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日本の気候区分

 どうもこんばんはライネです。
 間帯土壌の説明を持って、世界の気候に関する話は全て終了いたしました。

 気候因子・気候要素がはじまったのが今年の5月初頭だったので、
 4ヶ月半もかかってしまいました。


 それ以前に説明していた「地形」に比べると、
 近所の書店や図書館で手に入る資料の量が多くて助かったのですが、
 その分、とてつもなく複雑で説明しきれていないものたくさんあります。

 このブログのタイトルである「Geographico!」は、
 お分かりの通り地理を意味する「Geographic」に0を加えたものです。

 私としては日本語の「地理」という言葉に対して、一般的な学問分野ではなく、
 「地」球の「理(ことわり)」という意味で使っているのですが、
 気候について調べるために読んだ本の中にこんな一文がありました。

 気象学は、さまざまなスケールの「大気現象(気象)」の性質を探求する学問だといえます。
 物理学的な側面が強いため、地球物理学の一分野と見なされています。
 (中略)
 それに対し気候学は、地理学の一分野として発展してきました。
 (中略)
 18~19世紀の気候学では、気候を大気の平均状態と定義し、
 その地域の気候の特徴を把握することを研究目的としてきました。

  「学んでみると気候学はおもしろい」日下 博幸(ペレ出版)より


 つまり、学問分野的にはここまで説明してきたものが丁度、地理学の領域だったわけです。
 この前も書きましたが、これ以上深い話はまさしく気象の話になります。
 先生が地理学の専門家なのでここまでは先生に監修してもらうことができたのですが、
 ここから先は手探り状態になってしまう訳です。

 そこで、ひとまずこれからの予定として、気象については私の興味に関する部分を中心に、
 コツコツ勉強しておいて、少し日本の気候というものを調べていきたいと思います。

日本の気候区分

 いきなり結論というのも凄い話ですが、日本の気候区分として有名なものがこの図です。
 ちなみに、Aが北海道の気候、Bが日本海側の気候、Cが太平洋側の気候、
 Dが内陸の気候、Eが瀬戸内の気候、そしてここには書ききれませんでしたが、
 沖縄などを含めた南西諸島の気候すべて合わせると6つの気候に分かれているそうです。

 これについての詳しい話はまた明日ということにしましょう。
 
 
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北海道の気候

 どうもこんばんはライネです。
 
 さて、日本の都市について、必要な部分は調べ終えましたので、
 いよいよ気候にカムバックしましょう。


 日本における人口の多い都市として、特例市以上の約100都市を挙げました。
 けれどもそれらの都市は大部分が密集していて、
 都道府県ごとの最大都市は、そのほとんどが都道府県庁所在地でした。

 ということは、100都市の約半分、47都道府県の県庁所在地の気候を調べれば、
 大雑把ではありますが、日本に住む多くの人が共感できる気候が調べられる。
 と、いうわけです。

 人口の少ない地域に暮らす人の感覚を無視していいという訳ではありませんが、
 申し訳ありませんがとてもそこまで手が回る気がしません。

 

 というわけで、今日から日本の色々な地域の気候を見ていきたいと思います。
 まずは北からということで、北海道の気候を見ていきましょう。

 以前掲載した日本の気候区分では北海道はまるまる全て、
 名前もそのまま「北海道の気候」と説明されておりました。
 果たして北海道の気候と、一括に見てしまっても良いものなのでしょうか?

日本の気候区分

 
 そして、いきなりイレギュラーな事をしなくてはいけません。
 都道府県庁所在地の気候を調べていけばいいという結論に至っておきながら、
 北海道だけは例外的に、いくつかの都市の気候を調べる必要があります。

 理由は2つありまして、北海道の気候がまるまる全てひとつの気候であることの
 正当性を調べたいのに、ひとつの都市の気候だけ調べてもなんとも言えないこと。
 そして、北海道が予想以上に巨大であるということです。


