スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブログはじめました

 私自身も信じられないことを、人に信じてもらえるとは思いませんが、
 ある朝、目が覚めたら知らない人の家に居ました。

 酒に酔った勢いで、というならまだわかります。 
 前の晩は確かに自分の家にいたはずなのに、目が覚めたらこの様でした。


 しかも家主とは言葉がまったく通じません。
 お互い、その状況にひどく混乱したのを覚えています。


 それから大体、半年ちょっと。
 だいぶこちらの言葉も使えるようになったので、今日から日記をこちらで書かせていただきます。
 いろいろと拙い内容になると思いますが、どうか暖かい目で見守ってください。


  ライネ フラトゥース


追記:このブログは“日記なので”古い記事から並んでおります。
   最新記事は右側のメニューから選択してください。
   ・・・なんでブログって新しい順に並ぶんだろう?
スポンサーサイト

この日記の内容

 この国の言葉は勉強すればするほど、簡単になってきますね。
 偶然にも良い教師に巡り合えたということも大きいですが、
 割と早い段階で、日常生活に支障がない程度には喋れるようになりました。
 正直、文字に関してはまだ不慣れなところはありますが、
 細かいところも含めて、先生に見てもらいながら、というか、
 先生のコンピューターを占領して書いています。


 こんにちはライネです。

 さてこの日記の内容ですが、
 こちらに来てから、気づいたことをラザフォードの言葉で書き残してきたので、
 しばらくはそれに少し手を入れつつ、翻訳していきたいと思います。


 そういえば、私の両親は事あるごとに、お前はよくあれこれ聞く子供だったと、
 まだ物心付く前の私の話をする人でした。
 きっと幼い私の質問攻めには、相当苦労したのでしょう。
 その節はご迷惑おかけしました。

 そういうこともありまして、最近では親に質問することは無くなりましたが、
 それでも疑問に思うことは次から次へと湧いて出てきます。
 嫌がらせのようにその話を度々するので、今では自分で考えて答えを見つけようと、
 あまり良くない頭を抱えて、常に何かを考えていた気がします。

 こちらに来てからは、むしろ疑問に思わないことの方が少ない有様でして、
 たぶん日記の内容のほとんどは、そういう私の考えたどうしようもないこと
 が大半になると思いますので、ご了承ください。

この世界のかたち

 ブラックサンダーアイスが美味しすぎて困る。
 あと、最近暑すぎて困る。
 さらにエアコンの部屋が快適過ぎて困る。
 こちらの世界に来てから、不便さで困ることも少しあったけれど、
 それよりも快適過ぎて困ることの方が多い気がします。

 どうも、こんにちはライネです。
 さて、日記と言いましても、最近はあまり外に出ることはなく、
 家の中で先生とゴロゴロしているくらいなので、あまり書く内容がありません。
  ※先生注:変な事はしていません

 というわけで、こちらに来てから考えたことを書きます。
 まず、日本語の勉強をしつつ、一番はじめに思ったのは、
 この世界はどのような形をしているのだろうかということです。

 私が知っている限りの物理法則のすべてが一緒ですし、私もほとんど平気に暮らすことができているので、
 元居た世界との極端な違いはないと思うのですが、何分、どこから手を付けていけばわからなかったので、
 とりあえず、この世界の形を知ろうと思ったわけです。

 先生に聞けば一番正確で楽なのでしょうが、
 そもそも、その頃はまだ日本語で複雑な意思を伝えることができなかったので、
 まあできるところまで自分で考えてみたわけです。


 まず、どうすれば世界の形がわかるのでしょうか。
 私は学校だったか、本だったか、誰かに聞かされたかで、元居た世界が球であるということを知っていました。
 そして、それに疑うこともなく暮らしていました。

 世界の形を知る方法なんて、さすがの私も考えたことがありません。
 半日ほど無駄に頭を使った結果、形を知る方法というより、この世界が仮に球であるとして、
 本当に球かどうかを確かめる方法を考えればいい。と閃いたわけです。

