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日本の仏教⑧ ~真言宗~


 どうもこんばんはライネです。
 今日はもうひとつの平安仏教、「真言宗(しんごんしゅう)」についてです。

 真言宗は昨日の天台宗の説明にも登場した、
 「密教(みっきょう)」というものが中心にあるようです。
 


 密教とはそのまま、「(大乗仏教での)秘密の教え」のことで、
 その反対語は「顕教(けんきょう)」と言うそうです。
 顕教は人々を救うために一般にも仏教を教えてあげることができるのに対し、
 密教はブッダがたどり着いた普通の人には理解できない境地のようなものを言うようです。

 ただし、それまでに登場した仏教は、とてつもなく長い時間を掛けないとブッダのようにはなれない
 と考えられていたらしく、一生を費やしても無理だとすら考えられていたらしいのですが、
 密教は大変だけれども、生きているうちに誰でもブッダのようになれるという考えらしいのです。

 これには時の権力者たちも興味深々だったようです。
 現在、とても恵まれている環境にいる人たちにとってみれば、怖いのは死んだあとの話です。
 生きているうちに天国行きが決まるというのは願ってもないことだったわけです。


 さて、その方法というのは、まずこの世界を理解することにありました。
 真言宗ではこの世界は地・水・火・風・空の物質と、精神である識から成り立っていると考えます。
 このルールはブッダもそして私たちも同じようにあてはまり、
 これを支配するのが「大日如来(だいにちにょらい)」という仏(神?)なのだと考えるようです。

 ということは、私たちも世界を構成する大日如来の一部なのだから、
 そこを修行によって理解できれば、ブッダのようになれるはずだというわけです。


 続いてそのヒントとなるのが「曼荼羅(まんだら)」と呼ばれる絵です。
 言葉では伝えきれない概念を絵で表現して、理解しようというもののようです。 


 そのうえで、修行する方法というのが三密と言う方法です。
 ①手で印を結び、②口で真言を唱え、③心で念じるというのがその方法で、
 これらによってブッダの様になれる(成仏できる)というもののようです。


 なお、真言宗の密教は天台宗のものより、より深く専門的なものだったらしく、
 天台宗は真言宗から密教を教わったり、直接中国に派遣して密教を教えてもらったようです。
 そんな真言宗のお寺としては、「高野山金剛峰寺(こうやさんこんごうぶじ)」があります。

 ただし、真言宗は空海さんの亡くなった後、かなりたくさんに分かれて行ったようです。

日本と言う名の惑星・グアテマラ編


 どうもこんばんはライネです。

 今日は、毎度楽しみにしている「日本と言う名の惑星」ですよ!
 というわけで、今日は久々のテレビの感想です。

 まずこの番組は、日本総本家という番組の不定期シリーズなのですが、
 余り日本のことを知らない他の国のテレビ局に、
 日本について取材しませんかと打診して、その取材を取材すると言うものです。
  

 過去に何度かこのブログでも登場しているので、
 興味がある人はそちらもご覧ください。
 ちなみに今回はグアテマラ編です。


 まずは、築地市場。
 私はまだ行ったことが無いのですが人気ですね。
 確か以前にもここを取材する国があったと思います。

 でも、今回のグアテマラ編では鮮魚もそうですが、注目は卵焼きでした。
 たしかに砂糖を使うと卵を焼くだけなのにとてつもなく美味しくなりますよね。
 本場の卵焼きは出汁も入っているのですが、出汁(旨味)というのは、
 日本独自のものらしく、なかなか理解はされにくかったようです。


 続いて二階建てのオープンバスでの東京観光。
 特に浅草です。
 実は、行こうと思えばすぐに行ける距離らしいのですが、
 私も浅草、ついでにスカイツリーにまだ行ったことが無くて、
 一度は行かなくてはと思いました。

 グアテマラの取材班は浅草でも履物店で、下駄の歯が高い理由を聞いていました。
 日本独特の着物の裾が土の地面で汚れないように高かったんですね…。
 そして、みやげ物の招き猫がグアテマラでも知られているというのは衝撃でした。


 そして食文化について。
 食文化と言うと、いわゆる和食に注目するのがこれまでの取材国だったのですが、
 今回のグアテマラ取材班は、ファストフードに注目していました。
 「忙しいビジネスマンが短い昼休みに食べる物こそ、その国の食文化」というのは、
 なかなか目の付け所が良いと思います。

 でも、富士そばというのは画期的ですね。
 ここは、残念ながら何度も(先生に付き合わされて)行ったことがあります。
 お勧めはカレーかつ丼ですが、これを日本を代表すると言われると申し訳ないので、
 天ぷら蕎麦というのはいい落としどころですね。


 続いては喫茶店。
 と言うのも、グアテマラの主要産業がコーヒー豆らしく、
 日本のコーヒーでもグアテマラ産の豆が使われてるのか気になったようです。

 インタビューしたお店は宿泊先の近くだったらしいのですが、
 マスターが良い人で、グアテマラ推しで良かったですね。


 そして、東京から少し遠出しての熱海。
 温泉が気になったようです。

 私は温浴文化のあまりない所で育ったのですが、
 テルマエロマエでも言われているように、湯のあるところに争いは起こらないというか、
 とても平和的で癒されるものだと思います。
 でも、42度は結構厳しい熱さかもしれません。

日本の仏教⑨ ~鎌倉時代の仏教~


 どうもこんばんはライネです。

 fuluで映画を見ていたら、気が付けば11時を回っていました。
 時間泥棒にも程があると思います!


