FC2ブログ

アメリカ大統領の選び方③


 どうもこんばんはライネです。
 アメリカ大統領の選び方について駆け足で見てきましたが、
 大体理解できたでしょうか?


 今日は、これまでに説明しなかった部分とあわせて、
 この選挙で発生する不思議な現象についてご説明いたします。

 まず、有力なグループによって大統領候補者に選ばれた人は、
 副大統領と共に、全国の有権者にアピールするわけです。
 しかし、全国の有権者が直接、未来の大統領に一票入れるのではなく、
 「この人に一票入れる」と公言している人に一票入れるのでした。

大統領選挙1

 ちなみにこの時、一般人の一票は、
 各州にいる「〇○さんに投票すると約束している選挙人の××さん」ではなく、
 各州にある「〇○さんのグループ」に入れるのだそうです。

 
 実際、選挙人はグループの中から選ばれているので、同じことなのですが、
 だったらそもそも選挙人なんてまどろっこしいことしなくてもいい気がします。

 強いて言えば、
 「私が認める××さんが押してるなら〇〇さんのグループに入れよう」
 的なことなのでしょうか?

 こうなってくると、グループを作るにはかなり大勢の有力者が必要になってきます。
 単純に仲良しグループの人数が多いだけでは厳しそうです。
 
 

 けれども、さらに多くの州では一票でも多かったグループが、
 州から出せる選挙人を総取りできるという不思議なルールがあります。
 総有権者人口10,000人、総選挙人数20人のコメリカ共和国で仮定してみましょう。

大統領選挙2


 選挙人の数はそれぞれの州の人口で割合が決まるので、
 A~Fの州の人口を黒字とすると、
 それぞれの州から出せる選挙人は赤字になります。


 例えば、人口1800人のA州では901票以上とったグループが、
 4人の選挙人を出せてしまうというわけです。

 このルールで考えると、コメリカ大統領に成る為に必要な最低票数は、
 A州の過半数901、B州の過半数251票、C州の過半数1501票さえあれば、
 選挙人が11人稼げてしまいます。
 総人口の過半数5001票ではなく、2653票でいいというわけです。


 もちろんアメリカの場合全ての州がこの方式を取っているわけではないのですが、
 コメリカで考えれば最悪、2653対7347という大差で全国的に負けてしまっても、
 大統領に成れてしまうという不思議な現象が見られるわけです。

 コメリカは私が悪意をもって作った国なので、
 とんでもない逆転現象が起こってしまいましたが、
 このようなことは過去のアメリカ大統領選挙でもあったそうです。



 ともあれ、全国民の意見を吸い上げてなる大統領には、
 「全員の意思で選ばれた1人」という強力な存在理由があります。

 国家元首としてみると、法律でがんじがらめになっている王様よりも、
 国内に対して強い権限を持っているようです。
スポンサーサイト



プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

つぶやき
のべ閲覧者
姉妹サイトへ
Geographico+

地理の問題集ブログ。
難易度は大学入試くらい?
(諸般の都合で開店休業中)



Geographic@!
もうひとつのGeographico!
楽しく学べる地理小説?
地理の質問募集中

名前:
メール:
件名:
本文:

ラグナロクオンライン
海外いろは
海外赴任・留学・出張の総合情報サイト - JCMの「海外いろは」 海外赴任の総合情報サイトです。海外赴任時の出発までの準備、現地での生活、子供の教育、そして日本への帰国に至るまでの情報を掲載しています。また、海外留学・海外出張に関する情報も掲載しています。
管理用
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カレンダー
03 | 2015/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
ページワープ機能

Designed by 石津 花

最新コメント
最新トラックバック