 結局、そのあと、一晩まるまる考えて、3つの方法を発見したので以下にまとめます。
 ちなみに方法名は私が適当に付けたものなので、特に深い意味はありません。


①単純観測法
 この世界が球であるならば、どこから見ても遠く離れていく物は足元から消えていく。
  方法:巨大な船が遠く見えなくなるまでの様子を海辺から観測する。
3-1 3-2
 このとき、もしも世界が球形ならば、船が見えなくなる時には、先に船体が消え、その後に帆が消えるハズ。
 ちなみに、平面上の世界の場合、どこまで行っても船は小さくなるだけでこのような消え方はしない。
  ※空気などで光がさえぎられてしまうため、この証明は相当大きな船をつかわないと難しいかも?
  ※船の距離と視線の高さが正確に測れるならば、球の大きさも計測できるけれど、とてつもなく難しい。


②太陽(時間)観測法
 この世界が本当に球であるならば、遠く離れている場所ほど、時間(朝か夜か)が違う。
  方法:いくつかの地点で同時に太陽を観測する。
3-3 3-4
 Aの正午から、Eの夜まで、地域によって時間(太陽の見え方)が異なるハズ。
 球面以外の世界の場合、角度は場所によって変わっても朝と夜は世界で同時におこる。
  ※平面の場合、2地点の距離と太陽と角度が分かれば、太陽までの距離が計算できる。
  ※球面の場合も計算できるかもしれない?
  ※正確な時計を持った複数の人が遠い距離で同時に観測しないといけないので大変。
  ※円筒であるという説明もできるが、①、③の説明で否定できる。
  ※これは2地点が東西方向の場合に限定。南北方向の場合はまた後日に考察する。


③月(月食)観測法
 この世界が本当に球であるならば、月食の時に見える世界の影はどんな時にでも円に見える。
  方法:昔からの月食の記録から判断する。
3-5
 私の考察が合っているのならば、今までもこれからも月食の時に見える影の形は円であるはず。
 仮に、正方形ならば影はいつでも四角、三角柱の場合は三角や四角に見える。

 これは次の理由による。
 ・世界、太陽、月のうち最低でも2つは動いていないと、
  月食、夜と朝、月の満ち欠け、月の出る時間の違いなどが説明できない。
  (神様がそれぞれの天体に明かりを灯しているのなら、話は別だけど…)
 ・その結果、世界のどこから観測しても、いつ観測しても月食の時に見える世界の影が円であるならば、
  球体以外ありえない。(円の場合も考えられるが、②の説明で否定できる)


 これらのことを実際に調べることができれば、この世界は球面上にあるということが分かるはずです。

 残念なことに、こちらの世界の技術では球面から飛び出して、直接この星を観測することができることが
 後に先生から教えられました。

 先生の事を信じていないという訳ではなく、この世界の事を何も知らなかった私にとって、
 地味ですがこういう所から、この世界への理解度を増していくというか、地に足を付けて理解していく
 ということが、結構重要な事だったわけです。

 まあ、いい暇つぶしにもなったわけですが、この後もこのような、この世界の常識を、異世界人の私が頑張って
 裏付けしていくという意味の解らない遊びは続きます。 

現在位置を調べる方法(緯度編)

 物理やら数学やらというものは、神様のやっているチェスを眺めて、ルールを探すことだ。
 リチャード・P・ファインマン(意訳)

 こちらの世界の学者さんはなかなか面白い言葉を残していますね。
 こんばんは、ライネです。

 前回、物理法則なんてことを少し口走っていますが、そんなに難しいことを知っているわけではありません。
 単純に、こちらの世界でも物を投げれば私が知っているように飛んでいくとか、ベッドから落ちると痛いとか、
 その程度のことです。

 でも、先ほどの言葉にあるように、こういうのは宇宙共通のルールなわけで、
 まだ日本語が不自由だったころ、前回乗せた図を先生に見せたら、ずいぶん面白がってくれました。

 ああいう図は元々、私が紙に直筆で書いたものを、今回コンピューターで描きなおしたもので、
 オリジナルはラザフォードの言語で書かれていたのですが、それでも図から何を示しているのか
 大体読み取ってくれたようです。

 ついでに、その頃見せてもらったウェブサイトがこちら。
  地球上どこでも日食・月食・星食情報データベース (http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~x10553/)

 これもそうですが、このインターネットというシステムそのものに対して、
 家に居ながらにして多くの情報を手に入れられるのかと愕然とした記憶があります。
 もちろん、今私がこうしてブログを書いているように、誰でも自由に情報を発信できるということは、
 画期的な反面、情報の真偽を自分で判断しなくてはならないという問題もありますが…。