 今日は話を戻しまして、平安時代の仏教のその後について見ていきましょう。
 平安時代の次の時代は鎌倉時代です。
 この時代への流れは、つい先日の鎌倉観光の時に触れているので、
 詳しくはそちらをご覧ください。

 ざっくりいうと、貴族中心の政治から力に物を言わせる政治へと変化したのが
 平安時代の終盤のようです。
 最終的には武士という武力をもった集団が取りまとめて、鎌倉時代へとなるのですが、
 世間一般では社会不安のなかで、もう仏教も終わりだという「末法思想」が流行りだしました。


 そんな中で、結局は救いを求めて仏教がだんだんと一般人にも伝わりだしたようです。
 ところが最澄さんや空海さんが集約した仏教は一般人には理解しにくい物でした。
 なので、より解りやすく、単純な仏教がたくさん生まれたのがこの時代なのだそうです。

 例えば、最澄さんの天台宗では円教、戒律、禅、そして密教などかなり様々な要素が混じっていました。
 このなかから、一般人でもわかりやすいように、例えば「念仏」を唱えるだけとか、
 座禅を組むだけとか、そういうシンプルな宗派が登場してくるわけです。

 このあたりについて詳しくは次回以降見て行きましょう。

日本の仏教⑩ ~浄土宗~


 どうもこんばんはライネです。
 今日からは鎌倉時代の日本の仏教宗派について見ていきたいと思います。

 
 ざっくり説明してしまうと、この時代に登場した仏教は2つのグループに分けられるようです。
 ひとつは「念仏を唱えるだけでよい」というものと「座禅を組むだけでよい」というものです。

 昨日も説明したように、一般人でも仏教によって救われたいと思う世の中で、
 難しいことを抜きにして、シンプルな信仰がはじまったわけですね。


 「念仏(ねんぶつ)」にもいろいろあるのですが、
 基本的にはブッダの名前を唱えて、その姿を思い描くというもので、
 私は混同していたのですが、お経(経典)とはまた少し違うもののようです。

 念仏で唱える言葉には「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ」というものがあり、
 「南無」の部分は「私は、あなたを拠り所にします」
 「阿弥陀」は「とてもすごい」、そして「仏」は「ブッダ」のことなので、
 そのまま訳せは「私は偉大なブッダを拠り所にします」というもののようです。

 これを繰り返し口にすることで誰もが救われるというのが
 「浄土宗(じょうどしゅう)」なのだそうです。


 ここだけ切り取ってみてしまうと、省略しすぎにも思えるのですが、
 浄土宗を始めた「法然(ほうねん)」さんは元々、天台宗でしっかり基本を学んでいる人で、
 決して手を抜いた結果というわけではなく、簡単にすることで一般人も救おうと考えたようです。

 ただ、周囲からは簡略化し過ぎだと、反対もされたようですが…

日本の仏教⑪ ~浄土真宗~


 どうもこんばんはライネです。

 今日は風の強い1日でした。
 それでも買い物に行かなくてはいけないのです!


 さて、今日は鎌倉時代の仏教その2です。
 昨日は「南無阿弥陀仏」を唱える浄土宗について見たわけですが、
 この考え方をさらに進めたのが「浄土真宗(じょうどしんしゅう)」という宗派です。

 この宗派について説明するには、もう一度浄土宗について説明する必要があります。
 浄土宗を始めた法然さんは、従来の仏教のように修行によって救われる方法もあるけれど、
 阿弥陀仏に救ってもらう方法があると考えたようです。

 そして、阿弥陀仏に救ってもらうにはいろいろな方法があるけれど、
 念仏、つまり「私は比類なき仏を信じます」と唱える方法を取ったわけです。


 このような考え方を「他力本願(たりきほんがん)」と言います。
 今では「めんどくさいことを誰かにやってもらって目的を達する」というような意味ですが、
 本来は「誰か」ではなくブッダに、そして「目的」というのは救ってもらうという事で、
 むしろ、神様(仏様)の意思にすがる、私にとっては解りやすい宗教用語だったわけです。

 修行を通じて世界の構造を理解して、辛いことや悲しいことから逃れようという仏教は、
 私には宗教というより学問とか自己啓発の部類に思えたのですが、
 良いか悪いかはさておいて、この宗派は私の知る宗教観としては解りやすいものです。
 

 さて、法然さんも天台宗で仏教を学んでいますが、
 同じように天台宗で学んだ「親鸞(しんらん)」さんと言う人がいました。
 ところが天台宗本山、比叡山では悟りを開けず、法然さんに弟子入りします。

 その後、法然さんは周囲から非難されて仏教徒をやめさせられて地方に飛ばされるのですが、
 親鸞さんも同じ目に遭ってしまいました。
 ただ、この時に女性と結婚するという当時の仏教徒としてはありえない行動をとったのだそうです。


 どうやら親鸞さんはこの様に考えたようです。
 ①(仏教徒としての)品行方正な態度というのは、修行である。
 ②修行をするということは、本当に阿弥陀仏を信じてはいないということである。
 ③むしろ(仏教徒としての)品行方正な態度はやめるべきである。

 なので、結婚したり、肉を食べるような仏教徒としてありえない行動をとって良いという
 一般人にとってはとても受け取りやすい宗派になったわけです。


 例えるなら、先生は家事全般を私に任せているのです。
 ですが、たまに私に任せっぱなしでは気が引けるらしく、手伝おうとしてくれるのです。
 ところが私が来る前はどうやって暮らしていたんだろうというくらい手際が悪いので、
 任せると言った以上、家事には一切手を出さないでください!

 という感じですかね。
 あ、でもこれを私が言うならいいと思いますが、
 先生が任せるって言った以上何にもやらないでゴロゴロしてたら、
 それはそれで頭に来るかもしれませんね。
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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