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小地形の話 堆積平野と侵食平野

 モーレツ宇宙海賊のオープニング曲が欲しくなり、音楽屋さんでCDを買ってきました。
 ももいろクローバーZの「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」
 というのがそれなのですが、エンディング曲も入っていてお得でした。

 お目当ての曲も良かったのですが、3曲目に入っていた「DNA狂詩曲」というのが、
 これまた良くて、特にoff vocal Verで何かアニメのエンディングムービーを
 作ってみたいと思うのですが、さすがにそんな技術も道具もありません。

 こんばんはライネです。


 さて、地形図と地図の話を2か月近く続けてきたのですが、
 一応の終わりということになりました。
 長らくお付き合いいただきましてありがとうございます。


 今日から何をテーマにしようかなと考えているのですが、
 せっかく地形図を使えるようになったのだから、
 地形に関してもう一歩踏み込んでみたいと思います。

 地形図の話をする前、というともうずいぶん昔な気がするのですが、
 あの時にしていた地形の話は地球規模の地形、「大地形」と呼ばれるものでした。

 というわけでこれからはもう少し小規模な地形、「小地形」について調べていこうと思います。
 まず小地形ですが、これは小規模なゆえにたくさんの地形があります。
 そういうたくさんの事柄を扱うときは、私の経験上、全体像を把握することが大切です。


 系統だてて、全体の地形を分類してみましょう。
 まず、地形は平野の地形、海岸の地形、山の地形のように場所ごとに捉えることができます。 

場所ごとの地形

 
 その中でも私たちの生活と密接につながっているのは「平野の地形」ですね。
 平野の地形は大きく2種類に分けることができるそうです。
 どういう種類かと言いますと「削られてできた地形」か「埋められてできた地形」です。

 削られてできた地形のことを「侵食平野」と呼んで、
 埋められてできた地形のことを「堆積平野」と呼ぶそうです。
 なんとも大雑把な分類ですが、解りやすいですね。

平野の地形分類


 ちなみに私が調べたところ、もうちょっと詳しく言うのなら、
 侵食平野は物凄く長い時間をかけてもう山と呼べなくなってしまった平野だそうです。
 「安定陸塊」とほとんど意味的には共通するのではないでしょうか?

 一方の堆積平野というのも正確に言うならば、川や海がどこからか運んできた
 砂や石などでできた平野だそうです。
 なお、日本の平野のほとんどはこちらということです。
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準平原と構造平野

 どうもこんばんはライネです。
 今日は風が異常に強かったですね。


 昨日の記事で気になったことがあったので、この風の中、
 近所の図書館に行ったのですが、答えは解らずじまいでした。

 気になったことというのは、今日の内容でもありますので、
 先に今日の話をしてしまいましょう。



 昨日は平野の地形は「侵食平野」と「堆積平野」に分けられると言う話だったのですが、
 さらにこのふたつの平野を分けていきます。


 侵食平野を分類すると「準平原」と「構造平野」に分けられるそうです。

 準平原というのは、大陸規模の広い土地が単純に削られ続けた結果、
 硬い地層と柔らかい地層で若干の違いはあるものの、
 ほとんど地盤がむき出しになった平らな場所。

 準平原

 
 ここまでは解るのです。
 ところが次の構造平野というのがイマイチ良く解りません。

 色々調べてみますと、準平原が作られた頃からもう少し後の時代にかけて、
 準平原の周りに削られた物が集まってできた平野が、
 その後も平野のまま水平に削られ続けた場所だそうです。

構造平野

 場合によっては元々は海の底だったところに土砂などが水平に積もって、
 これが地上に現れた場所という捉え方もあるらしいのですがはっきりしません。

 
 これについて調べに行ったわけなのですが、
 図書館にはあまりこの手の地形の本がおいていませんでした。

 先生が言うには、入門者レベルの本はあまりないそうです。
 どうやらこれは、「結果(実際の地形)が違うこと」は解っているものの、
 どうやって作られたかに関しては研究者の間でも結論が出ていない部分もあって、
 お茶を濁している状況なのだそうです。

 
 というわけで、私のような素人には詳しいところは解りませんが、
 「荒削りなのが準平原」、「土砂でコーティングされているのが構造平野」
 くらいの感覚で把握していれば大体、大丈夫ということにしておきましょう。

