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そうだ科博に行こう!

 国立科学博物館に行ってきました!
 滞在予定時間は3時間。
 それだけあればゆっくり全部回れると思ったのですが、さすがに3時間も感動し続けられないと自己判断して、
 期待していた地球館から回ることにしました。

 今思うと見通しが甘かったです。
 感動し続けることはできたのですが、その結果、とても3時間では全部見ることができませんでした。
 凄いよ科博さん!


 それにしても上野は、この前のマウリッツハイス美術館展で行った東京都美術館もあるし、
 国立科学博物館もあるし、他にも魅力的な施設がたくさんあるのですね。


 「申し訳ないけれど、絶対に上野動物園だけには、ライネがどんなに願っても、何をしても、
 僕は連れて行くことは出来ないから、行くなら一人で行って下さい」(先生談)


 とのことで、ここ最近の上野訪問で多少トラウマが緩和されたらしいのですが、
 それでも、トラウマの根っこにある動物園だけには近寄ろうともしてくれません。
 昨日の帰りに聞き出したのですが、どうやら幼少期の先生は、心奪われたものに呆けてしまうことが
 多々あったそうで、上野動物園にいくと確実に迷子になる子供だったそうです。
 その頃のつらい体験から、上野動物園に行く事を長い間拒否し続けているようなのです。

 お言葉に甘えて、そのうち一人で行かせていただきましょう。



  さて、科学博物館なのですが、 

 入館する前、既にシロナガスクジラを見たところから感動しました。

 詳しく調べてみたのですが、過去に地球上に存在した動物も含めて世界最大の動物なんですね。
 陸上で見あげるならば、大きな建築物を見慣れていることもあって、平気だと思いますが、
 あれを海上で見たらと思うと、気を失う程怖いでしょうね。

 船の下に見える影とか…
 たとえば波で船が揺れて、海に落ちた時にあんなのを見てしまったらとか…
 想像するだけで、怖くてたまりません。

 こちらの世界の人よりも野生動物が身近にいる事には慣れているつもりですが、
 慣れているからこそ、リアルにあの巨体がいる様子を想像できてしまいます。


  入館料は大人600円

 交通費が300円くらいだったことを考えると、安いですね。
 内容を考えても十分安いと思います。

 そのうえ、65歳以上18歳未満だと無料だとか、年会費1000円で何度でも入れるとか、
 4000千円で友の会に入会すると、何度でも入れる上に、1冊400円で年6回発行される
 科博の情報誌「milsil(ミルシル)」が送られて来て特別展にも入れるなどなど、
 さすがの国立と言えるお値段設定です。

 
 
  入館すると

 すぐにあるのが日本館で、その奥にあるのが地球館です。
 日本館は後で見ようと思ったのですが、地球館と特別展だけで時間切れになってしまいまして、 
 結局今回は見ることができませんでした。

 地球館に行く途中で見たのが、フーコーの振り子です。
 
 実は先生がほとんど使っていないデジタルカメラを貸してもらったので、
 今回、たくさん写真を撮ってきたのですが…
 ほとんど使われていなかったので、データをコンピューターに移すものが見当たりません。
 もし見つからなかったら、SDカードを読み取る機械を買って来てもらわないとなぁ… 


 フーコーの振り子とは、地球の自転を証明する方法だそうです。
 普段の生活では地球の自転を感じることはありません。
 (太陽の方が動いている様に見えます)

 これについて調べてみたので、簡単に解説しましょう。
 振り子は、重力に従って、ずっと同じ動きをし続けるとされています。

振り子

 ところが、私(観察者)は地球の自転と一緒に動いていきます。

振り子2

 私(観察者)は動いているつもりがないので、動いているのは振り子だと思います。

振り子3

 これがフーコーの振り子の原理です。
 
 ちなみに、地球の方が動いているため、本当は真っ直ぐ動いているはずのものが、
 回転したり曲がったりして見える動きの事を、コリオリの力(転向力)と呼んでいるそうです。
 面白い話なので、これに関しては今度実験してみたいと思います。