 まあ、それを言ってしまえば、一般的な偽の度合いこそ変われども、本当は情報というものすべては、
 自分で判断しなくてはいけないのですけれどね。


 さて、今日のお話なのですが、世界が球であることを確認したあと、私が何をしたかと言いますと、
 現在位置を確認することにしました。
 先ほどのウェブサイトでも見ることができますが、世界の様子はこのようになっているそうです。
4-1

 私が居た世界では、こんなにしっかりした世界地図を見たことがなかったので自信ありませんが、
 残念ながら私が住んでいたラザフォードに該当する場所はなさそうです。
 先生が言うには、私が今居る場所は★の位置ということなのですが、
 少なくとも縦方向の位置(緯度)ならば、私が知っている方法で確認することができます。


 その方法に関しては、次の図をご覧ください。
4-2
 イメージ的に真上にあるのですが、縦長の図を入れると紙幅がもったいないので、横に傾けています。
 まあ、宇宙には上も下もないということで、ご容赦ください。

 さて、地球がどう動いているかについてはまた後日、説明するとして、
 夜に見える星の多くは、地球の動きなんか無視できるほど遠くから光を放っています。

 その中で、いつ見ても動かない星というものがあるのはご存じでしょうか。
 こちらの世界にもあるそうで、先生はそれを北極星と呼びました。
 ラザフォードでは主神イオの星と呼んでいたのですが、これが同じ星かどうかはわかりません。

 と、いうのも、動かない星というのは、図の点線のように、地球の回転軸(自転軸)の延長線上に
 あるからという、それだけの理由だからです。

 ちなみに古くから神(北極星)は、不動にして私たちを常に見ているなんて言われてきたのですが、
 それを科学者が「星に感情があるかどうかはさておき、少なくとも不動なのは単純にそういう理屈だ」
 と言ってしまったため、私の居た世界では昔、これについて宗教家と科学者の間で大ゲンカをしたらしいです。

 まあ、そういうことで、私の言うイオと、こちらでいう北極星が同じ星かどうかはわかりませんが、
 機能的には同じだと思います。


 少し横道にそれてしまいましたが、前述のように北極星は地球の自転軸の延長線上にあるため、
 自転軸上(北緯90度)で見れば、真上、つまり目線に対して90度上の方向にあるわけです。
 この理屈で言えば、北極星の見える角度というのは、緯度と同じになるわけです。
 詳しくは図を参考にしてください。
4-3
 感覚的に違う場所から観測しているのだから、見え方が違うのではないか。
 と、思うかもしれませんが、北極星の位置は観測地点の違いを誤差にするほど、遠い場所にあるので、
 恐ろしいほど正確な計器を使わなければ違いは出ないと思います。
 ただでさえ目分量な目線の角度なので、むしろそっちの誤差のほうが大きくなるかと思います。

 ここは、夜でも異常に明るいため、星が見えにくいのですが、この方法を使えば緯度を知ることができます。
 判断方法が逆になってしまいますが、目線の角度が30~40度になればこの方法が正しいことがわかりますね。

 経度を知る方法もあると言えばあるのですが、この方法は絶対的な位置を知ることができるわけではないので、
 また今度お話したいと思います。
 それではまた次回。

子午線ってどういう意味?

 日本語の勉強だと思ってTVをよく見るのですが…
 ぷっちょのCMが怖いいいいぃぃぃ!!!

 CMというのは要するに、商品を売るためのお知らせなのです。
 確かに新商品などを店先で声を出して売るより、はるかに広く大勢に知らせることができると思いますが、
 逆イメージがついてしまうような方法を取るのはいかがなものかと思う異世界人のライネです。
 こんばんは。

 こちらではそれが普通なのですかね?
 印象づける事には成功していると思いますが…


 さて、TVといえば、先日までオリンピックなるスポーツの祭典がやっていました。
 ラザフォードでも似たようなお祭りというか競技会はあるのですが、
 あっちのに比べて、こちらはずいぶん安全を考えていますね。
 基本、ラザフォードのは死人が出ますよ?
 こちらに比べて一般に寿命以外での死が身近なので、あんまり問題視されませんけどね。

 むしろ競技会で結果を残すと、一般庶民でも下級貴族入りというか、
 身分が上がったり、特別な仕事に付けたりするという方が魅力のようです。
 まあ私は出ようと思ったことすらありませんし、参加者は化け物のような人しか出ませんしね。

 ちなみに私はこちらのオリンピックでは段違い平行棒がすごいと思いました。
 そもそもオリンピック競技の体操というのは、あの近所のちびっこが広場で朝やっている
 ラジオ体操とかの体操の延長線上なのですかね?

