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北海道の稲作地域

 どうもこんばんはライネです。
 ホイットルセーさんの農業地域区分について、大体説明することができました。
 
 という訳で今日からは、日本の農業について少し詳しく見て行きましょう。
 日本の農業はホイットルセーさんの区分では、ほとんどが集約的稲作農業で、
 北海道が集約的畑作農業とされています。

 けれども、細かく見ればもっと多くの地域で畑作が行われているし、
 果樹園もあれば、酪農も行っています。

 また、北海道は稲作をやっていないどころか、
 都道府県別の稲作(水稲)量を見比べてみると、作付面積も収穫量も日本2位です。

都道府県別稲作量


 ただ、耕地面積全体の割合を見ると北海道の稲作地帯は10%程度なので、
 そういう所を見ると、省略されてしまっているのかもしれません。


 せっかくなので、帝国書院さんの中学校社会科地図帳(平成25年発行)を使って、
 北海道の稲作地域をピックアップしてみました。
 こちらをどうぞ。

北海道稲作地帯


 全体から見れば確かにまばらなのですが、大体北海道の西側、
 特に中央部の「石狩川」の周囲では、たくさんの水田地帯があるようです。
 
 ちなみに、北海道における稲作の北限、つまり日本の稲作の北限は、
 「遠別(えんべつ)」というところで、すでに百年以上前の1901年には、
 米の収穫ができていたそうです。

 稲作は一般的には寒い地域には適さないというので、相当な苦労があったのでしょうが、
 現在では日本有数の米どころなのが北海道なのです。
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農業王国北海道

 どうもこんばんはライネです。
 
 昨日は農業地域区分では省略されている北海道の稲作についてみたわけですが、
 その他の農業を見ると、どうなっているのか調べてみました。

北海道が上位に入る農作物

 第86次 農林水産省統計表など (2010年のデータ)より


 都道府県別の主な農作物の生産量で、北海道が上位5位に入るものを拾ってみました。

 これを見ると、北海道の農業がいかにすごいか解りますね。
 小麦、ばれいしょ、生乳については、北海道が50%以上です。
 
 ちなみに、ばれいしょというのは「馬鈴薯」と書き、要するにジャガイモです。
 この他に外国から輸入をしている量もあるのですが、
 お米も含めると、北海道が無くなったら、朝ごはんが大変なことになりますね。

十勝平野と根釧台地の農業

 どうもこんばんはライネです。

 北海道が農業王国だということは良くわかりましたが、
 実はその北海道の中でもさらに凄い地域が「十勝平野(とかちへいや)」です。

 十勝平野の農業については、荒川弘先生の「百姓貴族」に詳しく書かれておりますが、
 当初は環境的に非常に厳しく、相当な苦労があったようです。


 また、日本全国で行われている稲作とは違い、十勝平野では畑作が行われているのですが、
 畑作はヨーロッパの農業でも問題となっていた「連作障害」も抱える事になります。

 その中でまさしくヨーロッパと同じような輪作を導入し、
 アメリカのような広い土地に機械を使って大規模に農業を行うなどによって、
 現在のような農業地域になったようです。

 
 ちなみに、十勝と言う地名ですが、これは都市の名前ではなく、
 北海道を14個に分けている「振興局(しんこうきょく)」の名前なのだそうです。

 振興局というのは、都道府県の中にあるいくつかの市町村をまとめて管理している機関です。
 政治的な理由もありますが、利用者からすれば北海道のように広い地域では、
 都道府県庁に行く用事があっても1日では済まないため設置されている出先機関というわけです。 
 
 十勝の由来は十勝平野を流れる十勝川から来ているらしく、
 その十勝川は現地に昔から住んでいた「アイヌ」の人たちの言葉から来ているそうです。

 じゃあどういう言葉なのかと言うと、諸説あるのでなかなかひとつに絞れません。
 Wikipediaによればその意味は「おっぱい」で、十勝川の形がおっぱい型だったらしいのですが、
 アイヌ民族文化情報センターのサイトによれば「幽霊」という説もあるので、
 あまり意味は気にしないほうが良いかもしれません。
 

 なお、十勝地域の中心地は「帯広(おびひろ)」でして、
 荒川先生の出身校であり、銀の匙の舞台である大蝦夷農業高校のモデルである、
 帯広農業高校はここにあります。
 十勝の農業なら、百姓貴族と銀の匙は最適な入門書ですね。



 一方、もうひとつの凄い農業地域として、「根釧台地(こんせんだいち)」という場所もあります。
 ちなみに、根釧という地名は「根室(ねむろ)」と「釧路(くしろ)」を合わせた言葉です。

