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潮の満ち引きと三角州の関係

 どうもこんばんはライネです。
 それではさくっと、もうひとつの三角州について説明してしまいましょう。

 昨日登場した3つの三角州は「川の土砂を持ってくる力」と、
 「海の土砂を持っていく力」によって作られました。

 今日の三角州というのは、海の力には違いないのですが、
 「海の潮の満ち引きの力」がポイントになります。


 そもそも三角州というのは、川の流れが2つ3つと分かれていく場所です。
 その結果、川と海にかこまれた、三角形さんに近い形の陸地が出来上がるわけです。
 ところが、潮の満ち引きが強い場合、海に対して真っ直ぐな陸地になるそうです。

エスチュアリ状三角州


 ついでに川も、いくつかに分かれるものの、そのあとは真っ直ぐ流れていくので、
 陸地の形は四角形に近い形となるそうです。
 このような三角州を「エスチュアリ状三角州」と呼ぶそうです。


 さて、昨日の三角州も含めて、三角州そのものは地形図でみつけるのも簡単です。
 海に近い地域で、川がいくつもに分かれていれば、それが三角州です。

 土地利用も氾濫原の後背湿地のように、平坦で水の多い場所なので、
 大規模な水田地帯になることが多いようです。

 海に近い地域というのは、それだけで交通の便が良く、人も集まりやすい場所になりますが、
 上流で降った雨が川を増水させるだけでなく、台風や津波で海からの被害も大きくなります。
 というわけで、護岸工事や堤防の建設などが行われていることも多いようです。
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谷底平野は堆積作用でつくられたの?

 どうもこんばんはライネです。

 最近、コンビニで売っている「感じる巨峰」というジュースにはまっています。
 食感が何とも言えないのですが、この食感はブドウのものではなく、
 アロエのものだそうです。

 そんなのアリなのかと、初めて買ったときには思ったのですが、
 アリでした。



 さて、扇状地、氾濫原、三角州と沖積平野の説明をしてきました。
 この3つは解りやすいのですが、もうひとつ「谷底平野」という地形があります。

 ところが正直なところ、これが堆積平野の一部である沖積平野なのかと言われると、
 少し疑問が残ります。
 この違和感を説明するために、まずは川が流れる谷について説明しましょう。


 とはいえ、それほど複雑なものではありません。
 簡単に行ってしまえば、川が作る谷は「V字谷」というもので、
 下に下に「削られて」いきます。

V字谷


 削られているのだからV字谷が「侵食」によってできたのは確定だと思いますが、
 問題は「谷底平野」と呼ばれる場所です。

 そもそもV字谷のように深く下に向かって削るのは、流れが急だからでしょう。
 流れが急ということは、平野ではちょっと考えられません。
 例えば地殻変動などによって地形が盛り上がることで、V字谷はつくられるはずです。

 日本のように新期造山帯に位置する場所は、まさしく地殻変動がおこって、
 山地が作られたV字谷がたくさんあるはずです。


 ちなみに11月8日の「造山運動・造陸運動」を参考にしてほしいのですが、
 地形が盛り上がることと、海が下がることは同じ意味です。
 なので、何らかの理由で海が下がっていっても同じ現象が起こるはずです。



 V字谷はこんな感じでできたとして、ここからどうやって平野が生まれるのでしょうか。
 シンプルに考えるとすれば、V字谷の真逆の現象が起こったとすれば納得できます。
 ようするに、何らかの理由によって川の流れが緩やかになったのです。

谷底平野


 そうすると今度は、氾濫原でも説明したように、だんだんと川は蛇行をはじめます。
 蛇行するということは、左右にゆらゆらと流れを変えていくわけで、
 段々と平らな地形を広げていくのではないでしょうか?

 さらに言えば、上流から土砂を運んできたりして、
 周辺に堆積平野をつくることも考えられます。

 と、いうわけで、どうやら谷底平野は侵食作用と堆積作用の両方で作られている
 のではないでしょうか?
 これならば、沖積平野の一部と考えても問題はなさそうです。
 

河岸段丘のつくられかた

 こんばんはライネです。
 昨日の記事で登場したV字谷と谷底平野が分かったことで、
 もうひとつの地形が説明しやすくなりました。

 というわけで、今日は沖積平野と洪積台地の中間くらいの地形で、
 「河岸段丘(かがんだんきゅう)」についてご説明しましょう。

 そういえば、先生はこの地形を「河成段丘(かいせいだんきゅう)」と呼んでいました。
 専門に地理を勉強した人はこう呼ぶそうですが、
 入門者は河岸段丘でいいでしょう。
 上級者を気取りたいなら河成段丘と呼ぶことをお勧めします。


