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ムスリムの行うこと(五行)


 どうもこんばんはライネです。

 今日は予定通りムスリムにおけるルールについて見て行こうと思います。
 細かい作法などで違いはあるようですが、
 ムスリムにとって共通する宗教的に行うべきことが5つあるのだそうです。


 まずは「信仰告白」、これをシャハーダと言うそうです。
 日本語に直すと「アッラーの他に神はなし、ムハンマドはアッラーの使徒である」
 という言葉をアラビア語で唱えることで、ムスリムとして認められるのだそうです。

 残念ながら、アラビア語は私には発音もできませんし読めないのですが、
 文字に関して言えば、サウジアラビアの国旗に書かれているものが、
 シャハーダなのだそうです。


 続いて「礼拝」、これをサラート(サラー)と言うそうです。
 イスラームにおいて礼拝にはかなり細かい決まりがありまして、
 世界中のどこにおいても、1日5回、
 イスラームの聖地である「メッカのカーバ神殿」の方角を向いて祈るようです。

 5回分の時間も決まっていて、大まかに言うと
 ①夜明け前から日の出まで、②だいたい正午くらい、③昼過ぎから日没まで、
 ④日没、⑤暗くなってから。
 となっています。

 これは、太陽の角度によって変化するため、季節や緯度によってもだいぶ変化するようです。
 詳しくはインターネットで礼拝時間を調べると、分単位で教えてくれます。
 例えば今日で言うなら、東京では①5:05 ②11;54 ③3:07 ④5:37 ⑥6:32だそうです。

 イスラームを信じている人の多い地域では、スピーカーでそろそろ礼拝の時間だということを
 教えてくれるらしいのですが、日本のようにムスリムの少ない地域では時間管理が大変ですね。
 また、礼拝の仕方も細かく分かれているのですが、こちらはまたの機会に説明します。


 3つめは「喜捨」、これをザカートと言うそうです。
 わかりやすい言葉では寄付のことなのですが、
 現在ではこれが義務化しているので、税金に近い扱いのようです。

 ここで集められた寄付は、一般的に生活の苦しい人へと配分されるようです。
 もしかすると、税金というよりは保険料に近い存在なのかもしれません。


 4つめが「断食」、これをサウムと言うそうです。
 イスラームでは「ヒジュラ暦」というものが使われているので、
 少し日本の暦とは違うのですが、1年の内、「ラマダーン」という月にあたる一か月間、
 日中は飲食を絶つのだそうです。

 
 最後に「巡礼」、これをハッジと言うそうです。
 これは経済的にも健康的にも全ての人ができるかというと難しいようですが、
 一生のうち、一度はメッカに行くのだそうです。

 これらをまとめて「五行」と呼んでいます。
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ムスリムの禁止行為


 どうもこんばんはライネです。
 ムスリムの信じる事、そしてやらなくてはいけないことについて調べてきましたが、
 この他にも様々なルールがあるようです。

 大変申し訳ないことに私では原典を読むことができないのですが、
 日本語訳をざっと読んでみたところ
 イスラームにおける聖書である「クルアーン(コーラン)」には、
 概ね「イスラームはこういう宗教ですよ」といった内容が書かれているようです。


 これは私の受け取り方の話なので、
 神様から伝えられた言葉をまとめたものという由来、そしてムスリムの視点で言うなら、
 「世界はこうなっています。そして、こうやって生活しなさい」という内容というわけです。
 誤解を恐れずに言うなら、イスラームにおける究極のマナーブックなのかもしれません。


 また、クルアーンに書かれていないことでも宗教的なルールがいくつかあるようです。
 これはイスラーム創始者であるムハンマドの言ったこと、やったことなどをまとめた
 「ハディース」に由来します。

 こちらはクルアーンに継ぐ聖典とされますが、
 信じる事(六信)にはクルアーンはあるものの、ハディースは入っていません。

 どちらかと言えば、クルアーンに書かれていないことだけれども、
 直接神様の言葉を聞いたムハンマドのやったことは、神様の意思に従っているはずなので実践しよう。
 というようなものだと考えるとよさそうです。

