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土壌まとめ②チェルノーゼムとプレーリー土

 どうもこんばんはライネです。

 朝夕が涼しくなってまいりました。
 1年中これくらいの気候だと過ごしやすいのですが…
 西岸海洋性気候がうらやましいです。


 さて、今日は昨日の続きで土壌の話をしていきましょう。

 「砂漠土」
 植物がほとんど育たない乾燥帯で見られる土壌。
 植物による土がほとんど見られない。

 こちらの詳細は「乾燥帯の土壌」で詳しく説明したので、そちらをご覧ください。
  


 「黒色土(こくしょくど)」
 比較的降水量の多いステップ気候など、草原地帯で見られる土壌。
 枯れた植物によってとても栄養度の高い土となっている。


 別名として「チェルノーゼム」と呼ばれますがここでも少々厄介な話になっているようです。
 私自身詳しいことが解っているわけではないのですが、色々な本での説明を整理すると、
 以下のような状況になっています。


 ・「黒色土」を「半乾燥のステップ気候に由来する土壌」とだけ捉えた場合、
  その代表的な土壌はロシアの南側に広がる「チェルノーゼム」である。

 ・「黒色土」を「栄養分の高い黒い土」と名前のまま気候に限定せずにとらえた場合、
  「チェルノーゼム」を含め、アメリカ中央部の「プレーリー土」や、
  アルゼンチンの「パンパ土」などいろいろな別名がある。

 
 ようするに、植物が多く分解されれば、土が黒く肥沃になるわけなので、
 必ずしもステップ気候でなくとも、温帯のやや降水量が少ない地域などでも、
 同様の土がみられておかしくないという訳です。

 昨日の赤黄色土でも似たような感じでしたが、やはり土というのは、
 完全に気候とマッチしているわけではないようですね。

 なお、色はこんな感じです。
黒土

土壌のまとめ③栗色土・褐色森林土

 どうもこんばんはライネです。
 ちょっと涼しくなってきたので、スキヤキを作ってみました。
 自分で作っておいてこんなことを言うのもなんですが、

 うまい、うますぎる!

 先生は卵を付けて食べるのが王道と言いますが、
 せっかくおいしい汁につけてあるのに、卵を付けると卵味になりませんかね?
 というわけで私は直接食べています。


 それではお腹いっぱいで苦しいのですが、今日も土壌を見ていきましょう。



 「栗色土(くりいろど)」
 ステップ気候などの半乾燥地域で見られる土壌。
 栄養分は黒色土と赤黄色土の間くらい?


 お気づきかと思いますが、どうやら土の色は栄養分が増すほど黒に近くなるようです。
 なので、この手の色名が付いた土壌というのはどれくらいの養分があるのか、
 わかりやすくていいですね。
 またその栄養分も、雨が多すぎず、少なすぎない程度が丁度いいようです。

 ちなみに栗色土の画像を見たのですが、
 どうもイメージする栗色と色合いが違うのです。

 この土壌も地表に近いところから地中に行くにつれ色がだんだんと変化するようです。
 「この土壌は」というか恐らくほとんどの土壌がそうなのでしょうが・・・



 「褐色森林土(かっしょくしんりんど)」
 温帯で湿潤な地域で見られる土壌。
 落葉樹の落ち葉が分解されることで、土の栄養分は高くなる。


 日本の森などはまさにこれが広がっているそうです。
 地表近くにあるのはまだ落ちたばかりの葉っぱですが、これが積み重なっているので、
 地下にいくほど古く分解された葉っぱが埋まっています。

 雨は十分降るけれど、寒さから理由で葉っぱを落とすという選択をしている植物が、
 栄養分の高い土を作っているわけです。
 これは乾燥地などで、乾季に枯れてしまうために作られる栄養分の高い土壌とは、
 作られている理由が違うというところに注目ですね。

 ちなみに褐色森林土の色はこんなかんじ。

褐色

 「褐色」という色を知らなかったのですが、
 こういう時は色辞典みたいなものがあると便利なのですが・・・
 と、思って先生に聞いたら、そういうものも売られているそうです。


 そして、「もちろん」と言って見せてくれました。
 まさかこの家にそんな本まであったとは・・・。
 先生はなんでそんなものを持っているのでしょうか。

 ちなみにその本によれば、「褐」とは元々は麻から作られた服のことだったけれども、
 それがごわごわした服の意味になって、
 そんな服しか着れない貧乏人の意味になって、
 そんな貧乏人が来ている黒ずんだ服の色を示すそうです。

 結論を言えば、濃い茶色のことです。
 たしかに栄養分の高い土はだんだん黒に近づくという理論なら、
 濃い茶色は相当黒に近いですね。

2020オリンピック東京大会

 どうもこんばんはライネです。
 2020年オリンピックの東京開催が決定したようです。

 7年後の事なんて今の私には想像もつきませんが、その日までブログが続いていたら凄いですね。
 と言うことで今日はこれまでの開催地を調べてみました。
 ではまず一覧表をどうぞ。

オリンピック開催都市表

 過去にオリンピックは3回中止になっているそうです。
 1916年のベルリン大会は第一次世界大戦、
 そして1940年の東京大会と1944年のイギリス大会は第二次世界大戦が原因です。

 なお、このように中止された場合も大会回数は繰り上がることはないので、記録上は
 第六回大会はベルリン、第十二回大会は東京、第十三回大会はロンドンとされているようです。