 こちらは、雪はそれほどでもないものの、海流の関係で霧が出ることが多いらしく、
 また寒さも合わせて、農作物を育てるにはあまり適していない地域なのだそうです。

 ヨーロッパでも見ましたが、そういう地域では酪農が発達します。
 やはり日本でもこの流れは同じで、日本を代表する大酪農地域となっています。


北海道の農業地域

北海道・東北地方の銘柄米

 どうもこんばんはライネです。

 世界ではSTAP細胞という難しいけれども凄い技術が発表されておりますが、
 私は今日も日本の農業について調べていました。

 再生医療どころか、医学や生物学は私の専門とはかなり畑が違うのですが、
 この分野の可能性には驚かされますね。
 例えるなら、「仁-JIN-」で江戸時代の人が現代医学に驚いたように、
 百年後には、今では考えられないようなことが出来るようになっているかもしれません。

 ちなみに3月からの科博の特別展が「医は仁術」なのだそうです。
 ちょっと魅力!


 というわけで今日は東北地方の農業です。
 東北地方と言えば北海道と並ぶ米どころというわけで、
 まずはお米について見て行きましょう。


 一言に米と言っても、日本ではいろいろなお米が作られています。
 いわゆる「ご飯」である「うるち米」だけにしぼっても、
 コシヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれ、ササニシキなどなど、
 たくさんのお米があるわけです。

 このような名前の付いたお米を「銘柄米(めいがらまい)」もしくはブランド米と呼んでいます。
 ちなみに日本を代表する農作物であり、また多くの人が毎日食べるものなので、
 法律的にもしっかりと管理されていて、
 お米売場で見るお米には、「産地」と「品種」が明記されるようになっています。

 なので、銘柄米というのは正しく言えば、「魚沼産コシヒカリ」というように、
 どこで作られたかというものまで合わせたものを言うそうです。



 また、勝手に名前を付けていいわけでもなく、
 お米の袋に、その名前を付けていいかどうかは都道府県ごとに検査機関があって、
 そこで認められて初めて名前が付けられます。

 というわけで、より厳密な言い方をすれば「産地品目銘柄(さんちひんもくめいがら)」
 と呼ばれているようです。
 

 これらの検査機関では全国どこでも同じものをチェックしてくれているわけではないらしく、
 都道府県ごとに、「必須銘柄」と「選択銘柄」が分かれているそうです。
 必須の方ならばその都道府県の全ての検査機関でチェックしてくれるもので、
 選択の方は検査機関によってまちまちなのだそうです。

 ということは、都道府県の必須銘柄に指定されているお米は、
 その都道府県でたくさん作られているものと考えることができます。
 以下、平成25年における北海道と、新潟県を含む東北地方の必須銘柄について紹介します。
 

北海道
  彩、あやひめ、おぼろづき、きらら397、大地の星、ななつぼし、ふっくりんこ、
  ほしのゆめ、ほしまる、ゆきひかり、ゆめぴりか

 青森県
  あきたこまち、つがるロマン、まっしぐら、むつほまれ、ゆきのはな

 岩手県
  あきたこまち、いわてっこ、ササニシキ、どんぴしゃり、ひとめぼれ

 宮城県
  ササニシキ、ひとめぼれ、まなむすめ

 秋田県
  あきたこまち、ひとめぼれ、めんこいな

 山形県
  あきたこまち、コシヒカリ、はえぬき、ひとめぼれ

 福島県
  コシヒカリ、ひとめぼれ

 新潟県
  こしいぶき、コシヒカリ、ゆきの精、ゆきん子舞

 農林水産省「平成25年産 水稲うるちもみ及び水稲うるち玄米の産地品種銘柄一覧」より

東北地方で作られているお米について

 どうもこんばんはライネです。
 今日は少し暖かかったですね。
 冬の寒さもこれくらいなら耐えられるのですが、
 残念ながらまた寒くなるそうです。


 さて、今日はもう少し東北地方で作られているお米について見て行こうと思います。
 まずは、具体的な作付面積を比較してみました。

都道府県別品種別稲生産量


 ほとんどが都道府県の検査機関に指定されている必須銘柄ですね。
 ちなみに以前作った都道府県別の作付面積や収穫量とは少し数字が違いますが、
 これは参考にした資料の違いです。

 なお、この表に登場する品種ごとの作付面積(実数)ですが、
 これは都道府県の水稲全体の作付面積から計算したものなので、
 若干の誤差があるかもしれません。
 参考程度にご覧ください。


 また、全国の銘柄別生産量としては、新潟県を含む東北地方と北海道ではあまり見られない、
 「ヒノヒカリ」という品種が登場しますが、こちらは九州地方などで多く作られているようです。

 ちなみに、日本で作られている銘柄米の作付割合上位5品種は、
 「コシヒカリ」37.5%、「ひとめぼれ」(9.8%)、「ヒノヒカリ」(9.5%)、
 「あきたこまち」(7.3%)、「キヌヒカリ」(3.1%)となっているのですが、
 割合こそ多少の変化はしていますが、ここ数年間は上位5品種はこれで固定されています。
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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