしまったそうです。
 そりゃ、世界を恨んでもしょうがないわ・・・


 こうして第一次世界大戦中に、ロシアから王様が居なくなり、
 日本やアメリカなどはまだ第一次世界大戦を続けましたが、
 ロシアに関して言えば、敵だったドイツなどと休戦して戦争から抜け出します。

 とはいえ、第一次世界大戦からは抜け出したものの、
 ロシア国内では内戦が起こり、この戦争は第一次世界大戦が終わっても続いてしました。
 最終的にこの内戦には共産党が勝利し、世界初の社会主義国家であるソビエト連邦が誕生します。

恐ろしあロシア


 どうもこんばんはライネです。

 はてさて、ソビエトが誕生したのはいいのですが、
 ココで少し整理しておかなくてはいけないことがあります。

 「ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)」という国があったのは事実なのですが、
 これはその名前の通り「連邦国家」だったわけです。

 連邦国家については「単一国家と連邦国家」でまとめておいたので、
 詳しくはそちらをご覧ください。


 ようするに、基本的には「ひとつのまとまった国」ではあるけれど、
 実際は「複数の国がまとまっている状態」だったわけです。

 ちなみに、昨日説明したロシア帝国から誕生したのは、
 正確にはソ連の中の「ロシアソビエト連邦社会主義共和国」という国というわけです。

 その後、周辺の国の共産主義(社会主義)の考えを持つグループを支援して、
 誕生したいくつかの共産主義国(社会主義国)をまとめてソ連となりました。


 ちなみに、本来「ソビエト」とは地名ではなく、グループの名前というか、
 ロシア語では「会議」や「理事会」を意味する言葉なのだそうです。

 ですので、ソ連という国は日本語に置き換えると、
 「一般人の話し合いによる社会主義国家のまとまり」的な意味になるわけです。


 ソ連が仲間を増やしていけば、ゆくゆくは地球全体がソ連になっていたのかもしれません。
 戦争が無くなるかも知れないという意味ではそれもある意味理想的な形なんじゃないかと、
 思ってしまいますが、たぶん真逆の世界になっていたかも知れません。

 というのも社会主義(共産主義)の理想は「みんなが平等」な国なのですが、
 みんなが自由に過ごしていたら、国が成り立ちません。
 そもそも、みんなが自由だったら才能にあふれる人はどんどんと成功して、
 やっぱり偉い人、偉くない人、お金持ち、貧しい人が誕生して平等な国は作れません。

 ですので、みんなの代表が全員をうまくコントロールする必要が出てくるわけです。
 ある意味、王様なんかよりも強力な権限を持つ人が誕生してしまいます。


 この人が神様みたいな、というか私の知っている神様は割とデクノボーしか居ないのですが、
 まあ、身も心も完璧な人だったら、素敵な国になると思います。
 じゃあ、そんな人がその辺にポンポン居るかと言われると、誰しも悪いところがあると思います。

 実際ソ連では、気に入らない人は逮捕、地方の炭鉱や農場に強制的に連れて行って働かせる。
 といった、恐ろしいことが行われていたようです。
 たぶん私のような人間は、あっさり捕まって強制労働の運命だったと思います。
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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