 ただし、第十二回の東京大会は開催中止が決まる前に日本側から辞退していて、
 第二候補であったヘルシンキが開催都市に選ばれていたようです。



 中止にはならなかったものの、1980年のモスクワ大会と1984年のロサンゼルス大会は、
 「冷戦」と呼ばれるロシア(旧ソビエト)とアメリカの関係が非常によろしくない時期で、
 アメリカと仲の良い国々がモスクワ大会に出場せず、
 ロシアと仲の良い国々がロサンゼルス大会に出場しないという状況だったそうです。

 ちなみに、この一覧表は現在の国名で書いていますが、1972年のミュンヘン大会の開催国は
 かつてドイツが東西に分かれていた頃に西ドイツで行われたので、正式な開催国は西ドイツです。


 そして、細かいところでは第二回大会と第三回大会の間の1906年にギリシャのアテネでも
 オリンピックが開催されたらしいのですが、現在は4年に1度の大会が正式な大会と扱われているらしく、
 この大会は正式なものとは認められていないようです。

 また、1956年のメルボルン大会の場合、検疫の関係で馬をオーストラリアに持ち込むことが難しかったらしく、
 馬術の大会のみスウェーデンのストックホルムで行われているのだとか。


 一覧表で見ていても良くわかりにくいので、開催都市を図にしてみました。
 細かいので、クリックすると拡大するようにしておきます。
 なお、赤字はこれから行われることが決まっている大会と言うことになります。

オリンピック開催地世界

オリンピック開催地ヨーロッパのみ


 これを見ると一目瞭然なのですが、大会の半分はヨーロッパで行われているようです。
 ヨーロッパには経済的にも古くから発達していた国が多く、
 またオリンピック発祥の地そのものがヨーロッパにあるので仕方がないと思います。



 なお、今回特別にこんな企画を考えたのには、もちろん東京開催おめでとうという意味もありますが、
 クイズなどで、歴代オリンピック開催地という問題で先生に勝つためにいい機会だからまとめました。

土壌のまとめ④ポドゾル・ツンドラ土

 どうもこんばんはライネです。
 オリンピック開催の話で1日ずれてしまいましたが、土壌の話にもどりましょう。

 「ポドゾル」
 亜寒帯で見られる土壌。
 気候的に植物は多いが寒いため落ち葉などが分解されにくく、養分は少ない。
 分解されずに時間をかけてだんだん白くなるため、白に近い灰色になる。


 いろいろと説明してきましたが、要するに養分の多い土というのは、
 植物が腐った土というわけです。

 植物に限らず、バナナなどを腐らせるとだんだんと黒ずんできます。
 これが土の黒さなのです。
 例外はあるでしょうが、黒い土ほど栄養分が高い状態にあると考えてもよさそうです。

 一方で、物が腐らないようにするために、冷蔵庫があります。
 これと同じように寒い地域になるほど、植物も腐りにくく、栄養分が下がるわけです。

 ちなみにポドゾルの色はこんな感じ。

ポドゾル




 「ツンドラ土」
 ツンドラ気候で見られる土壌。
 コケ類などが十分に分解されないまま堆積している。
 地下には永久凍土が広がる。


 ちなみに植物が十分に分解されずに地中に溜まると、
 「泥炭(でいたん)」と呼ばれるものが作られていくそうです。
 なので、ツンドラ土はまさしく泥炭です。

 どうやらこれが長い時間をかけると石炭になっていくらしいのですが、
 泥炭のままでは石炭のように燃料などとして使うには少し物足りないそうです。
 大量に埋まっている国では

 この泥炭の別名を「ピート」とも呼ぶのですが、
 漫画バーテンダーで、ピートで香りづけされたウイスキーがどうのこうのとありました。
 それがまさしくこの泥炭です。 

間帯これくしょん・序

 どうもこんばんはライネです。

 ケッペンさんが分類した気候区分とそれに関係する植生・土壌の説明を、
 すべて終えることができました。
 これにて気候に関する話を全て終わらせてもいいのですが、
 もうちょっとだけおまけがあります。


 まず、土壌についてですが、気候によって左右されるものは全て説明しました。
 とはいえ、詳細な区分までやろうとすると、もっともっと複雑になるので、
 植生も土壌も基本レベルのものだと思います。

 必要に迫られて植生や土壌のもっと深い話をすることはあるかもしれませんが、
 気候に影響を受ける部分は終わりということにします。

 ここまで回りくどい言い方をすればお気づきかと思いますが、
 気候による影響があまり強くない土壌に関する話がまだまだできていません。


 というわけで、今日はそんな土壌の話をしましょう。
 まず、「気候による影響があまり強くない」というのはどういう事かと言えば、
 その地域の岩石が風化してつくられた土壌や、火山灰から生まれた土壌など、
 言い方を変えれば「ローカルな土壌」という訳です。

 これまで説明してきた土壌は、その場所に生える植物などによって決定していました。
 また、植物は気候の影響を強く受けて育つ場所が決まります。
 気候の影響を強く受けた土壌というのは、気候条件さえ合っていれば、
 どこでも同じような土壌になる「グローバルな土壌」なのです。

 
 ちなみに、ローカルな土壌の方を正確には「間帯土壌(かんたいどじょう)」と呼び、
 グローバルな土壌の方を「成帯土壌(せいたいどじょう)」と呼ぶそうです。


 というわけで間帯土壌を見ていきましょう。
 ローカルなだけあって、探せばたくさんあると思いますが、有名なものは
 「レグール」、「テラロッサ」、「テラローシャ」、「レス」の4つです。

 これらの土壌はなかなか癖があるので、明日からゆっくり見ていきましょう。
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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