ソフホーズとコルホーズの違いってこういうこと?
どうもこんばんはライネです。
いよいよ集団的農業について見て行こうと思います。
社会主義国というものの姿が少し理解できたと思いますが、
その中でも世界最大の面積を有していた「ソビエト」という国と、
世界最大の人口を有していた「中国」という国で行われていた農業は、
代表的な集団的農業として、よく扱われています。
まずソビエトですが、地図を見ても解るように現在は存在しない国家です。
社会主義国の中でも強い力を持っていたらしいのですが、
現在では社会主義をやめ、ロシアなど十数個の国に分かれています。
全ての社会主義国でそのように行われていたのかはわかりませんが、
少なくとも理想的な共産主義を目指そうとした場合、
基本的に自分の土地というものが存在してしまうと、
その時点で、広くて環境の良い土地を持っている人とそうでない人との間に、
差が生じてしまいます。
なので、自分の土地というものが存在せず、
というより「全ての土地がみんなのもの」という考え方があったようです。
そして、集団的農業というのは、「みんなの土地でみんなで農業をしよう」
と言うものだったようです。
ソビエトの場合、この様な農場を「ソフホーズ」と呼んでいました。
そして国家によって、「あなたはこの農場でこれくらい農作物を作ってください」
と指示されて、その作物すべてを国に売り、その対価をみんなで平等にもらったようです。
また、それに対して、個人所有ではないのですが、その地域の農場をまとめて、
みんなで一緒に農業をするというものもあり、こちらは「コルホーズ」と呼んでいました。
用語がとてもよく似ている上に、差が分かりにくいのですが、
誤解を恐れずに言えば、ソフホーズは完全な国営、
コルホーズはほとんど民営だけれどもみんなで農業をするところ
と言うものだとお考えください。
ちなみに「ソ」ビエト(国)が指示してやるのが「ソ」フホーズ。
と覚えれば、区別がつきやすいと思います。
なお、ソフホーズは国営農場、コルホーズは集団農場と訳されているようです。
考えようによってはコルホーズは現代の日本なんかでもできないことはないと思います。
例えば広い土地を買えるほどのお金はないけれど、農業したいという人達が、
みんなでお金を出し合って広い農場を手に入れて、
そこでみんなで農業をしていれば、広い意味では集団農場です。
ところが社会主義国であるソビエトの場合、
実際はどちらの農場でも作ったものは国に売らなければならなかったので、
2つの農場の違いは、働き方の違いとか、立場の違いとか、いろいろありますが、
外から見ると、あまり大きな違いはなさそうです。
ソフホーズの方は国営なので、ソビエトが無くなれば消えてしまうもので、
コルホーズの方は半分民営だったので続けようと思えば続けられたものだと思います。
ただし、結果的に「自分で畑を持って自分で全部やった方が自由にやれていいじゃない」
という話になり、ほとんどが消えて行ったそうです。
いよいよ集団的農業について見て行こうと思います。
社会主義国というものの姿が少し理解できたと思いますが、
その中でも世界最大の面積を有していた「ソビエト」という国と、
世界最大の人口を有していた「中国」という国で行われていた農業は、
代表的な集団的農業として、よく扱われています。
まずソビエトですが、地図を見ても解るように現在は存在しない国家です。
社会主義国の中でも強い力を持っていたらしいのですが、
現在では社会主義をやめ、ロシアなど十数個の国に分かれています。
全ての社会主義国でそのように行われていたのかはわかりませんが、
少なくとも理想的な共産主義を目指そうとした場合、
基本的に自分の土地というものが存在してしまうと、
その時点で、広くて環境の良い土地を持っている人とそうでない人との間に、
差が生じてしまいます。
なので、自分の土地というものが存在せず、
というより「全ての土地がみんなのもの」という考え方があったようです。
そして、集団的農業というのは、「みんなの土地でみんなで農業をしよう」
と言うものだったようです。
ソビエトの場合、この様な農場を「ソフホーズ」と呼んでいました。
そして国家によって、「あなたはこの農場でこれくらい農作物を作ってください」
と指示されて、その作物すべてを国に売り、その対価をみんなで平等にもらったようです。
また、それに対して、個人所有ではないのですが、その地域の農場をまとめて、
みんなで一緒に農業をするというものもあり、こちらは「コルホーズ」と呼んでいました。
用語がとてもよく似ている上に、差が分かりにくいのですが、
誤解を恐れずに言えば、ソフホーズは完全な国営、
コルホーズはほとんど民営だけれどもみんなで農業をするところ
と言うものだとお考えください。
ちなみに「ソ」ビエト(国)が指示してやるのが「ソ」フホーズ。
と覚えれば、区別がつきやすいと思います。
なお、ソフホーズは国営農場、コルホーズは集団農場と訳されているようです。
考えようによってはコルホーズは現代の日本なんかでもできないことはないと思います。
例えば広い土地を買えるほどのお金はないけれど、農業したいという人達が、
みんなでお金を出し合って広い農場を手に入れて、
そこでみんなで農業をしていれば、広い意味では集団農場です。
ところが社会主義国であるソビエトの場合、
実際はどちらの農場でも作ったものは国に売らなければならなかったので、
2つの農場の違いは、働き方の違いとか、立場の違いとか、いろいろありますが、
外から見ると、あまり大きな違いはなさそうです。
ソフホーズの方は国営なので、ソビエトが無くなれば消えてしまうもので、
コルホーズの方は半分民営だったので続けようと思えば続けられたものだと思います。
ただし、結果的に「自分で畑を持って自分で全部やった方が自由にやれていいじゃない」
という話になり、ほとんどが消えて行ったそうです。
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