 さて、こんなペースで話していると、ものすごく長いブログになってしまいますね。
 まだメインの地球館にすらたどり着いていませんよ。
 でも、話したいことはたくさんあるので、再び長い寄り道企画が始まります!
 博物学とは、地球観察の一端なので、それもいいですよね?
 というわけで、しばらく科博ブログが続きます。


 まどろっこしいと思った方は、この連休を使って実際に行ってみてはいかがでしょうか?
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生物の分類

 こんばんはライネです。
 どこを探してもSDカード読み取り機が無く、もう買いに行くしかないのかな…
 と、思っていたら複合機に内臓されていて事なきを得ました。

 
 とりあえず昨日のフーコーの振り子がこれです。
 
フーコーの振り子


 さて地球館ですが、

 特に奥の方に行くほど見せ方が洗練されているという印象が強かったです。
 博物館というもの自体、行ったのが初めてだったので他との比較はできませんが、
 面白い魅せ方をしているなと思いました。
 順番に紹介しましょう。 


 1Fは、現在地球の様々な場所にいる生物が展示されていました。
 圧巻は一番奥の系統広場です。

 実際役立つので、悪い意味で言う訳ではないことを先に知っておいて欲しいのですが、
 どちらの世界でも科学者は分類が好きな人間です。
 こちらの世界では特に、発見された生物や、分析方法が発達しているため、
 全ての生物は種類ごとに大変緻密な区分をされています。

 科博で見た分類では、こちらの生物は動物界、植物界、黄色生物界、菌界、原生動物界、古細菌界、
 真正細菌界の7つの界に分けられているそうです。

 ところが調べてみると、実際は界より上の分類に真核生物ドメイン、細菌ドメイン、古細菌ドメイン
 という3つのドメインと言うものがあるそうです。
 

 難しい話は横に置いておいて、ようするに蟲師でギンコさんが言っていたアレです。


 トーナメント表で考えてみると、優勝の位置にあるのが生物です。
 そして、1つ1つの参加者が生物種です。
 これに関してはどちらも動かしようがありません。

トーナメント決定

 けれども、優勝に至るまでにどんな組み合わせの試合があるかというのが、
 この分野の正解の無さというか、難しさなのだと思いました。

トーナメント謎

 たぶん、これで完璧と思えるような答えが出るよりも、新しい参加者が見つかるほうが早くて、
 組み合わせを作り替えなくてはいけないとかそういう事もあるのでしょうね。

トーナメント発見

 まあ、そんな心配は気にすることもなく、比較的信憑性の高いトーナメント表が、
 標本を展示しながら、ぐるりと囲んでいる様はなかなか見ごたえがありました。
 実は自分よりも大きな生物は本能的に怖くて、はく製とはいえなかなか直視できませんでした。

 あと生物は生物でも、なかなかお目にかかれない気持ち悪いのもいくつか展示されていまして、
 楽しいのですが、怖くもありました。

 そんな私を見て先生は、目黒にある面白い博物館に行ってみようと言うのですが…
 これはついて行ってもいいのですかね? 

昔の地図なのに・・・

 科博報告ブログ3回目。

 地球館2Fは技術の階です。
 手前の楽しそうな実験コーナーで子供に混じって遊んだあとは、
 その奥にある、渋い技術の歴史コーナーが待っています。

 宇宙開発、コンピューター、テレビ、飛行機、電球などなど、
 もはや当たり前に存在しているかのように見える便利な道具がどうやって
 生まれたのかを知ることができます。


 その中で私が興味を持ったのは、まずは内燃機関(エンジン)です。
エンジン

 たぶんこちらの世界がここまで便利に見えるのは、電気と内燃機関によるところが大きいと思います。

 この前も説明したとおり、私の知る動力というのは人を含めた動物の力というのがほとんどでして、
 あとは風とか水とか、あまり使い勝手の良い物ではありませんでした。
 どうにかして、この内燃機関を理解したいのですが、工学の知識が全くない私にはまだ難しいところです。

 そういう訳で、電気も興味深いですね。
 電気そのものは解っているつもりなのですが、これが光になる理屈についても興味があります。



 そして、日本の江戸時代の様々な道具が展示されているコーナーもあります。
 江戸時代とは、今から大体400年前ということは知っていたのですが、
 思った以上に発展していたのですね。
 先生、今度は江戸東京博物館に連れて行ってください!