 さて、川の流れが急なところでV字谷が作られて、
 それが緩やかになって谷底平野になったわけなのですが、
 もう一度、川の流れが急になると、谷底平野の中にまたV字谷が作られるわけです。
 これが繰り返されることによって作られるのが河岸段丘です。

繰り返し


 この地形は、平らなところと急な崖が繰り返されます。
 平らなところは「段丘面だんきゅうめん」、急な崖は「段丘崖だんきゅうがい」と呼ぶそうです。

 一番下の平面は、段丘面と呼んでも良さそうですが、
 見方を変えれば谷底平野なので、呼び方が難しいですね。
 ひとまず今回は谷底平野の方を採用してみました。

河岸段丘

 
 というわけで詳しい土地利用については、また明日見ていきましょう。


 そういえば、V字谷と谷底平野の呼び方ですが、
 「ヴイじだに」でも「ヴイじこく」でも、
 「こくていへいや」でも「たにぞこへいや」でもいいそうです。
 ご自由にお呼び下さい。

河岸段丘の土地利用

 どうもこんばんはライネです。
 今日はさくっと、河岸段丘の土地利用について説明しましょう。

 
 まず、河岸段丘は地形図ではこの様に描かれています。

河岸段丘の等高線

 複雑でわかりにくいかもしれませんが、等高線は中央に流れる川に平行に描かれます。
 この図は等高線から緩急の差を知るのにも良いですね。

 詳しくは1月29日の「等高線から断面図を描く方法」をご覧いただくとして、
 等高線が狭い範囲に沢山描かれているところは急な斜面、つまり段丘崖を示します。
 そして、等高線の間隔が広いところはゆるやかな斜面、つまり段丘面を示すわけです。
 

 河岸段丘での土地利用のポイントはこの段丘崖と段丘面で、
 一般に段丘崖のように斜面が急な場所は、あまり有効な使われ方をしていない様です。

 極端な話をすれば、何にも使われずに昔のままの姿を残していると言えます。
 具体的な土地利用としては針葉樹や広葉樹などの森が広がっています。


 その一方で段丘面は人間生活が良くみられる場所です。
 ただし、川よりも高い位置にある場合は、農業用水を引くことが難しいので、
 畑や果樹園など、水が少なくてもできることに使われます。

 一番下の谷底平野は水が手に入りやすいので水田ですね。
 ここに住んでいる人もたくさんいますが、増水した時にはひとたまりもないので、
 少し高い段丘面に街が作られることの方が多いようです。

 これらの情報を考えると、オーソドックスな河岸段丘は、
 このような地形図になっているはずです。

河岸段丘の土地利用

離水海岸と沈水海岸

 どうもこんばんはライネです。
 昨日で平野の地形の説明が全部終わってしまいました。
 

 ということで次は海ですか?
 海の地形というと島なんかを思い浮かべるのですが、どうやらそれを含めて
 大きく2種類に分けられるようです。

 平野の時と同じようにまずはこの分類から説明してしまいましょう。
 海の地形の2種類とは「離水海岸」と「沈水海岸」だそうです。

沈水と離水


 図で説明しましたが、ようするに海が上昇するか下降するかの違いですね。
 これによって、それまで「海底だったところが陸地になる」のが離水海岸で、
 「陸地だったところが海底になる」のが沈水海岸という訳です。

 これはシンプルでわかりやすいですね。
 それだけでは終わってしまうので、もう少し海と陸の関係を考えてみましょう。


 そもそも、地球ができた頃は海しかなかったという話を、11月2日の
 「陸地の誕生」で説明しました。

 なので現在ある陸地というのは、そのあと作られていったものになります。
 その結果、海と陸というものが地球にあるわけなのですが、
 海をどう定義するかによって、実は第三の領域が登場します。


 ようするに空から見たときに海水に覆われている場所を海とするのならば、
 海と陸の2種類だけで済みます。
 ほとんどの人はこの認識で海と陸を分けていることでしょう。

 けれども、海洋プレートの上を海とする場合、
 「大陸プレートの上に海水がある場所」というものが存在するはずなのです。

大陸棚
 

 大雑把な説明になりますが、海から垂直に陸地が飛び出しているわけではないので、
 陸地ではない陸地と言いますが、今はたまたま海水に覆われているけれども、
 何らかの変化で海水面が下がったら陸地になる浅い海というものがあるはずなのです。

 これを「大陸棚」と呼んでいるそうです。
 どうやら、長い地球の歴史の中では、100m程度の海水面の上下はそれほど珍しくないそうなので、
 言い換えれば、この大陸棚と呼ばれる部分は沈水してしまった部分なのかもしれません。
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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