 また、ムハンマド自身が言ったこと、やったことをまとめたわけではなく、
 後世の人が「ムハンマドが言ってたよ」という内容をまとめたものらしいので、
 ハディースをまとめたものにはいくつか種類があるようです。



 さて肝心のルールに関する部分ですが、六信五行を除くと、
 まず、ユダヤ教から伝わるモーセさんのルールも一部が共通しているようです。
 これは十戒と言われるもので、
  ・神様は唯一の存在
  ・偶像崇拝の禁止
  ・神様の名前をみだりに唱えない
  ・6日働き、1日休め(安息日)
  ・両親を大切に
  ・殺人(殺生?)の禁止
  ・結婚するまで性行為禁止
  ・盗みはダメ
  ・嘘はダメ
  ・人のものを欲しがらない

 この他にイスラームにおけるルールとしては、
  ・飲酒の禁止
  ・ギャンブルの禁止
  ・豚肉を食べることの禁止
 
 などがあるようです。
 それと、男女の地位に関しては男尊女卑の傾向も半ばルール化されているようです。
 現在では、少しづつ変化が見られるようですが、壁も大きいようです。 

 内容の良し悪しは別として、
 長年信仰されたよそ様の宗教に口を出すのはいかがなものかと思いますので、
 内側からの変化を見守ろうと思います。
 
  
 さて、このように様々な決まりがあるイスラームですが、
 行わなければいけないことや、行ってはいけないことがたくさんあるのが解ります。
 そう考えると「(宗教的に)良い生活の仕方」を実践するのがイスラームなのかもしれません。
 

豚肉とアルコール


 どうもこんばんはライネです。

 今日はイスラームの禁忌のひとつである食事に関することを詳しく見てみようと思います。
 まず、食事に関することで「豚」と「アルコール」が禁止されています。

 豚に関しては、豚肉そのものを含め、豚に由来する成分も禁止されているようです。
 ですので、例えば豚肉のチャーシューを抜いたとしても、とんこつラーメンのように
 豚のエキスの入っている食べ物は食べてはならないのだそうです。

 この他にも、ポテトチップスなどのお菓子の中には、
 豚肉からとったうまみ成分が入っていることもあり、
 パッケージの裏側に書かれている原材料名をしっかり読まなければ、
 日本で食事をとることは難しそうです。


 ムスリムの多い地域では、イスラームの法律上正しく作られた食品として、
 「ハラール(ハラル)」フードというものがあり、
 パッケージにもハラールマークが書かれているそうです。
 

 また、アルコールについて、お酒全般はもちろんのこと、
 消毒用アルコールでも禁止という場合もあるようです。
 そう言った場合、極端に言えばアルコールで消毒した食器も使用できないのだそうです。


 ちなみに、豚肉とアルコールはそのものがダメなのですが、
 牛や鳥に関しても、正しい処理方法によって屠畜されていなければ、
 食べてはならないとされています。

 その他にも、牙のある肉食動物全般が禁止など、
 食べてはならないとされたものは複雑です。


 ところが、これは地域や信仰の仕方によっても違いがあって、
 どの程度まで禁止するかは個人の判断に任されているのだそうです。

 例えば、災害などで他に食べる物が無くなってしまったとき、
 やむを得ず食べるという場合は問題ないと考える人もいれば、
 それでもダメだと考える人もいるのだそうです。


 ちなみに、クルアーンではどうしようもない場合、本人が無意識に食べてしまった場合は、
 神様も大目に見てくれるとされているそうです。
 なかなかできた神様だと思います。

 また、無意識に食べてしまったことに後で気づいた際には、
 罪を償う方法もあるなど、細かいところもしっかりと対策が取られているようです。

世界の宗教人口


 どうもこんばんはライネです。

 さて、ここまでキリスト教、イスラム教、仏教の世界宗教について見てきました。
 今日からは民族宗教について見て行こうと思います。

 民族宗教は数えきれないくらいあるので、信者数の多い物を中心に押さえていきましょう。
 ちなみに、2009年のデータでは信者数の多い宗教はこんな感じになっていました。

宗教人口

 黄色く塗ったのが世界宗教で、合計するとだいたい42億人くらいになります。
 信者数の多い民族宗教としてヒンドゥー教、シーク教、道鏡・儒教、ユダヤ教が大体10億人。
 その他の宗教の人口がだいたい8億人程度いるらしいので、
 世界の宗教人口は合計すると60億人くらいと言うことになります。

 なお、世界人口はだいたい70億人くらいですので、
 10億人は特に宗教を信仰していない人々ということでしょうか?
 