 少々ショッキングな画像になりますが、こちらをご覧ください。

北海道でっかいどう

 北海道…、でっか!!
 同じ縮尺の日本地図を重ねてみたわけですが、
 関東地方がまるまる入るどころか、関西地方まで入ってしまいます。
 こんなに巨大な北海道をひとつの都市の気候だけ見て、
 こういう気候だねとまとめるなんて、考えられません。


 というわけで、次の8か所の雨温図を作ってみました。

北海道の都市


北海道の雨温図


 8か所でも足りない気もしなくはありませんが、確かに概ね似ていますね。
 ちなみにケッペンさんの気候区分では全て亜寒帯湿潤気候に属します。

 確かに「北海道の気候」ということで切り取ることはできると思いますが、
 まだ他の地域の気候を見ていない以上、何とも言えませんね。

 強いて言えば、8つの雨温図のうち上段の4つは、
 降水量が最も少なくなる時期が春なのに対して、
 下段は冬だという違いがあると思います。

 地図を見てもらえば解ると思いますが上段は日本海側~中央部にかけての都市です。
 北海道に限らず日本列島は中央に山脈がどどんとあるので、その山脈の西側は、
 冬も雨(雪)が多く降るということが北海道にも適応しているようです。
 
 いわば日本海側の北海道と太平洋側の北海道では、
 雨の少ない時期に少しだけ差があるということがわかりました。

東北地方の気候

 どうもこんばんはライネです。
 今日は東北地方の気候について調べてみました。

 ちなみに、昨日も登場した気候区分はこんな感じになっています。
日本の気候区分

 東北地方にかかわる部分としては、
 Bの「日本海側の気候」と、Cの「太平洋側の気候」があるようです。


 この気候区の違いを判断するためには県庁所在地だけではやや物足りなかったので、
 次のような感じで都市を選択しました。

東北の都市


 日本海側の気候にあたる都市は青森、秋田、酒田くらいですね。
 山形もギリギリ日本海側に分類されるかもしれません。

 太平洋側の気候にあたる都市は盛岡、宮古、仙台くらいですね。
 福島はもしかするとDの内陸の気候に分類されるかもしれません。

 山形と福島は2つの気候区の境界付近にあるようなので、
 参考程度にとどめるとして、雨温図を見てみましょう。

東北の気候


 青森、秋田、酒田に共通するのは、雨の少ない時期が春になることでしょうか?
 正直なところ、青森・秋田と稚内・留萌で、雨温図の形的な違いは、あまり感じられません。

北海道と東北の日本海側の気候

 あとは数値的な違いになるのですが、
 青森・秋田の方が、稚内・留萌よりも平均すると月50mmくらいは降水量が多いようです。
 気温だと、これは解りきっていることですが、全体的に5℃くらい東北の方が暖かいですね。


 一方、太平洋側の気候となる盛岡、宮古、仙台に共通するのは、
 降水量がきれいな山型、つまり夏に雨が多く、冬はやや少なくなるという事です。
 より太平洋に近い仙台・宮古の降水量は冬から夏にかけて、とてもきれいに降水量が増えますね。
 福島の降水量の変化もどちらかと言えば太平洋側のものの様です。


 雨温図の形的には山形は夏に降水量が多いという条件は太平洋側の気候ですが、
 じゃあ冬に少なくなっているのかというと、とてもフラットです。
 どちらかと言えば日本海側のそれに近いようですが、
 両方の気候区の性質をもっているようですね。

関東甲信越の気候

 どうもこんばんはライネです。
 今日から10月です。

 夏にお世話になったソルティライチの姉妹品で洋梨ソルティが売られていたり、
 今朝起きてきた先生に、古畑任三郎というドラマに起こった顛末を聞いたり、
 気温は低いのに湿度が高いので蒸し暑かったりと、色々ありましたが、
 淡々と関東・甲信越地方の気候を見ていきましょう。

日本の気候区分

関東甲信越の都市

 毎度登場しますが、まずは日本の気候区分ではどうなっているのかと言うと、
 新潟はBの「日本海側の気候」、松本、前橋がDの「内陸の気候」、
 水戸、銚子、東京はCの「太平洋側の気候」、宇都宮と甲府はDとCの境界くらい。
 という感じです。 
 
