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地塁と傾動山地

 どうもこんばんはライネです。

 昨日は断層の説明だけで終わってしまったわけですが、
 あれでも片方は相対的に高くなっているので山と言っていいかもしれません。


 ただ、この他にも複雑な地形をがあるので、
 今日はもう少しつっこんで断層によって作られる山をみていきましょう。

 例によって、図を見た方が理解しやすいと思うので、がんばって図を描いてみました。
 
地塁と地溝

 ほぼ平行に走る2つの断層によって、飛び出してきた山を「地塁(ちるい)」と呼びます。
 また、地塁などに挟まれることによって、周辺よりも低くなった土地は「地溝(ちこう)」です。
 陸地で見られる広がる境界部分でもほぼこれと同じようなものが見られます。



傾動山地

 また、1つの断層によって斜めに傾いた所を「傾動地塊(けいどうちかい)」と呼びます。
 図を見ても解るように、片方は緩やかな斜面で、もう片方は急な斜面になります。
 この説明文だけだと、ケスタにも似ていますね。


 この傾動地塊が山地で見られると「傾動山地(けいどうさんち)」とも呼ぶようです。

侵食輪廻のおはなし

 どうもこんばんはライネです。
 今日は隆起によって山が作られていく過程のお話しをしたいと思います。

 
 どうやらこの話は、ずいぶん昔にこの世界の研究者さんが考えたものだそうで、
 ずいぶんと否定的な意見もあるようです。

 どこの世界でも同じだなぁと思うのは、研究者はそういう先達の研究にいちゃもんをつけることで、
 ある意味自分の研究を伸ばしていくことが多いのだと思います。
 というわけで専門家でもない私に完全にこれが正しいと言い切れるわけもないのですが、
 こういう見かたもあるよねというスタンスでいきましょう。



源地形
 まず、スタート地点はちょっと高いところにあるぺったんこな平野です。
 例えば海が遠く離れていった海岸平野とか、隆起した準平原なんかがここになります。
 スタート地点と言いましたが、後で解るようにこれは少し怪しいところだと思います。
 


幼年期
 その後、頂上部分はスタート時点のままですが、川の流れによって深い谷ができていきます。
 要するにこれがⅤ字谷です。
 この頃を幼年期と呼んでいます。


壮年期
 さらに川によって削られていき、尖った山ができあがります。


老年期
 時間が経つにつれて山はだんだん低くなっていきます。


準平原
 最後には準平原のようなぺったんこの地形になってしまう訳です。



 で、これが再び海の高さが下がって行ったり、地殻変動で陸地が隆起すると、
 スタート地点にもどっていくそうです。
 このサイクルがぐるぐると続くことを地形の「侵食輪廻」と呼ぶそうです。


 全てが全て間違っているわけでは無いと思いますが、
 どんどん海が下がって行ったら海なんて無くなってしまいますし、
 陸地がずっと隆起し続けるというのもイメージ付きません。

 輪廻することはあるかもしれませんが、
 それがきれいに何度も生まれ変わるというのはちょっとあやしそうです。

溶岩とマグマとマントルの違い

 どうもこんばんはライネです。
 今日は火山のお話ですよ!


 まず、はじめにしないといけないのは、
 「マグマ」と「溶岩」と「マントル」の違いをはっきりさせておくことです。


 マントルはもう何度も登場しているので大丈夫だと思いますが、
 地球の構造的なもののひとつです。

 地球は地表に近い方から「地殻」、「マントル」、「核」という構造をしていて、
 マントルはこの中間に位置する岩石が溶けたものです。
 解りやすい表現として「とけた」とは言っていますが、一応固体です。



 一方マグマは、地球内部にある岩石という部分まではマントルに近いものなのですが、
 どうやらこれが液体になったものを言うそうです。
 
 地表にあった岩石が、狭まる境界などでプレートごと地下に潜り込む時などに、
 高温になって液体になってしまうものもあるようですが、
 そんなことを言うとものすごい温度のマントルが何で固体なんだという疑問も出てくると思います。


 こちらに関しては10月30日の「相転移ってこういうこと?」を参照していただけると、
 少し理解できるかもしれません。
 私が色々な文献から得た知識をまとめたものなので、少々無いように保障はできませんが!
 まあ、それほど間違っているわけではないと思います。
 


 簡単にまとめてしまえば、高温でも、ものすごい圧力を受けていれば固体のままなのだそうです。
 これを逆に言えば、固体のマントルも圧力が低ければ液体になるわけです。
 ということは、地表に近い部分ではマントルもマグマになるのかもしれません。



 さて、最後に溶岩ですが、こちらは単純で、地上に出てきたマグマを言うそうです。
 出て来たばかりならばそれは物凄い高温なので液体のマグマでしょうが、
 時間が経ってさめてしまえば、岩石となります。


 ということは誤解を恐れずに、ざっくり説明してしまえばこんな感じに分けられるようです。

石の状態

火山の形と溶岩の関係

 ここのところ先生が肩が痛いと言いまして、
 言われるがままに肩をもんであげていたのですが、
 最近言われなくなったからもう大丈夫なのかなーと思ったら、
 低周波治療器なるものを購入していたようです。

 どうもこんばんは、機械に仕事を奪われたライネです。



 さて、そんなことはどうでもいいので、火山の話をしていきましょう。
 昨日は火山から飛び出してくる石の呼び名についてまとめたわけですが、
 実は火山から出てくるドロドロにとけた石、つまり溶岩によって、
 火山は形を変えるそうです。


