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生産責任制の登場

 どうもこんばんはライネです。

 さて、集団的農業について説明したのはいいものの、疑問が残りました。
 ソビエトの国営農場はソビエトが無くなるとともになくなったのに、
 中国の集団農業システムは中国が無くなってないのに無くなったということです。


 これについては昨日の後半に説明した集団的農業の問題点を克服する仕組みを
 中国が導入したことが大きなポイントになります。

 共産主義(を目指す社会主義)では、みんなが平等に幸せになるために、
 どんな人でも同じようにご飯が食べられるという世界を作りました。

 けれどもそれでは、目標以上の収穫量をつくる意味があまりなく、
 結果的に食料不足という問題につながります。


 そこで、目標以上の収穫量分は作った人のものとする。
 という仕組みを考えたわけです。 
 これを「生産責任制」と言います。

 あまった分は自分だけで食べるもよし、どこかで売ってお金にしてもよし。
 そうなれば、農作業の上手い人はよりたくさんの農作物を作ろうとしますし、
 以下にすればより多くの農作物を作れるか工夫しますよね。
 その結果、集団で農業をする必要が無くなったという訳です。


 けれども、そこには再び大きな疑問が出てきます。
 農業技術を持っていたり、より工夫してお金を稼げる人が出て来れば、
 そのお金で新しい農業用の機械を買って、さらにお金が稼げるようになります。

 こういう農家を「万元戸(まんげんこ)」と呼ぶらしいのですが、
 あれ、それって、みんなが平等に幸せになれる世界と、矛盾しませんか?

 実は完全に自由という訳ではないらしいのですが、少なくとも経済面については、
 日本のような国とあまり大きく変わらないのが、今の中国という国なのだそうです。
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