沖積平野と洪積台地

 こんばんはライネです。
 1日空いてしまいましたが、今日は小地形の話の続きです。

 平野の地形は「侵食平野」と「堆積平野」に分けられる。
 ということで、堆積平野についてもう少し見てみましょう。


 堆積平野は川などによって運ばれてきた土砂などで埋め立てられた平野です。
 侵食平野が長い長い時間経過によってゆっくり出来上がった地形だとすると、
 地球規模で考えれば「最近」できたと言ってもいいくらいです。

堆積平野


 その中でも特に新しいものを「沖積平野」と呼ぶそうです。
 「沖積」という言葉は、地質年代でいうところの「完新世」の古い呼び方だそうで、
 いわば現在進行形で作られている平野ということになります。
  ※12月29日「地球の歴史と人の歴史」参照。

 特に川の場合は急な傾斜があればそれだけ「削る力(侵食力)」が強いわけで、
 たくさんの土砂を運び、それが海に近づくにつれ「運ぶ力」が弱まって、
 たくさんの土砂が放置されます。
  
削る力・運ぶ力

 ということは、堆積平野は基本的に海に近い地域に作られた地形と考えるとよさそうです。
 恐らく全世界的に海に近い地域は堆積平野があるのではないでしょうか?

 その中でも高い山はその分、運ばれる削りカスが多いわけで、
 新期造山帯の周辺などは、侵食平野よりも堆積平野が多いと予想できます。



 また、平野とはいっても、海の高さが低くなることで、
 相対的に見て高い位置にある平野となります。
 これを「洪積台地」もしくはただ単に「台地」と呼ぶそうです。

洪積台地

 「洪積」という言葉も、地質年代でいうところの「更新世」の古い呼び方だそうで、
 いわば、ちょっと前まで作られていた堆積平野がこちらにまります。

 けれども海よりも高い場所というのはそれだけで潜在的に削られやすいので、
 段々この台地は小さくなっていくそうです。



 最初、侵食平野と堆積平野の違いが良く解らなかったのですが、
 よくよく考えてみると、地表全体は時間経過によって削られ続けているわけです。
 その中でも現在進行形で堆積作用の強いところ(海の近くなど)を「堆積平野」と考えれば、
 少し納得がいく話だと思います。

 この現在進行形というのが大事で、恐らく現在は堆積平野と呼ばれている場所も、
 長い長い時間を掛ければ、あまり堆積作用が起こらなくなっていって、
 侵食平野になってしまうのでしょう。

 なのでこれは、あくまでも今を生きる人によってつくられた基準なのだと思います。
 地球規模で考えれば、どちらも大した差はないのかもしれません。



 例え話でするならば、人に出来る「しわ」を思い浮かべてください。
 地形とは逆で人間の皮膚は歳を重ねるごとに「でこぼこ」が多くなっていきます。

 けれどもたとえば、ニキビや切り傷などによっても皮膚には「でこぼこ」ができます。 
 このニキビや切り傷などによってできた「でこぼこ」が堆積平野で、
 歳を重ねることによって体全体に生じる「でこぼこ」が侵食平野です。

 若い頃には絶えなかったニキビや切り傷も、大人になって落ち着くと
 あまりできなくなりますが、そのうち歳を取って全身しわだらけになるわけです。

楯状地と卓状地

 こんばんはライネです。

 地形の話は奥が深そうです。
 ひとまず今のところの整理をしておきましょう。
平野の地形


 これらの違いは「形」や「作られ方」によるところも大きい訳なのですが、
 それは突き詰めていってしまえば「経過した時間」によるところも大きそうです。

 ひとまず大雑把な分類ができたので、これから細かく見ていきたいと思います。



 ではまずは侵食平野について。
 と、思ったのですが、侵食平野について語る前に、
 安定陸塊についておさらいしなければいけません。


 世界の大地形は作られた時間によって、
 「安定陸塊」、「古期造山帯」、「新期造山帯」に分類できます。
 こちらはすでに11月7日の「世界の大地形」あたりで説明していますので、
 詳しくはそちらを参照してください。
 

 侵食平野はとても長い時間をかけて作られた平野なので、
 そのほとんどは安定陸塊に属します。

 じゃあ、安定陸塊と侵食平野ってどこが違うのよと疑問に思いました。
 これはイコール、大地形と小地形の違いということになるようです。
 
 大地形というものは「地球内部のエネルギー(内的営力)」によって作られた地形で、
 前述の3つに分けることができます。


 対して小地形というのは「地球外部のエネルギー(外的営力)」によって作られた地形です。
 地球外部のエネルギーというと、今朝のニュースになっていた隕石なんかも、
 もちろんそうなのですが、一番大きな影響は「太陽」だそうです。

