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燃え尽きるほどヒートアイランド

 どうもこんばんはライネです。
 予定どおり今日は新しい気象現象を探っていこうと思います。


 都市のように建物が密集している地域と、樹木の多い地域を比べると、
 温まりやすさに違いが出てくるそうです。

 都市はコンクリートやアスファルトなど、温まりやすいものがたくさんある上に、
 エアコンの室外機やら自動車やら、何かと熱を発する物も多くあります。
 そのため、都市は気温が高くなりやすいのだそうです。

 特に東京のように、人が多く建物が密集している地域はそれが顕著に見られ、
 気候にも影響をあたえているのだとか。


 気温に色を付けてみるとわかりやすいので、簡単な図を作ってみました。

ヒートアイランド

 赤いところは少し気温が高いところを表しています。
 そうすると、もちろん地形などの影響も受けると思いますが、
 大都市は周辺地域よりも気温が高くなります。

 このように周辺からぽっと浮かんだ状況を指して「島」と表現するらしく、
 都市が周辺地域よりも暖かくなる現象を「ヒートアイランド現象」と呼んでいます。

 また、そんな暑い都市の中で、公園のように樹木が多いような場所は、
 周辺よりも気温が少し低くなるようです。

クールレイク

 これについて、特別な用語があるわけではないらしいのですが、
 強いて名前を付けるとすれば、「暑い島」の中の「涼しい湖」的な場所ですので、
 クールレイクとでも呼べるような現象も見られるのだそうです。
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なぜ、風が吹くと桶屋が儲かるのか

 風が吹く。

 風が吹けば、砂ぼこりが舞う。
 砂ぼこりが舞うと、目に砂が入る。
 目に砂が入ると、目が悪くなる。
 目が悪くなると、三味線を弾く人が増える。(※1)
 三味線を弾く人が増えると、三味線用の猫皮が足りなくなる。
 三味線用の猫皮が足りなくなると、猫が乱獲される。
 猫が乱獲されると天敵がいなくなって、ネズミが増える。
 ネズミが増えると、ネズミが箱(桶)をかじる。(※2)
 ネズミが箱(桶)をかじると、桶屋が儲かる。

 ※1 昔は眼が見えない人の仕事として三味線の語り引きが有名だった。
 ※2 ネズミが増えて伝染病が蔓延して、棺桶屋が儲かるという説も。


 どうもこんばんはライネです。
 これが「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉の由来ですが、
 要するに話のミソは「ピタゴラスイッチ」です。

 ピタゴラスイッチの場合は非常に高い確率で、出来事が連鎖していくわけですが、
 さすがに風が吹くたびに桶屋が儲かるわけではないでしょう。


 似たような言葉に「バタフライエフェクト」と言うものがあります。
 「ブラジル(もしくは北京)で蝶がはばたくと、テキサス(もしくはニューヨーク)で嵐が起こる」
 というような意味なのですが、これは別にピタゴラスイッチの説明をしているわけではありません。

 むしろピタゴラスイッチのように、事の顛末が解り切ったことばかりではなく、
 「何が原因で、どういう結果が出るのか解らない」というような意味合いの言葉です。


 難しい話をすれば、カオス理論というものになるのですが、
 ざっくり言えば、「今日の行動が、遠い未来にどんな差を生むのか」というような話です。


 どうしてそんな話をしているかと言うと、気候の世界にもそんなものがあったのです。
 世界的な研究によって、当初バタフライエフェクト扱いだったそれは、
 現在ではほとんどピタゴラスイッチのように密接にその前後関係を
 説明できるようになったらしいのですが、面白い話ですね。

 明日はそんな地球版ピタゴラスイッチについて、説明しようと思います。

エルニーニョ現象って何?

 どうもこんばんはライネです。
 ピタゴラスイッチ♪


 今回の話の舞台は太平洋の赤道直下です。
 まず、通常の状況はどうなっているかと言いますと、
 東側の海水は冷たく、西側の海水が暖かくなっています。

エルニーニョ1

 ところが、何らかの影響でこの海水の温度が変化することがあるそうです。
 例えば、本来だったら冷たいハズの東側の海までも暖かくなってしまう状況。

エルニーニョ2

 これをエルニーニョ現象と呼んでいます。
 この言葉は「男の子」という意味らしいのですが、
 これが起こるのが12月、ちょうどクリスマスの時期なのだそうです。

 日本で言えば12月というのは寒い時期ですが、
 赤道直下の場合はほとんど常夏、しかもこの名前を付けたペルーは南半球にあるので、
 クリスマスの時期といっても、暑い時期です。

 12月生まれの「男の子」という言葉ですが、これはどうやらただの男の子ではなく、
 ペルーなどで信じられているキリスト教の教祖、イエス・キリストのことを示しているようです。

 
 その反対に、太平洋の東側の海水がいつも以上に冷たくなってしまうことを、
 ラニーニャ現象と呼んでおり、男の子の反対なので「女の子」という意味なのだそうです。

エルニーニョ3



 さて、これがどうピタゴラするのかと言いますと、
 海水の温度が変化することで、風の吹き方に違いが出ます。

 例えばエルニーニョ現象だと、普段太平洋の赤道直下に吹いている貿易風が弱くなります。
 「海水温の変化」であった話が、「空気の動き」にも影響を与えるわけです。
 ちなみに空気の話だけを切り取って考える場合は「南方振動(なんぽうしんどう)」とも呼ぶそうです。

