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糯と粳

 どうもこんばんはライネです。

 人は生きていくうえでご飯を食べなければ死んでしまいます。
 けれども、食べるものは何でもいいという訳ではなく、食べ物によってそれなりの役割があるそうです。

 その中でもエネルギーとして使われるのが、「炭水化物」と言うものです。
 一般的にこれは植物が光合成を行って作り出す物質なのですが、
 その中でも植物の種などに多く含まれているものを「でんぷん」と呼んでいまして、
 お米を食べることによって取り込んでいるのがまさにこれです。


 ちなみにこれらの炭水化物は身体の中で分解されて、最終的に「グルコース(ブドウ糖)」
 と呼ばれる物になって初めて体内に吸収されるそうです。

 そんなグルコースが他の物質と絡み合っているものを「アミロース」と呼ぶらしいのですが、
 これがほとんどないものを「糯(もち)」と言うそうです。
 逆に少しアミロースを含んでいるものを「粳(うるち)」と呼んでいます。


 何の話かと言いますと、お米には「糯米」と「粳米」があるらしいのです。
 「糯」は、その名の通り、「もちもち」した食感で、これをついたものが、
 いわゆる「餅(もち)」なのだそうです。
 そして日本で普通に食べられているお米は、「うるち米」の方なのだそうです。



 また、世界的に食べられているお米は大きく2種類あるらしく、
 日本などで作られている物は「ジャポニカ米」、
 インドなどで作られているものを「インディカ米」と呼んでいます。
 こちらは品種としての話ですね。

 ということで、私が良く食べるのはジャポニカ米の粳米ということになります。

集約的畑作農業

 どうもこんばんはライネです。

 今日はもうひとつの集約的農業、集約的畑作農業について見て行きましょう。
 この農業は集約的稲作農業と対になる農業です。

 別名はもちろんアジア式畑作農業でして、
 アジアの中で熱帯地域を除く降水量の多い地域では主に稲作を行っているわけですが、
 ネガティブな言い方をあえてすれば、稲作ができない代わりに行っているのが
 畑作とも言う事ができます。

 では稲作ができない地域というと、どのような地域なのかと言えば、
 それは降水量が少なく、気温も低い地域と言うわけです。

 この辺りは図を見てもらえるとわかりやすいので、
 集約的稲作地域(水色)と集約的畑作地域(黄色)を比べてみてください。

集約的農業


 確かに、集約的稲作農業地域に隣接するように集約的畑作農業地域がありますね。
 集約的という言葉を説明した時に、それがどのようなものかある程度、
 ご理解いただけたと思うのですが、要するに育てている作物や場所は違うけれど、
 このふたつの農業を行っている人々は農業に対して共通の考え方を持っているわけです。

 なので、集約的という部分にそれほど差は生じず、
 育てている農作物の違いによってこのように区分されているという訳です。

モロコシとトウモロコシ

 どうもこんばんはライネです。
 今日は集約的畑作農業で作られる主な農作物について見て行きましょう。

 一般に言われる主な農作物はまず「小麦」です。
 そして、「トウモロコシ」、「こうりゃん」、「あわ」等が続きます。

 小麦とトウモロコシについては馴染みがあるのですが、こうりゃん、あわとは、
 どのような作物なのでしょうか?


 まず、「こうりゃん」とは漢字で書くと「高粱」というもので、
 別名は「モロコシ」、「ソルガム」とも呼ばれるものだそうです。

 で、モロコシと書かれると、トウモロコシと間違いそうになりますが、これは別物です。
 どうやら、日本には先にモロコシの方が有名で、
 その後に似た作物がやってきたので「トウ(唐)」モロコシという名前が付いたようです。

 では「トウ(唐)」とはどういう意味かというと、
 これは単純に「外国の~」というような意味なのだそうです。

 ちなみに中国の古い国名に「唐」と言うものがありますが、
 この国があった時期と、トウモロコシがやってきた時期には大きな開きがあります。


 日本語のあいまいさ加減を独断と偏見でぶった切りますと、おそらく
 日本と深い付き合いのあった唐という国が、外国の代名詞になってしまったのだと思います。
 今も、外国といえばまずアメリカが思い浮かぶようですが、それと似た感覚でしょうか?