 説明しようとすると大変遠回りになってしまうので、
 詳しい話はまた後日するとして、太陽から与えられるエネルギーは、
 地球に「風」や「雨」を生み出します。
 要するに、風や雨などによって作られた地形を小地形と呼ぶわけです。



 実は安定陸塊はさらに2種類の地形に分けられるそうです。
 これが「楯状地」と「卓状地」です。

 見た目で言えば、山が延々と削られてできた荒削りな地形で、
 世界中の「大陸」の核になっている部分です。
 言い換えるなら、最初に生まれた陸地が長い年月をかけて平らになったところです。
 世界中で一番古い地形はここで見られます。


 卓状地は水平な地層が積もったまさに「卓(机)」のようなきれいな地形だそうです。
 こちらは楯状地の周辺でみられるその次に古い地形と言えます。
 楯状地とあわせて「大陸」の大部分を構成している部分だそうです。


 
 さて、ここまで説明すると解ると思うのですが、楯状地と卓状地は
 侵食平野の「準平原」と「構造平野」の説明によく似ていました。
 実際にほとんどの場合、準平原は楯状地、構造平野は卓状地で見ることができるそうです。

 注意したいところは侵食平野は小地形です。
 ようするに完全に準平原=楯状地というわけではなく、
 もちろん楯状地の中に構造平野を見ることもできるわけです。


 なんだか紛らわしいのですね。
 これはそもそも大地形とか小地形の分類そのものが、
 現在を生きる人間からみた分類なのが問題なのでしょう。 
 

 例えて言うならば、準平原は落ち着いた人、構造平野は活発な人です。
 で、楯状地は40代の人、卓上地は20代の人だと考えてみてください。

 単純に歳を取れば落ち着いていくことが多いので、
 40代の人は落ち着いてて、20代の人は活発かもしれませんが、
 世の中には40代でも活発な人はいます。
 時間経過で大体みんな変わっていくわけですが、一概にそう言い切れないわけです。

 また、先ほども言った通り、これは現時点での話なので、
 このあと10年経てば、また変わってくるかもしれません。
 人間の話なら10年ですが、地球で言えば10億年です。
 そんな気の長い話を100年程度の基準で判断しているので、
 ちょっとあいまいになるのも仕方のない話だと思ってください。

残丘・エアーズロックができるまで

 どうもこんばんはライネです。
 今日からは、侵食平野で見られる様々な地形について見ていきましょう。


 まずは準平原で見られる地形。
 とはいっても、準平原という地形は単純に長い時間をかけて削られていった場所なので、
 あまり特別な地形というものも見られません。

 そんな中で、強いて言うとすれば「残丘(モナドノック)」です。
 この地形は全体がゆっくりと削られていく中で、硬い場所だけが取り残されたもので、
 図にするとわかりやすいと思います。

モナドノック


 この地形で有名なものはオーストラリアの中央部に位置する「エアーズロック」です。
 このエアーズロックはオーストラリアの先住民の聖地で、
 現地では「ウルル」と呼ばれているそうです。

 聖地なので、これは先住民の「アボリジニ」と呼ばれる人々のものなのですが、
 現在はオーストラリア政府に賃貸している状況なのだそうです。
 そのため観光地としても世界的に有名で、一般人でも上ることができます。


 Wikipediaによれば現在エアーズロックがある地域は、
 6億年前には8000m級の山脈があったそうです。
 地球規模でとらえると、新期造山帯とか安定陸塊とか言う分類も不変的ではないのですね。


 エアーズロックが作られた過程を簡単に解説すると、
 この6億年前にあった山脈も1億年程度の侵食でほとんど平らな地形になったそうです。

エアーズロックができるまで①

 その山脈を形成していた砂などに覆われた場所では、
 圧力によって地下に硬い岩の層が出来上がりました。

エアーズロックができるまで②


 これが地殻変動によって斜めになります。

エアーズロックができるまで③


 さらにその地域が長い時間をかけて削られていった時、
 削られにくい硬い地層だけが地上に頭を出しました。

エアーズロックができるまで④

 これがエアーズロックなのだそうです。
 ちなみに、エアーズロックは地球上で2番目に大きい一枚岩なのだとか。
 オーストラリアにはこの手の地形がたくさんありまして、
 1番大きな一枚岩もオーストラリアにあるマウントオーガスタスなのだそうです。

 観光名所としてはエアーズロックの方が有名なので、あまりこちらは知られていませんが…
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

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