 そしてやっぱり、私の興味は地図でした。
 まだ宇宙どころか空を飛ぶ技術のない江戸時代にして、すでに、簡単な道具だけで、
 ほぼ完ぺきに近い日本地図が完成されていたという衝撃の事実。

日本地図

 ということは、あちらの世界でもやろうと思えば、もっと正確な地図が作れたのでしょう。
 地図作成といい、天地明察の天文学といい、展示されていた和算といい、
 400年前なのにすごいよ日本。

 そういえばこんなのありました。

世界地図600

 今の世界地図に比べてもかなり正確な世界地図ですね。
 坤輿万国全図(こんよばんこくぜんず)というそうです。

科博の隠れスポット

 衣替えということで冬用の布団に替えたのですが、これは人間を堕落させますね。
 暖かい太陽に当たった布団を取り込むと、その瞬間から奴は悪魔の如き誘惑をしてきます。

 おいでー… おいでー… 良い匂いだよー… 暖かいよー…

 気が付いたらこんな時間でした。
 こんばんはライネです。

 そして、もう少ししたらコタツという恐ろしい装置も登場します。
 コンピューターをコタツの上に置いてしまったら、もうそこから動ける気がしません。



 さて、科博でそんな画期的発明品を見てきたわけですが、今日は3Fの話をしましょう。
 地球館3Fは、鳥類と哺乳類の世界です。
 特に、奥の方にいくと、数々の巨大な動物のはく製が展示されています。
 まさに全員集合といった感じでこちらを見てくるはく製の大群が怖いくらいでした。

3f.jpg

 どちらかというと私は手前のにある森の方が好きです。
 少々私の知っている森とは趣が違うのですが、とても懐かしかったです。
 どうやら私は、ごちゃっとした森の中に流れる川が好きだということを発見しました。
 水辺の生き物コーナーがお気に入りです。


 そういえば、3Fでトイレに行こうと思ったら、奥には図書館があることを発見しました。
 残念なことに閉館時間になっていたので立ち寄ることはできなかったのですが、
 次回行ったときにはそちらの様子も見てきたいと思います。
 

 そうそう、発見と言えば地球館には屋上にも展示スペースがあるのをご存じでしょうか?
 科博のウェブサイトには無いのですが、屋上にはハーブ園がありました。

4f-1.jpg

 科博の隠れた休憩スポットだと思います。
 目線の高さに広がる様々なハーブの庭を見ていると癒されますね。

4f-2.jpg

 建物内は基本的に飲食禁止なのですが、屋上には自販機が置かれていました。
 屋上からの景色もなかなかのもので、真下は上野駅に入ってくる電車が見えるし、
 少し先には東京スカイツリーも見ることができます。

4f-3.jpg

 慢性的に運動不足な先生は、ここまででもう疲れてしまったらしく、
 真下に広がる線路を見てなかなかそこを動こうとしませんでした。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

メートル・ルール

 地球館とはいうけれど地球という惑星の事についてはそれほど展示がないんだなぁ。
 らいね。

 どうもこんばんは。 
 正しくは、「人間を含め地球上に古今存在した生物館」なのでしょうね。
 そんな科博報告日記も5日目です。

 屋上まで昇ったので、次は一気に地下3Fまで降りました。

 地下3Fってのがそもそもすごいですね。
 あちらの世界でも地下階というものはありましたが、貯蔵庫や牢屋などが精々でした。
 そう考えると、東京スカイツリーなんていう高い建物もあったりと、
 こちらは建築技術でも相当なものを持っていることが分かります。