 また、アワとは漢字で「粟」と書く作物で、
 歌丸さんの言う「濡れ手で粟のひとつかみ」の粟だそうです。

 Wikipediaによれば日本では米よりも早く栽培が始まったらしく、
 比較的なじみのある作物なのだそうですが、あまり見たことはありませんね。


 なお、稲も麦もトウモロコシもモロコシも、アワも全て広い意味では稲の仲間なのだそうです。
 もちろん全て食用で、主食として食べられることもある作物です。
 というわけで、集約的農業というのは作物的にもあまり大きな違いはないのかもしれません。

稲作地域の北限

 どうもこんばんはライネです。

 今日はもう少しつっこんで集約的稲作農業地域と集約的畑作農業地域を見て行こうと思います。
 まず、集約的稲作農業の北限ですが、これは日本の北海道(南部)がそれにあたるようです。

 そもそも稲作はこれまで説明してきたように、温暖で雨の多い地域で行われる農業です。
 一般的には、夏に25℃近い気温と、年降水量1,000mm程度の降水量が必要とされるようです。

 ちなみに年降水量1,000mm以上あるアジア地域はこのあたりなので、ご確認ください。

年降水量1000㎜

 たしかに、前々回作った稲作地域と畑作地域の違いの図と比べても、
 かなり共通点があるように見えます。

集約的農業

 この図を見ると降水量的には北海道でも問題はないのですが、気温はどうでしょうか。
 世界の気温までは見ることができませんでしたが、日本の気温については以前に調べたことが
 あるので、一覧表を作ってみました。

日本の気温一覧


 この中で、最も濃い赤で表示してあるのが25℃以上です。
 そこからピンクが20℃、薄いピンクが15℃を示しています。

 これを見ても解ると思うのですが、北海道はおろか、東北地方も、
 実は月の平均気温で25度を超えるような地域は無いのです。

 けれども、日本のお米の産地は東北地方と北海道に多く見られます。
 どうやら日本においてはお米を作ると言うことにかけて、品種改良や農法の研究など、
 長い時間と努力をかけて、寒い地域でも行えるようにしてきたらしいのです。

 つまり、昔はこれほど北の地域では環境的に稲作を行うことは難しかったけれど、
 日本の場合、頑張って寒い地域でも作れるようにしたので、北限が他よりも少し
 北に位置しているようです。

 なお調べてみると最近では、中国などでも北の地域で稲作が行われるようになってきたそうです。

チンリン山脈とホワイ川って何?

 どうもこんばんはライネです。
 今日は中国の稲作と畑作について見て行こうと思います。

 まずは昨日も載せた年降水量1000mmの地域をご覧ください。
 
年降水量1000㎜


 気温による影響は品種改良などで克服してきた稲作ですが、
 どちらかと言えば、降水量の方が切実な問題の様です。

 中国の場合、内陸部は乾燥していて、東側の国土の大体南側半分が、
 稲作地域と言われています。

 なお、ちょうどこの稲作地域の北限、つまり畑作地域との境界部には、
 「チンリン山脈」と「ホワイ川」がありまして、
 これがひとつの目安になっているそうです。

 具体的にこれらの山や川が何か物凄い役割を担っているという訳ではなく、
 ただ単純に、年降水量1,000mmライン上に位置していることから、
 稲作と畑作の境界部と知られているそうです。

 ちなみに、先生の話ではこの「チンリン-ホワイ」線については、
 少なくとも義務教育を修めた日本人なら一度は習っているとのことです。
 忘れてしまっていた方はこの機会に思い出しておくと、
 もしプレッシャースタディの常識問題で出て来ても安心ですね。


 ついでに、中国は稲作発祥の地なのだそうです。
 ただし具体的にどのあたりなのかは研究段階で、
 昔は中国南部の「雲南省」あたりと言われていたのが、
 現在では「湖南省」あたりがあやしいと言われています。

稲作発祥の地


 どちらにしても、長江流域というのは今の研究では動かなさそうです。
 また、発祥の地だからという訳ではありませんが、このあたりの地域は、
 現在でもかなり盛んに稲作が行われているとのことです。 
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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