 それにしては何か物理法則を無視しているというか、超人的というか、
 こちらの世界にも、魔法使いっているのでしょうか?
 んで、その中でも段違い平行棒はちょっと、いい意味で理解に苦しみます。
 凄すぎる…

 たぶんあれができるのは、ラザフォードでもごく一部の魔法使いくらいだと思います。
 魔法使いの話についてはまた今度。※
  ※先生注:「魔法使い」はライネが説明するものを私が無理やり日本語にしたものです。


 あと、先生はオリンピックでは開会式が一番好きだそうです。
 こちらの競技会は国単位がグループになっているので、あの国はどこにあるとか、あの国はどうだとか、
 世界地図片手に、熱心に語っていました。
 まあ、ありがたいのですが、先生は自分の趣味の世界に入ると、ちょっと暑苦しいです。※
  ※先生注:ごめんなさい。



 そんな、先生の話で知ったのですが、オリンピックが開催されたロンドンは世界の中心だそうです。
 球の中心が表面にあるなんておかしな話だとおもうのですが、そういう数学的な話ではなく、
 歴史的にすごく力を持っていたという意味だそうです。


 その名残として、今もロンドン郊外に位置する旧グリニッジ天文台という所には、
 経度0度があるそうです。
 なるほど、確かにそれはある意味中心ですね。


 旧グリニッジ天文台というからには新グリニッジ天文台はどこにあるのかと、調べたところ。
 そんなものはないそうです。
 というか、昔は天文台として機能していたけれど、今はもう建物はあるけれど、そこで天体観測を
 しているわけじゃないという意味で旧だそうです。

 日本語って難しいですね…。



 もうひとつついでに、経度0度の事を、日本語では本初子午線と呼ぶそうです。
 本初という意味に関しては、まあ0の事を言っているのだろうなとわかるのですが、
 子午線ってなんでしょうか?

 これに関しても調べたところ、子午線というのは日本語で経線の事だそうです。
 昔の日本は、今でいう十二支で方角や時刻を示していたらしく。


 丁度時計の12時の位置がねずみの「子」で、1時が「丑」、2時が「寅」といって、
 6時の位置にくるのが馬を示す漢字の「午」だから、12時の方角から6時の方角をつなぐ線で、
 子午線と呼んでいるそうです。


 んで、昔は12時間ではなく、時計を24時間で示していたので、午はお昼の12時ということになります。
 なるほど、だから午よりも前の時間のことを「午前」、後の時間を「午後」って呼ぶんですね。

 日本語って本当にややこしいなあ…。
プロフィール

ライネ

Author:ライネ
ライネと申します。
先生の家に居候するラザフォード人です。
現在この世界のことを勉強中。
リンクとかもろもろ含めて商業的利用以外ならご自由にどうぞ。面白そうな企画には飛び乗ります。

合言葉は「真面目な事を不真面目に!」
記事の真偽は自己責任でお願いします。

つぶやき
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
のべ閲覧者
姉妹サイトへ
Geographico+

地理の問題集ブログ。
難易度は大学入試くらい?
(諸般の都合で開店休業中)



Geographic@!
もうひとつのGeographico!
楽しく学べる地理小説?
地理の質問募集中

名前:
メール:
件名:
本文:

ラグナロクオンライン
海外いろは
海外赴任・留学・出張の総合情報サイト - JCMの「海外いろは」 海外赴任の総合情報サイトです。海外赴任時の出発までの準備、現地での生活、子供の教育、そして日本への帰国に至るまでの情報を掲載しています。また、海外留学・海外出張に関する情報も掲載しています。
管理用
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
ページワープ機能

Designed by 石津 花

最新コメント
最新トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。