関東甲信越の気候

 前に新潟県は分類上、地中海性気候になる部分が出てくると言いましたが、
 少なくともこのデータでは新潟市は地中海性気候ではないですね。

 けれども「冬と夏の降水量の差が3倍」というのが地中海性気候の一般的な解釈なので、
 新潟市でも確実に2倍以上の差がありますし、
 場所によってはそうなってもおかしくないのかもしれません。

 一応、現在では夏の降水量が30mm未満という条件が加えられているので、
 新潟県に本当の意味での地中海性気候はありません。

 冬に尋常ではない量の雪が降ることによって、
 夏に特に乾燥しているわけでもないのに3倍の差がつくというのは、
 さすがのケッペンさんも想定外だったようです。


 さて、東北地方の時に日本海側の気候と太平洋側の気候の違いについては、
 雨の少ない時期の違いのようだという結論に至ったわけですが、
 内陸部の気候はどういう気候なのでしょうか?

 
 「内陸部」ということは海からの距離が離れているという意味だと思います。
 そう考えると、確かに松本や甲府の雨温図は海から遠い分降水量が少ないですね。

 世界の気候区分では内陸部に行くほど、乾燥地が増えていきましたが、
 どうやら乾燥とまではいかないものの、降水量の減少が日本でも見られるようです。


 また、松本・甲府と銚子の雨温図を見比べてみると解るのですが、
 海に近い銚子と内陸部の松本・甲府では気温の変化にも違いが見られるようです。
 日本と言う狭い範囲なので、はっきりと出ているわけではありませんが、
 わずかに海洋性気候と内陸性気候の違いが雨温図にも表れていますね。 

中部地方の気候

 どうもこんばんはライネです。

 昨日の冒頭の御挨拶は、夏アニメが終わって秋アニメが始まりましたね。
 というくらいにしておこうと思ったのに、何故かアニメの話で終わってしまいました。

 今日はちゃんと中部地方の気候の話をしますよ!
 異世界に日本のアニメ産業を輸出しようとするっぽいアウトブレイクカンパニーやら、
 異文化青春ものっぽい凪のあすからなどなど、秋アニメには期待が膨らみますね。

 ついでに、東京MXが見られる地域に住んでいる方ならお分かりかと思いますが、
 夜の10時から深夜2時はちょっと心配になるくらいMXがアニメづくしです。
 というよりアニメしかやってないじゃないか!!


 さて、話を元に戻しまして…
 中部地方の都市と気候をみていきましょう。

日本の気候区分

中部地方の都市


 Bの日本海側の気候になる都市は富山、金沢、福井の北陸地域です。
 Cの太平洋側の気候になる都市は静岡、名古屋、岐阜の東海地域です。
 Dの内陸の気候になる都市は高山の東山地域です。

 そして中部地方ではありませんが、滋賀県の彦根も追加してみました。
 こちらは太平洋側の気候が見られるようです。

 雨温図を見るとこんな感じになっています。

中部の気候

 

 偶然かもしれませんが、中部地方の3つの地域と気候がぴったり合っていますね。
 各気候の話はもうしてあるので、特別新しいことはないのですが、
 雨温図を見ていると、気になることがあります。


 静岡の降水量が多いことはいいのですが、名古屋と岐阜の降水量を比べると、
 海に近いはずの名古屋の方が雨が少ないのです。

 いろいろと調べてみたのですが、これだという結論には至りませんでした。
 なので以下は、半年近く気候と気象を勉強した私の勘です。


 名古屋の位置する濃尾平野の奥の方に位置する岐阜は、
 恐らく名古屋で生じた熱が海風によって移動してくるうえに、
 海から入ってきた湿った空気が山にぶつかるために、
 名古屋よりも上昇気流が発生しやすいのではないでしょうか?

 これならば海から遠い岐阜の方が降水量が多い理由になると思います。
 もし専門の方で答えがわかる方がおられましたら教えて下さい。
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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