 エルニーニョ現象と南方振動の間にあるピタゴラ関係は知られていなかったらしいのですが、
 研究の結果、両方の現象に密接な関係があることがわかったのだそうです。


 風の吹き方が変わると、世界中にいろいろな影響を与えるようになります。
 さらにその影響が他の影響を与えという感じに、「異常気象」が起こるそうなのです。

 ちなみに気象庁さんいわく、エルニーニョ現象が起こると日本の気候はこの様に変わるそうです。
  春…高温  夏…低温・多雨  秋…低温・少雨  冬…高温

ご飯を作る動物

 どうもこんばんはライネです。
 5月から始まった気候に関する話もこれにて終了ということで、
 次は、気候によって大きく左右される農業と食の話を見て行こうと思います。

 「はたらく魔王さま」において、あんなに優秀な真奥さんが
 エンテ・イスラ征服に失敗した理由は、人間の本質が理解できなかったからだそうです。

 では人間の本質とは何か、もちろん現実世界でも言えることですが、
 真奥さんの分析では「ご飯を食べること」なのだそうです。
 そういわれるとあの作品には、食事の風景が頻繁に出てくる気がします。

 私達は当たり前のようにご飯を食べるわけですが、
 そのご飯は自然に湧いて出るわけではありません。

 どこかのだれかが、汗を流してご飯の材料を作ってくれているのです。
 人は「ご飯を食べなくては生きていけない存在」であるゆえに、
 「一人では生きていけない存在」であり、それが異世界の魔王をもってしても、
 征服することのできない「集団の力」を生んだというわけです。


 もっとも、人間の最初から農業をしてきたというわけではないでしょう。
 それでもご飯を食べなくては生きていけないので、多くの野生動物と同じように、
 他の動物を狩ったり、自然の植物を食べたりしていたわけです。
 
 野生生物としてとても強いとは言えないヒトという動物は、
 やはりチームワークで生き延びていく必要がありました。


 その後、歴史的には今から1万年前くらいから農耕がはじまります。
 農耕というものは、畑を作って食べ物を育てるというもので、
 野生の動物を狩ったり、自然に生えている植物を食べたりすることとは、
 根本的な違いがあります。

 農耕によって安定的に食べ物が作れるようになり、
 食べ物を求めることに全力を尽くさなければならなかった頃に比べて、
 様々な文化が発達していったと言われています。

 というわけでこれからは、そんな農業について調べていきましょう。

「農家の常識は社会の非常識」のままでいいの?

 どうもこんばんはライネです。
 農業というものについて、取り扱った作品は多々ありますが、
 個人的には「もやしもん」と「銀の匙~Silver Spoon~」がおすすめです。

 ちなみに銀の匙の荒川弘さんは、御実家が農家と言うこともあって、
 アニメにもなった銀の匙の他に、「百姓貴族」という漫画も描いています。

 そんな百姓貴族の中で、「農家の常識は社会の非常識」という言葉が出てくるのですが、
 もしかすると、これはとんでもないことなのかもしれません。


 私は元々、農家の娘なので、農業はごく当たり前にある存在なのですが、
 統計によってばらつきはあつものの、日本で主に農業を行っている人は、
 だいたい300万人程度だそうです。

 日本の人口は大体1億2000万人で、
 その中には年齢的に労働者にならない子供なども含まれているため、
 分母に使うにはやや問題はありますが、3%程度ということになってしまいます。

 先の300万人という数字も細かい注釈があるものの、
 たった3%の人が日本人全員分のごはんを作っているわけではなく、
 カロリーベースというやや面倒な数字ではありますが、
 日本人全員のごはんのうち、60%は外国からの輸入品となっているようです。
 ※この辺に関しては後で詳しく話しますが、実際の割合はもう少し少ないハズです。



 そんな状況にあるので、もやしもんや銀の匙を通じて、農家の姿を見てみると、
 日本の農業はあまりいい意味ではなく、「何か特別な仕事」という感覚があります。
 むしろ、「普通ではない仕事」と言った方がいいのかもしれません。

 たしかに日本に来てから、ほとんど土をいじっていない私からすると、
 それでいいのかなと不安になるくらいに、ご飯の材料を確保することに対して、
 危機感を感じることがありません。

 ごくごく自然に、まるでどこかから湧いて出ているかのように、
 当たり前に食べ物はスーパーで手に入りますし、もっと言えば料理を作らなくても、
 コンビニやレストランで美味しいごはんが簡単に食べられるのです。

 
 もちろん、食べ物には対価を支払っているので、
 狩猟・採集の時代と同じという訳ではありませんが、
 日本で暮らしていると、食べ物を作っている人を意識することなくご飯が食べられるので、
 そういうことを忘れてしまいそうになります。


  
 これは、かなり発達した社会であることの証でもあると思います。
 じゃあ皆、今の仕事をやめて農業をやろうと言いたいわけでもありません。


 ただ、農業は誰もが必要としている、基本となる仕事です。
 当たり前のように食べ物が手に入るのは、どこかの誰かが農業をやってくれているおかげです。 

 日本の農業に関する漫画を通じて、農家の置かれた状況を知ると、
 あまりにそれが進んでしまった結果、他の仕事をしている人が、こっちのほうが偉いとか、
 農業なんて下っ端の仕事とか、勘違いしているように思えて怖いのです。

 どこかの誰かがやってくれているから、今、自分の仕事ができるということを、
 忘れがちになっているのではないかと不安に思います。
 
 
 「農家の常識は社会の非常識」

 ご飯を食べなくては生きていけない生物なのに、
 そのご飯がどうやって作られているのか、ほとんどの人はあまり知らない。
 だから、ちょっと農家の扱いが悪くても、誰も気にしない。

 農家の娘として、この言葉は皮肉に思えて仕方がありません。
 あまりに当たり前に、おいしいものが苦労せず手に入るゆえの問題ですね。
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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