 かといって、それでも身内の方が亡くなれば弔うことはすると思うので、
 無神論とか無宗教とかいう宗教を信じている(ことにしている)人が居るようです。

 さて、ちょっとイレギュラーな「無神論・無宗教」教は横に置いておいて、
 信者数の多い民族宗教として、ヒンドゥー教から見て行きましょう。


 なんと、民族にかかわらず広い地域で信仰されている世界宗教の仏教よりも信者数が多いのが、
 民族宗教のヒンドゥー教です。

 ヒンドゥー教は主にインドで信仰されている宗教で、統計的にはだいたい10億人の信者がいるようです。
 そっくりそのまま、インドの人口が10億人なのですが、
 実際の所、インドのヒンドゥー教徒は全体の8割程度で、
 周辺の国々でもある程度の信者がいるようです。

バラモン教の成立


 どうもこんばんはライネです。
 今日はヒンドゥー教について詳しく見て行こうと思います。

 まず、ヒンドゥー教が民族宗教なのかというところですが、
 少なくとも日本の教科書などでは民族宗教とかかれているものの、
 ある意味では仏教もヒンドゥー教の一部とみることができるため、
 信者数的にも世界宗教一歩手前と言っても間違いではないのかもしれません。

 とはいえ、主な信者はインドに集まっているため、
 ここでは民族宗教のひとつとして数えたいと思います。


 ヒンドゥー教は、元々インドで信仰されてきた「バラモン教」という宗教に
 大きな影響をうけた宗教です。

 ですが、ユダヤ教がキリスト教やイスラームに分かれたのとはちょっと違って、
 ヒンドゥー教は「新バラモン教」というか、バラモン教は「古ヒンドゥー教」というか、
 難しい話を抜きにすると、リニューアルした宗教のようなのです。

 というわけで、バラモン教とは何かという話になるのですが、
 話は仏教よりもさらに古く、いまから3000年以上昔の話から始まります。


 この頃にアーリア人という人たちが、インドの北部あたりに移り住んできたそうです。
 この人たちはどうやら中央アジアあたりに暮らしていた遊牧民のようなのですが、
 詳しいところは絶賛調査中です。 

 そして、アーリア人は、インドに元々住んでいた人たちを支配するわけですが、
 この時に、武力と共に宗教をつかったようです。

 元々インドで信じられていた宗教をうまい具合に取り込み、
 アーリア人は「バラモン」と呼ばれる司祭の役目についたそうです。

 そして、バラモンを頂点とする4つの身分制度を作りました。
 政治的に捉えるなら、身分の上下を作り、それを宗教に混ぜ込むことで、
 おかしいと思う事すらなくして、地域をまとめる方法と考えることができます。


 たとえば、「自分より年上の人は敬いましょう」と言われれば、なるほどなと思えます。
 これは多分、人が生きていく上で、年長者は経験値の高い人で、
 その人に従ったほうが何かと効率がいいという知識から変化したものだと思いますが、
 これがある種の宗教のように一般化されてしまうと、
 年上の人の言う事だから従おうという具合になるわけです。


 Wikipediaによれば、元々は他の地域からやってきたアーリア人が現地の人と一緒に生活すると、
 現地の病気に耐性が無いため危険なので、身分を分けて一緒に生活しないようにした。
 と、書かれていますが、そういった面もあったのかもしれません。

 こうして、バラモン教は司祭、王族、一般人、隷属民の4段階の身分制度を作りました。
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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