 わたしの常識では、あんなに高い建築物を作る必要はないと思うのですが、
 電波などに関係して必要に迫られた結果作られたそうですね。

 あんな建物でも、この前のタンジェントを使えば簡単に高さを計測できるわけで、
 時間をかけて考察して良かったと思いました。


 さて地下3Fのテーマは、宇宙・物質・計測です。
 宇宙や物質に関しては、これまでに読んできた書籍でほとんど予習済みだったので、
 あまり真新しい発見はありませんでした。

 そんなコーナーではありますが、地下3Fという本来ならば光も差し込まない場所にも関わらず、
 宇宙線を観測できる装置が置いてあります。
 この装置は何か特別な霧が充満しているらしく、ここに宇宙線が入ると白い線になって現れます。
 簡単に例えるなら埃が舞う部屋に光が差し込むと、その光が線になって見える現象に似ています。

 宇宙線というものが何でも通り抜けてしまうことは大体理解していたのですが、
 こんなに地中深くでも、ものすごい頻度で観測できる様子を実際に見ることができました。


 個人的には宇宙や物質よりも計測コーナーのほうが興味深かったです。
 まずは、メートル原器(レプリカ)です。

メートル原器

 前々から、長さに関しては解説しておこうと思っていたので、ちょうどいい機会です。
 恥ずかしい話なのですが、私のいた世界では、長さに関して正確な基準はありませんでした。
 というより必要に迫られなかったのでしょう。

 こちらの言葉に無理やり変えれば国家定規と呼ぶような物があるのですが、
 何か明確な決まりがあって長さが決められたわけではなく、
 私の記憶では確か国王の歩幅か何かが基準だったはずです。

 大抵これが各家庭に1つずつ配られているので、どんな人もこれを使うことで、
 一応は、統一された長さを共有していました。
 しかも面倒なことに、先代の国王と仲の悪い人が王になったりすると、それも変わります。

 これは以前、成人男性が背筋を正して歩くときの歩幅が使われていた名残なのですが、
 見栄を張って、ものすごく長い定規を作る王もいたりして、非常にあやふやでした。
 

 こちらも、昔は似たようなものだったそうなのですが、1790年にはこれが明確に決まります。
 しかも頭の良いことに、誰もが納得する地球の長さを基準にしたそうです。

 具体的には子午線(縦線)一周分、つまり地球を縦に一周した長さの4千万分の1の距離を
 1メートルと定めたわけです。
 逆に言えば、地球の一周は4千万メートル(4万km)ということができますね。

 ところが実際には地球は真球ではなく、計測地点によって若干の誤差が生じるなどの不具合が
 あったのですが、若干の違いはあれど、1960年までは地球の長さを元にして厳密に作られた、
 メートル原器が1メートルの基準になったそうです。


 でも、これって、明確で普遍的な基準があって、厳密に作られたものではありますが、
 意味的には、私にもなじみ深い国家定規とほとんど同じ物ですよね。
 ちょっと前までは1メートルの基準となるもの(原器)をもとに、全ての長さが決められていた
 というから面白いです。

 ただ、どんなに厳重に保管していても時間が経てばどんなものでも変化してしまうので、
 現在は1983年に決められた以下の定義をもって1メートルとしているそうです。 

1メートルとは1秒の299,792,458分の1の時間(約3億分の1秒)に光が真空中を伝わる距離



 ただし、これにしてもたった30年前の出来事ですので、
 現在進行形でもっと良い1メートルを決めようという動きはあるらしいです。

 とはいえ、例え最新の1メートルでも、どんな時代の1メートルも、日常生活で計測する分には、
 ほとんど誤差以下の、違いでしかなく、目で確認できるものではありません。

 宇宙の果てまでの距離を計算しようとか、膨大な距離を考えれば誤差が積もって
 意外と大きな違いになるかもしれませんが…。


 そんなころころ変わるくせにものすごく厳密に決まっている1メートルですが、
 私のいた世界の「成人男性の1歩の距離」ともあまり変わらないというのが、笑える話ですね。
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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