 簡単に言えば、溶岩がどろどろのネバネバだと、地中から出てきたところに留まりやすいため、
 その場合、狭い範囲に標高の高い火山となります。

 一方、溶岩がサラサラだと、火山から遠くまで伸びていき、
 広い範囲に標高の低い火山となるわけです。

粘性の違い


 こちらの料理で言う所の、ホットケーキを作る過程に似てますね。
 小麦粉(薄力粉)にどれくらい牛乳を入れるかで、
 焼く前のホットケーキのもとのドロドロ度合いが変わってきます。

 たくさん牛乳をいれてしまうと、フライパンにサラーっと伸びてしまいますが、
 牛乳の量がすくないと、フライパンの上に流し込んでもその場でごろんとするだけです。


 難しい言葉でこのドロドロ度合のことを「粘性(ねんせい)」と呼ぶそうです。
 粘性が小さいほどペターっと低くて広い火山になって、
 粘性が大きいほどドドンっと高くて狭い火山になるわけです。



 さて、この粘性の差はどのように生じるかというところですが、わかりやすいのは温度です。
 高温になるほど液体に近い粘性の小さい溶岩になり、
 低温だと固体に近い粘性の大きな溶岩になるそうです。


 また、溶岩に含まれる「二酸化ケイ素」の割合というものも粘性を左右するそうです。
 ここから先は化学の領域になるので詳しい話は置いておきますが、
 ケイ素というものは岩石を構成する元素ですので、身もふたもない言い方をしてしまえば、
 溶岩の中に含まれている石成分の割合で粘性が変わると考えてしまってよいでしょう。

 昨日の記事を見て、地上に出てきた石の事を溶岩と呼ぶのではないかと思う方もおられると思いますが、
 正確に言うならば、溶岩は石に水やら二酸化炭素やらも混じっています。
 先ほどのホットケーキの話でもありましたが、牛乳を入れ過ぎたら粘性は下がるわけです。
 溶岩の話で言えば、水やら二酸化炭素やらが含まれている程、粘性は下がると思ってください。



 ちなみに、溶岩に含まれる二酸化ケイ素の割合によって、それが冷えて固まった石の呼び名も変わるそうです。
 玄武岩:二酸化ケイ素の割合45~52%
 安山岩:二酸化ケイ素の割合53~63%
 流紋岩:二酸化ケイ素の割合70%以上
 (安山岩と流紋岩の間の割合の石はデイサイトと呼ばれる)

 非常にあいまいな説明になりますが、これらの見分け方としては、
 二酸化ケイ素の結晶は色が白いため、黒っぽければ玄武岩、灰色の安山岩、白っぽい流紋岩なのだそうです。
 ただ、物には例外があって、一概に色だけで判断することはむずかしそうです。

火山の種類

 どうもこんばんはライネです。
 今日は溶岩の「粘性」の違いによる火山の種類について説明しましょう。

 昨日は粘性が大きい(ドロドロ)場合と、粘性が小さい(サラサラ)場合の
 2つしか見ませんでしたが、その中間の場合も含めて、3つの火山があるそうです。


 「楯状火山(たてじょうかざん)」
 楯状火山


 溶岩の粘性が一番小さいタイプの火山です。
 昨日も登場したのですが、広い範囲に広がる背の低い山になります。
 石の種類でいうと、粘性が小さいので、玄武岩が多いはず。

 一般的に、粘性の小さい溶岩は地中から大量に出てくる地域に多いそうです。
 なので、広がる境界(海嶺)やホットスポットに多いのだとか。




 「成層火山(せいそうかざん」
成層火山


 溶岩の粘性はやや大きいタイプの火山です。
 広くも狭くもない範囲に、そこそこ高い山になります。
 昨日の石の種類でいうと、安山岩が多いはず。

 ただ、他の火山の場合もそうですが、全部が安山岩という訳ではなく、
 ほかの石が見られることもあるそうです。


 実はこの火山は一度に作られるわけではなく、
 長い時間をかけて何度も爆発と休眠を繰り返して作られるそうです。
 日本の富士山なんかはまさにこの種類ですね。

 ヤマノススメで興味をもって調べていたところ、
 富士山はいつ噴火してもおかしくないそうです。

 で、この手の火山が噴火する場合、溶岩だけでなく、火山灰や石などを大量に出すらしく、
 前回、江戸時代に富士山が噴火した時には、江戸でも5㎝ほど火山灰が積もったのだとか。
 もちろんこの火山灰などが一番多いのは噴火した富士山周辺なわけで、
 他の成層火山でも、地中には異なる時代につもった地層が見られるそうです。

 場所としては日本のように大陸プレートと海洋プレートが狭まる境界(弧状列島、海溝の周辺)
 に多いらしく、この様子はまた今度説明したいと思います。




 「溶岩円頂丘(ようがんえんちょうきゅう)」 
溶岩円頂丘


 もしくは「溶岩ドーム」とも呼ばれる、溶岩の粘性が一番大きいタイプの火山です。
 溶岩の量に直結するので、山の高さは場所に寄りますが、意外とそれほど高くならないのだとか。
 ただし、山の角度だけで言えば、3種類の山の中で一番急な角度になるようです。

 もちろん流紋岩が多いのですが、場合によっては安山岩なども見られるようです。
 実は、単体でこの火山だけが見られることはあまりないらしく、
 どうやら成層火山などの他の火山とセットで見られることがおおいようです。
 火山の種類というよりは火山の中に見られるちょっと変わった場所という扱いなのかもしれません。


 
 場合によっては噴火する前に火山の中でかなり固くなってしまい、
 噴火口にふたをしてしまうこともあるらしく、ひとたび大規模な噴火が起こると被害が大きいそうです。

 ちなみに、噴火する前に火山の中で溶岩が固まってしまうこともあるらしく、
 噴火と共にその固まった石が一気に押し上げられたものは火山岩尖とも呼ばれます。
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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